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虚ろな十字架 光文社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2017/05/11 |
| JAN | 9784334774660 |

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虚ろな十字架
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虚ろな十字架
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商品レビュー
3.9
295件のお客様レビュー
読みやすかったですけど、内容が重たかったです。 誰も救われない…。制度で償うことなど出来るのか…虚ろな十字架というタイトルは、しっくりきました。
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※このレビューにはネタバレを含みます
最初に出てくる沙織が、なかなか物語に絡んでこない。 どういう繋がりがあるんだ?と思いながら、読み進めていくと…なるほど。 史也と沙織、中原と小夜子、 夫婦というか絆というか… 子は鎹と言うけど、まったくそういうことなのかな。って思ってしまいました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
死刑制度について考えさせられた。 今までは人を殺した犯罪者は因果応報的考えに基づいて、死刑宣告されても仕方がないと思っていた。 しかし読了してみると、被害者遺族にとっては犯罪者が死んだところで失われたものが戻るわけではないために、一概に制度を肯定するとは言えなくなった。 ただ、彼らが幸せになるのが許せないという考えには共感。 また物語の本質とは関係ないれど、愛とは多様なものだと思った。目に見えない、偶像的な愛は美しく感じるけど、行動に移したり、視覚化しようとしたり、認識しようとしたりすると、それは必ずしも美しいものとしてあらわれるわけではないと感じた。 けどヒトは目に見えるものを求めてしまう これは、終盤で娘の幸せのために町村が人を殺した、罪を犯したことが明確になったシーンで感じた。 正直これは多くの親が抱く子への愛と同等だと思った。 この物語では、他にも親子関係が複数登場しているが、例えば中原から娘へ、また、妙子から史也への愛と変わりないと思った。 偶像的な愛の表現方法を誤ってしまい、第三者の領域を侵してしまったために町村は間違っているとされ、世間的に犯罪を犯した者とされるのだと思った。
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