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すごい物理学講義
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2017/05/23 |
JAN | 9784309253626 |
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未知の世界、見えない世界に記号を与えて、その関係性を示す学究という点で、哲学と物理学は似ている。ミステリー小説は物語に完結性があり、動機や事件の因果が推理、証明されていくが、哲学や物理学は、一冊の本では終わらない。いや、本を読みまくった所で部分的にしか仮説としてしか証明され得ない...
未知の世界、見えない世界に記号を与えて、その関係性を示す学究という点で、哲学と物理学は似ている。ミステリー小説は物語に完結性があり、動機や事件の因果が推理、証明されていくが、哲学や物理学は、一冊の本では終わらない。いや、本を読みまくった所で部分的にしか仮説としてしか証明され得ない、人類史規模のミステリーである。最近、そういう考えで、謎解きのように一冊一冊読み、ほんの少しずつ解像度が上がるような読書が楽しみになってきている。 本書も、難解な物理学をある程度は一般に読み易く講義する内容。真に分かる人は物理学者だけみたいな領域もあるだろうし、物理学者にも分からない領域があるだろうから、分からなくても大丈夫。そんな風に読んでも、十分ロマンを感じられる壮大な内容だ。 デモクリトスあたりから話は始まる。ピタゴラスの遺産である数学と、アレクサンドリアの天文学、デモクリトスに端を発する世界のイメージに対し、そのバトンをニュートンに繋ぐ。 ー ニュートンは、自らが導き出した結果の限界に自覚的だった。たとえそれが、力学と万有引力の法則の発見という、科学史に類を見ない目覚ましい結果であったとしても。ニュートンの理論はきわめて有効に機能し、きわめて有益な結果をもたらした。およそ二世紀のあいだ、誰ひとりニュートンの理論に疑いを抱かなかった。ファラデーが登場するまで、ニュートンから考察を委ねられた「読者」たちは、離れた物体に作用する力をどのように理解すべきか、皆目見当がつかずにいた。ファラデーの解答は、やがてアインシュタインの手により、ほかならぬニュートンの重力に適用されることになる。 そうやって徐々に徐々に物理学の歴史を解説しながら、アインシュタインの相対性理論や、量子力学へと話が広がっていく。 ー アインシュタインが理解したのは、「絶対的同時性」は存在しないということである。つまり、宇宙のどこを探しても、「今」という瞬間に起きた出来事は見つけられない。なぜなら、わたしたちの「今」は「ここ」にしか存在しないから。宇宙における出来事の総体を、無数の現在が順序良く積み重なった結果として描写することはできない。出来事と、時間と、空間は、より入り組んだ構造をしている。 私が気に入ったのは、膨張宇宙論でアインシュタインとローマ教皇を説得したルメートルの話だ。名前だけで迫力負けしてしまいそうだが、大したものだ。これこそ権威への挑戦という感じで身震いする。 ー すでに述べたとおり、アインシュタインは当初、宇宙の膨張というアイデアに強い疑いを抱いていた。宇宙は不動であると信じて育ってきた彼にとって、それ以外の宇宙像をすんなりと受け入れることは容易ではなかった。このとおり、巨人もまた先入観に足を取られ、過ちを犯すことがある。ルメートルはアインシユタインと面会し、予断を捨てるように彼を説得した。アインシュタインは、なかなか納得しなかった。ついに彼は、ルメートルにこう言い放った。「きみの計算は正しいが、きみの物理学は憎たらしい」。そんな彼も、ほどなくして、正しいのはルメートルであると認めざるをえなくなった。アインシュタインと教皇の過ちを指摘し、双方に間違いを認めさせ、いずれのケースでも正しい道筋を提示するとは、並大抵の仕事ではない。
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大学時代に量子力学を学び、その後も曲がりなりに技術職をやっていたこともあって、気軽に読めるんじゃないかと思ってました。でも内容の濃さと、知らないことの多さに驚き。概念を理解するのに苦労した部分もありましたが、一冊を通じて大いに興味を掻き立てられる内容でした。「物理学の本、他にも読...
大学時代に量子力学を学び、その後も曲がりなりに技術職をやっていたこともあって、気軽に読めるんじゃないかと思ってました。でも内容の濃さと、知らないことの多さに驚き。概念を理解するのに苦労した部分もありましたが、一冊を通じて大いに興味を掻き立てられる内容でした。「物理学の本、他にも読んでみようかな」と思えるオススメの一冊です。
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時間の概念の転換を想像するのはなかなかしんどい。 今そこに時間があるからなのか。 エネルギーが動こうとするから時間が生まれる。 そういう解釈でいいのかしらね。 そもそもエネルギーが動こうとするという言い方でいいのかもわからない。 すべては情報をやり取りしたいのよ。 そこで生きる私...
時間の概念の転換を想像するのはなかなかしんどい。 今そこに時間があるからなのか。 エネルギーが動こうとするから時間が生まれる。 そういう解釈でいいのかしらね。 そもそもエネルギーが動こうとするという言い方でいいのかもわからない。 すべては情報をやり取りしたいのよ。 そこで生きる私たちもまた、エネルギーが情報を欲したから生きているのか。
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