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うしろめたさの人類学
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ミシマ社 |
| 発売年月日 | 2017/09/16 |
| JAN | 9784903908984 |

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商品レビュー
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99件のお客様レビュー
エチオピアでのフィールドワークの経験を元に、我々を取り巻くもの(経済、感情、関係、国家、市場、援助、公平)について再構築しながら考えていく。社会学のような哲学のような内容だった。
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確か贈与についての文脈で、いつだったかの「ほんのれんラジオ」で取り上げられていた1冊。 自画自賛も甚だしいが、それは見事に「アンタが気になってた本だよセンサー」が働いた! ここのところ、暇があったら考えている事柄の中に、メインではないけれどふわっと浮かぶのが「贈与」について。 ...
確か贈与についての文脈で、いつだったかの「ほんのれんラジオ」で取り上げられていた1冊。 自画自賛も甚だしいが、それは見事に「アンタが気になってた本だよセンサー」が働いた! ここのところ、暇があったら考えている事柄の中に、メインではないけれどふわっと浮かぶのが「贈与」について。 こちらの本は、著者の最初に経験したエチオピアでのフィールドワークを基礎にして、不均衡な世界のバランスを取り戻すための方法論を模索する中から、キーワードとして「うしろめたさ」、そしてそれを是正しようとする個々人の行為…その中でも特に「贈与」に着目する内容が印象に残った。 まず、エチオピアと日本における社会的弱者に対する違いがエピソードとして語られる。 あまりよい言葉ではないが、先進国として、すべてが美しく均された環境の日本で、たとえば精神疾患や貧困にみまわれた人々について、普段の生活では見えないものとされている…と著者は言う。 最貧困国のひとつであるエチオピアでの社会的弱者は、社会が均されていない故に普段の生活の中に共存している感覚が強い。 どちらが良いとか悪いではなく、ただただそこに、差異がある。 感情の章では、ちゃんと考えたことはなかったけど言われてみれば当たり前にそうだわ!と思うところもあった。 たとえば、 市場に出た商品(モノ)が貨幣と交換されることで、そのモノの所有権の移動には余計な感情は排除される。 贈与と商品の差異もここにある。 購入した商品が誰かにプレゼントするものだった場合、そこに値札を排除したり、ギフトラッピングを施すことにより、それは新たに贈り手の感情をまとうモノになる。 そしてさらに読み進めていった先、 市場と国家と社会はそれぞれが癒着しながら、それらを支えるのが個々人の行為であるという指摘も、言われてみれば当たり前なのに普段あまり気にしてなかったと気づけたのも面白かった。 主には市場の発展がもたらしてきた、富の不均衡について、自分の立ち位置から、そして自分の価値観から、いわゆる恵まれていない境遇の人を見た時に起こる、えも言われぬ「うしろめたさ」の感情をどう扱うのか。 資本主義の理屈で自己責任論を振りかざし、見て見ぬふりをすることもできるし、うしろめたさの感情をそのまま(自分なりの)再分配へ繋がる行為に変えることもできるだろう。 いろんなケースで諦めずに考え続ける、個々人の関係の中で、その先の社会がより良くなる行為を返す人でありたいとは思う。 …とても興味深くて面白いのだが、 いまいちうまくまとまらないな。 ただ、これから先、自分なりに出会った社会の不均衡に今までとは違うアクションを考えるきっかけには必ずなるだろうな、と思わせてくれる本だった。
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面白かった! 割と普段思ってることと似通ってたけど その気持ちの正体が、 うしろめたさ だったとは… 少々うしろめたさという用語を使うには 主語が大きすぎる展開になるところも あったけど 確かに取りあえずはそこに頼るしか… みたいな事は私も思う。 これを起点に 伊藤計劃の虐...
面白かった! 割と普段思ってることと似通ってたけど その気持ちの正体が、 うしろめたさ だったとは… 少々うしろめたさという用語を使うには 主語が大きすぎる展開になるところも あったけど 確かに取りあえずはそこに頼るしか… みたいな事は私も思う。 これを起点に 伊藤計劃の虐殺器官やハーモニー 平野啓一郎の本心 葉真中顕のロストケア とかを読み進めていくのも 面白い試みかなと思った。
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