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量子論はなぜわかりにくいのか 「粒子と波動の二重性」の謎を解く 知の扉シリーズ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 技術評論社 |
発売年月日 | 2017/04/01 |
JAN | 9784774188188 |
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量子論はなぜわかりにくいのか
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
量子理論は、面白いけど深く知ろうとすると 難しくて理解不能です。 でも、量子についての粒子と波の両方の性質 についての説明はとても面白いと思った。
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難しいけど、他の教養書にはあまり書かれてない視点からの話が書いてあるので吉田伸夫先生の方は分からないなりにもおもしろいです。 場の波動をリアルにイメージすること。場の量子論を理解すること。 デコヒーレンス、EPR相関。
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量子論について、巷の「位置や運動量が確定しない」とか「粒子であると同時に波である」といった説明がその理解の害にすらなっているとして、よりわかりやすい説明を提示する、というのがこの本が行う試みである。著者に言わせれば、「常識的な立場から」量子論を理解しようとするものである。 その...
量子論について、巷の「位置や運動量が確定しない」とか「粒子であると同時に波である」といった説明がその理解の害にすらなっているとして、よりわかりやすい説明を提示する、というのがこの本が行う試みである。著者に言わせれば、「常識的な立場から」量子論を理解しようとするものである。 その心として、まず次の二つのことが理解される必要がある。 ・位置や運動量が確定しないのは、粒子の量子論で粒子と見なしたものが、実は、エネルギー量子という波であることに由来する ・粒子の量子論が、「場のリアルな波動によって引き起こされる現象を近似したもの」だと考えられる つまり、粒子というものの理解を変えれば、何も不思議なことはないということが著者の主張である。 そのためには「量子論を真に理解しようと思うならば、場の量子論を勉強する必要がある」というので、実際問題としては理解できないことに代わりはないのだが、確かに場の量子論からすると何も矛盾するものはない、という方がシンプルである。 EPR論文に関しても粗雑な議論と切り捨てて、それほど常識外れなものではなく、「単に、人間が識別できるような終状態が互いにデコヒーレントであることを指摘すれば充分である」とする。 要するに場の量子論をきちんと理解しないと、量子論の世界は理解できないんだなということは理解した。
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