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虚ろな十字架 光文社文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2017/05/11 |
JAN | 9784334774660 |
関連ワード | 東野圭吾 / 小説・エッセイ・ノンフィクション(文庫) |
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虚ろな十字架
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虚ろな十字架
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商品レビュー
3.9
285件のお客様レビュー
「死刑は無力」 意味することは頭ではわかるような気もするけれど、 代わりにどうすればいいのかはわからない もし自分の大切な人が酷い目に遭えば、加害者の死刑を望むだろうと思う。 誰のための量刑なんだろうか。 主となる登場人物の中原さんは、とても冷静に感じた。 もう少し心理描写が深く...
「死刑は無力」 意味することは頭ではわかるような気もするけれど、 代わりにどうすればいいのかはわからない もし自分の大切な人が酷い目に遭えば、加害者の死刑を望むだろうと思う。 誰のための量刑なんだろうか。 主となる登場人物の中原さんは、とても冷静に感じた。 もう少し心理描写が深くあっても良かったかな。
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娘を殺された主人公、時を経て元妻まで殺されて。 そしてその加害者の娘夫婦の行動にも謎が。 加害者の義理の息子が絶対何かあるのに最後までわからず、でもとっても重い話になっていって、納得と言えば納得。
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読了した直後に感じたやるせなさ。このような感情になるのは人にはどう足掻いても正しく罪を裁くことができないから。あくまでも法律として決まっているだけであって、日本ではどんなに残忍なことをしたとしても死刑が最高刑であることに違いない。弁護士が言った「死刑は無力」という言葉にはっとさせ...
読了した直後に感じたやるせなさ。このような感情になるのは人にはどう足掻いても正しく罪を裁くことができないから。あくまでも法律として決まっているだけであって、日本ではどんなに残忍なことをしたとしても死刑が最高刑であることに違いない。弁護士が言った「死刑は無力」という言葉にはっとさせられる。死んで償いたいというのも、一生十字架を背負って生きたいのも結局は加害者の意思によるもの。被害者やその関係者は癒えない傷をつけられる。ただ中絶による流産と産後直後に殺める行為はなにが違うのか。どちらも生命を奪う行為には変わりないのに法律によって裁かれたり裁かれなかったり。このもどかしさ。虚ろな十字架と表現するタイトルは的を得てるなと感じた。
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