商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2017/10/30 |
| JAN | 9784488118433 |
- 書籍
- 文庫
絞首台の謎 新訳版
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絞首台の謎 新訳版
¥814
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商品レビュー
3.2
7件のお客様レビュー
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夜霧のロンドンを走る自動車。ハンドルを握っていたのは首を切られた黒人運転手。車の持ち主であるエジプト人エル・ムルクが行方不明に。彼に送られた絞首台のおもちゃ、警察に告げられた謎の街ルイネーション街。エル・ムルクが関わった決闘事件。 旧訳版は読みにくくて大変だったけど、新訳になりだいぶ読みやすくなった。死者が運転する車がロンドン市内を走り回り、幻の街を探すとか色々魅力的な謎があるけどトリックとかはちょっとイマイチ。それよりもバンコランのキャラクターが良い。仲間である警部からも恐れられるし、エル・ムルクを助ける理由が酷すぎる(笑)推理小説読んでるとかはちょっと面白い。このまま『四つの凶器』やバンコランは出ないけど『毒のたわむれ』も新訳にならないかな。
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アンリ・バンコランシリーズ第二作。カーはどうやらスロースターターだったようだ。 読了後は、冒頭の怪奇幻想的な雰囲気で惹きつけて、強引に辻褄を合わせた時の江戸川乱歩作品みたいだという感想を持った。しかし、謎解きの核を怪奇幻想譚の一部にする狙いがあるという解説を読んで納得。 この頃の怪奇>探偵の不等号が後年の不可能犯罪の巨匠という評価と乖離を生んでいるのかもしれない。
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図書館で見かけて、何の気なしに(ミステリが好きという、単純な理由で)手に取ったが、まさかのアンリ・バンコラン2作目というオチである。 語り手ジェフ氏ももちろん「はじめまして」なので、まずは人名と人物相関図を把握するのに手間取った。 次なる難関は、やけに派手好きな描写である。修飾語の、なんと多いこと。結局何が言いたいの、つまりどういうこと? という疑問を通り抜けてどうにか読了。 そういえばアメリカの作家とはあまり相性が良くなかったな(つまり途中で挫折する作品が多い)と思い出した一作であった。 とはいえ、途中、謎解きのパートが始まると非常にスムーズにページが進んだ。 特に最後のページ、バンコランの悪魔的ほほえみは、彼がこうなることを見越していたのでないかと思えるほど。 これまでミステリの主役たる探偵は「善人」ないし「正義の塊」であることが多かったので、私にとっては初めての、「悪魔的な」探偵であった。 なるほど、これはこれで乙である。せっかくだからバンコランシリーズ一作目も読んでみようかなと思わせてくれる作品だった。
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