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サラバ!(下) 小学館文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2017/10/06 |
| JAN | 9784094064445 |

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商品レビュー
4.4
398件のお客様レビュー
個性的な家族の中で主人公圷歩が身につけた処世術は受け身の姿勢。それでも外見の良さもあり女性には常にモテて、仕事もフリーライターとしていっぱしになっていた。これが上巻中巻までのお話。下巻では状況が一変する。中年にさしかかった歩の頭髪が薄くなり始め、仕事もうまくいかなくなる。付き合っ...
個性的な家族の中で主人公圷歩が身につけた処世術は受け身の姿勢。それでも外見の良さもあり女性には常にモテて、仕事もフリーライターとしていっぱしになっていた。これが上巻中巻までのお話。下巻では状況が一変する。中年にさしかかった歩の頭髪が薄くなり始め、仕事もうまくいかなくなる。付き合ってやってる、くらいに思っていた彼女には浮気という裏切りを受け、みるみる間に自信を無くし、卑屈になっていく。 どこで間違ったのか、歩は悩み、人との関わりも避けるようになる様がリアルだった。 結局、自分が信じるものは人の価値観に委ねてはいけない、ということなんだと 思った。
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グッと心が熱くなるような読後感。 信じられるものは自分自身、自分の中にすでにあるもの。だけどそれを見つけるためには人は動かなければいけないのかもしれない。はじめからここあるんだけど、じっと待っていても見えない。動き出したときに見つかるものなのかもしれないと感じた。 サラバ。「生きていることは、信じているということだ」「僕は神様に出会い、出会った瞬間、別れを告げることが出来るのだ」「生まれた場所に触れた途端、別れの気配がしている。でも僕は、決して絶望しない」「僕は僕を、信じている」 生まれた瞬間、死ぬことは決まっている。それが人生。それでも生きていくということは、私は自分自身を信じているということなんだ。信じることができるなら、私はとても強くなれると思う。そう励まされる言葉だった。
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急に髪の毛の描写が増えたのが面白かった笑 自信を持てなくなると人って卑屈になるんだね〜 順風満帆な人生を送る勝ち組の人ってずっとそう生きていくんだと思ってたけど、こんなにも脆くステータスって崩れ去るんだなあ 信じるものは何か?私はわざわざ探して何かに頼らなくてはいけないとは思わない。自分自身を完璧とは思っていないけれど根拠なき信じられる気持ちがある。でも何故だろう。ヤコブのように信じることが日常なのか?そうでもない気がする。一度自分自身を振り返るきっかけになった本です。
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