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サラバ!(中) 小学館文庫
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サラバ!(中) 小学館文庫

西加奈子(著者)

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サラバ!(中) 小学館文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2017/10/06
JAN 9784094064438

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商品レビュー

3.9

191件のお客様レビュー

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2025/11/22

両親の離婚、それに伴う帰国から、歩がライターとしての仕事が軌道に乗り始めた26歳まで。 日本に帰国して母子3人の生活が始まるが、当然雰囲気は最悪である。歩は相変わらず、ハイスペックをひけらかすことなく、しかしそつなく学生生活を送っていく。恋愛事情とかも、いかにも男子中学生の恋愛...

両親の離婚、それに伴う帰国から、歩がライターとしての仕事が軌道に乗り始めた26歳まで。 日本に帰国して母子3人の生活が始まるが、当然雰囲気は最悪である。歩は相変わらず、ハイスペックをひけらかすことなく、しかしそつなく学生生活を送っていく。恋愛事情とかも、いかにも男子中学生の恋愛、って感じで、男友達といる時の心地良さと恋が成就した後彼女と過ごす時間を天秤にかけて悶々とする描写のリアリティには驚かされる。 そして須玖との出会いである。どうしてもヤコブと重ねながら読んでしまう。歩は曲者揃いの圷家、あるいは今橋家で揉まれて育っただけあって、人を見る視点が一貫(その軸を作ったのは主に、というかほぼ姉である)しているし、その歩のお眼鏡にかなった友人はとても素敵な人物に思える。しかし須玖との関係もあまり長くは続かず。 中巻の最後、父と母の離婚の事情がまだわからないとはいえ、どこまでもお人好しな父を歩が責める場面では、歩が父を想う複雑な、歯痒い感情を爆発させている。身勝手に自分の道を進む母や姉に求めていることを、父がやってのけてしまった。ちゃうねん、そっちじゃないねん。みんな何にも言わんと決めて。こんな感情自分は味わったことないけど、歩に共感させられてしまう、そんな描写だった。 父と母はなぜ離婚したのか。姉はどこに向かうのか。歩は、最終的に鴻上を選ぶのか。この話は最終どこに着地するのか。下巻が楽しみです。

Posted by ブクログ

2025/11/20

圷歩は父のエジプト赴任に帯同したが、母と先に帰国する。エジプトの親友ヤコブとの別れ、両親の離婚、恋愛、高校時代の親友との親交と別離、東京での大学生活、少年期から青年期までが語られる。そこに信仰宗教みたいな要素もテーマを絞りきれない物語だが散らかることもなく引き込まれるのが不思議。...

圷歩は父のエジプト赴任に帯同したが、母と先に帰国する。エジプトの親友ヤコブとの別れ、両親の離婚、恋愛、高校時代の親友との親交と別離、東京での大学生活、少年期から青年期までが語られる。そこに信仰宗教みたいな要素もテーマを絞りきれない物語だが散らかることもなく引き込まれるのが不思議。 不思議すぎる歩の姉はどうなるのか下巻が楽しみ。

Posted by ブクログ

2025/11/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

僅か2回の通勤時間で読み終えてしまった…! 歩の学生期が淡々と(色々起こりはするものの)過ぎていくだけかと思いきや、喪中に返り咲く母、巻貝の姉、俗世を捨てた父…圷家イベント起こりすぎ。おかげで最後の1行まで、絶対に読み落とすものかと、かじりついて読みました。残り一巻しかないなんて…!(もっと読んでいたい!)

Posted by ブクログ