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ハイファに戻って/太陽の男たち 河出文庫
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ハイファに戻って/太陽の男たち 河出文庫

ガッサーン・カナファーニー(著者), 黒田寿郎(訳者), 奴田原睦明(訳者)

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ハイファに戻って/太陽の男たち 河出文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2017/06/06
JAN 9784309464466

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ハイファに戻って/太陽の男たち

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商品レビュー

4.7

34件のお客様レビュー

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2024/06/06

絶対に読んで!

パレスチナなんて、なんか全然ピンと来なかった自分が、こんな気持ちになるなんて。パレスチナのことがわかったなんて、とてもいえないけれど、何かを感じてしまった。この本、一読お勧め・・・じゃなく、絶対に読むべきです。そして、何かを感じてみて下さい。

ノリ猫

2026/02/26

読みかけになっていた本を読み切った。 ガザへの侵攻が話題になった折に購入した一冊。 7つの短編から構成されている。 パレスチナを舞台に生きる厳しさ、人間の辛さが描かれ、心に迫る。 どの物語も読んでいると、現実の理不尽さに涙が出そうになってくる。 特に表題の「ハイファに戻って」と...

読みかけになっていた本を読み切った。 ガザへの侵攻が話題になった折に購入した一冊。 7つの短編から構成されている。 パレスチナを舞台に生きる厳しさ、人間の辛さが描かれ、心に迫る。 どの物語も読んでいると、現実の理不尽さに涙が出そうになってくる。 特に表題の「ハイファに戻って」と、「太陽の男たち」は、胸に迫るものがあった。 彼らのことを考え、声に出すだけで、現代に生きる人たちは許されていいのか。 こんな人為的な理不尽に見舞われている人を、今まさに見殺しにしている。 胸が押しつぶされる。

Posted by ブクログ

2026/02/24

この中の物語のほとんどは実際にカナファーニーが見てきた、体験してきたことでしょう。楽しく読める話しではないが、文学として表現してくれているからこそより私たちの深いところに訴えかけ、伝わってくるものがあった。 カナファーニーは36歳で、作家としてまだこれからどんなに書けたかと言う...

この中の物語のほとんどは実際にカナファーニーが見てきた、体験してきたことでしょう。楽しく読める話しではないが、文学として表現してくれているからこそより私たちの深いところに訴えかけ、伝わってくるものがあった。 カナファーニーは36歳で、作家としてまだこれからどんなに書けたかと言う時に車に仕掛けられた爆弾によって、テロによって爆殺された。 生きていたらきっとノーベル文学賞をとっていたに違いないと言われている。 眉をひそめて どんなに悲しいことを語っているかを話すのではなく、どんなに美しく 小説としておもしろく読めるのかを伝えたい。 1番好きだったのは、『戦闘の時』という短編。 戦闘の時を生きる10歳の主人公、ぼく。両親と7人兄弟、父の妹の家族、そして家中のポケットを探ってコインを探し新聞を買ってしまう祖父…との暮らし。 ぼくと従兄弟のオーサムは、籠をさげ、市場にいって食べ物を確保(盗み)するのが日課。戦闘の最中に生活するというのはつまりそういうことなのだ。 ある日籠をいっぱいにした市場の帰り、ぼくは、りっぱな分厚い靴を履いた警官の、その靴の下に吸い込まれた紙幣を見つけた! 次の瞬間にはその警官の両足に突っ込み、紙幣5リラを握りしめ、従兄弟と籠を残し、脇目も振らずに走っていた… 日が暮れた頃、家に帰ると 警官に追われていたわけではなく、敵は家族だった… オーサムはあの金は自分が先に見つけたとでまかせを言っている。 その日から、両親からもポケットの中の5リラを狙われ、まともに眠ることもできない… ぼくは、この金を持ってひとり逃げることもできたし、家族のために使うこともできた。 しかしこの物語のおもしろさと哀しさはこの先の5リラのゆくえ。 ぼくの気持ちは、戦闘の時に生きていなければ、ほんとうに理解なんてできないのかもしれない。 『ハイファに戻って』は、カナファーニー最後の作品となった中編。悲劇的な親子の再会の物語。 1948年、イスラエル軍によって街を奪われたハイファのアラブ人たちは、故郷を離れ避難した。物語の中の若い夫婦は、子どもを家に置き去りにせざるを得なかった… それから20年 ハイファが開放された。しかしあの時の赤ん坊だった息子は、イスラエル軍の軍服を着ていた… この話を読むと、イスラエル側にも物語があること気づいてしまう。そしてこの時代を経てもまだ、イスラエルとパレスチナは酷くなるばかりで やりきれない。 でも文庫版の解説に西加奈子さんが書いている。 _この作品を開くことは、カナファーニーの命を譲り受けることに、彼と共に祈ることにほかならない……この作品が小説であったこと、物語であったこと、こうしてこの世界に存在すること。ずっと考えていたい。考えることをやめないでいたい。_ また、池澤夏樹さんが世界文学全集のカナファーニーへの解説でこう語っていたそうだ。 _文学は一般論ではなく、一人一人の人間の心を扱うものだ_ 事実として勉強することも大切だけど、 物語は私たちの心に直接訴えかけてくるのです。

Posted by ブクログ