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アウグスティヌス 「心」の哲学者 岩波新書1682
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アウグスティヌス 「心」の哲学者 岩波新書1682

出村和彦(著者)

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アウグスティヌス 「心」の哲学者 岩波新書1682

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2017/10/21
JAN 9784004316824

アウグスティヌス

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商品レビュー

3.9

8件のお客様レビュー

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2026/02/08

「日本一たのしい哲学ラジオ」で特集されていて興味を持ったので、入門書として購読。キリスト教を新プラトン主義と結合させて論理立てたという思想に興味があったのだが、基本的な内容はアウグスティヌスの生涯だった。今の自分の興味とは少し違ったかも。

Posted by ブクログ

2026/02/02

 本書はアウグスティヌスの生涯を短い紙幅で鮮やかに描き出す本である。アウグスティヌスについて書かれる本は大抵『告白』の内容をなぞる、あるいは『告白』そのものを読むことへと読者を招く。しかし本書はもちろん『告白』の概略は記すものの、むしろ『告白』に書かれていないことを著者の長年にわ...

 本書はアウグスティヌスの生涯を短い紙幅で鮮やかに描き出す本である。アウグスティヌスについて書かれる本は大抵『告白』の内容をなぞる、あるいは『告白』そのものを読むことへと読者を招く。しかし本書はもちろん『告白』の概略は記すものの、むしろ『告白』に書かれていないことを著者の長年にわたるアウグスティヌス読解に基づいて実に生き生きと読者に示していることが印象的である。  アウグスティヌスの生涯は『告白』に記されているような自らの宗教的体験に加え、様々な形での論争に明け暮れた生涯である。多くの本ではモニカとのやり取りに焦点が当てられたり、ドナティスト論争やペラギウス論争の詳細に記述が集中する。しかし本書はそれらの論争がどのような影響と切実さをもってアウグスティヌスを巻き込んでいったのかが、アウグスティヌスその人の近くにいた人々とのやり取りを通して描かれている。ともすればその混雑した議論の中で読者は論争の描写の内に迷い込み、誰が何をどんな風に問題にしたのかがわからなくなってしまうこともあるかもしれない。しかし本書はドナティストやペラギウスが現代にも通じるようなある種の誠実さを突き詰めようとした人々であることを浮き彫りにし、それに対するアウグスティヌスの基本的な立場を提示してくれるのである。その議論の最終的な調停がどのような経緯をたどったのかも含め、アウグスティヌスに興味を持つ読者がそのあとに錯綜した議論が展開されるアウグスティヌスの著作そのものに分け入ろうとする際の大きな手掛かりを与えてくれる。  本書は小さな一冊でありながら一切の妥協なくアウグスティヌス自身の言葉からアウグスティヌスが自らの「心」をどのように見いだし、それに言葉を与えていったのかを鮮やかに描き出す。ピーター・ブラウンの浩瀚なアウグスティヌス伝を背景にした著者の長年の読解はアウグスティヌスの「心」そのものを読者に伝えるものであり、そこに描き出される心の哲学は本書を稀有な一冊としている。『告白』によっては語ることのなかったアウグスティヌスの心の内を汲み取る本書は、アウグスティヌスの人生を画するそれぞれの著作や出来事を紐解く読者に生けるアウグスティヌスの姿を提示し、その著作群の豊かさを伝えてくれるものである。アウグスティヌスその人のことを知るためだけでなく、今という時代を捉え直すためにも、繰り返し手に取りたくなるアウグスティヌス伝である。

Posted by ブクログ

2025/10/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アウグスティヌスの評伝。『告白』を読んでいるので割りと前半の生涯については知ってたりすることもあったけど、アウグスティヌスの哲学を解説してくれてたりして分かりやすく面白かった。崩壊していくローマ帝国でローマが破壊されたり大きな時代の流れの中でアウグスティヌスが何を考えどう感じたのかとか想像すると面白いな~。ペラギウスとの論争、『神の国』『三位一体』とか興味深いから読みたいな。

Posted by ブクログ