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鹿の王(4) 角川文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2017/07/25 |
| JAN | 9784041055106 |

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鹿の王(4)
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商品レビュー
4.2
234件のお客様レビュー
圧倒的に上質なファンタジーを読んだ、読ませていただきました。最高...。 生きること、生かすこと、病の不条理、生命の神秘を、ときに国と国、民族と民族の対立や共生として壮大に、ときに細胞一つひとつの働きとして緻密に描いた物語。 4巻目の解説にもあるが、本書の1番の魅力は、ファンタ...
圧倒的に上質なファンタジーを読んだ、読ませていただきました。最高...。 生きること、生かすこと、病の不条理、生命の神秘を、ときに国と国、民族と民族の対立や共生として壮大に、ときに細胞一つひとつの働きとして緻密に描いた物語。 4巻目の解説にもあるが、本書の1番の魅力は、ファンタジーといっても根本的解決の手段を魔法や超常現象に頼らない点。人々や動物が懸命に生きようともがく姿が、または上橋さんが丁寧に描き出す湿った草木の匂いや、部屋に差し込む光の淡い色などの風景が、何か現実世界の延長のような感覚で自身を異世界に投影してくれる。 生きることだけでなく、死ぬこともまた、生き物の身体には、その生のはじめから仕込まれている── それでも祖国が消えることは、この世に生まれた、たったひとつの形である私が消えることは、哀しいものですよ── 身体の中で起きていることは効率的な生と死の循環であるにもかかわらず、その働きを司っているはずの脳では哀しいと感じでしまうのは、なんとも不思議だなぁ、と思う。
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最終巻。ヴァン軸とホッサル軸が合わさって進んでいく。勢力の関係図が複雑でちょっと難しい。ラストがかなり解釈や想像の余地を残す描き方で、私としてはスッキリしなかった。きちんと決着まで描いてほしかった。
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かつて人と獣が共に生きる地を描いた小説『鹿の王』。上橋菜穂子が紡いだ物語は感染症と闘う人々の姿を通じて命の重さを問う。主人公は愛する者を守るため必死に抗いその歩みは読者に「生きるとは何か」を突きつける。文明が進んでも病や災禍は人間を試す。だが互いを思いやる心があれば困難も越えられ...
かつて人と獣が共に生きる地を描いた小説『鹿の王』。上橋菜穂子が紡いだ物語は感染症と闘う人々の姿を通じて命の重さを問う。主人公は愛する者を守るため必死に抗いその歩みは読者に「生きるとは何か」を突きつける。文明が進んでも病や災禍は人間を試す。だが互いを思いやる心があれば困難も越えられると教えてくれる。疫病の記憶が新しい今だからこそこの物語の響きは深い。結局強さとは孤立にあらずつながりにあるのだ。
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