- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 文庫
- 1225-01-04
男ともだち 文春文庫
定価 ¥825
330円 定価より495円(60%)おトク
獲得ポイント3P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品【送料無料】
店舗到着予定:3/29(日)~4/3(金)
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
3/29(日)~4/3(金)
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2017/03/10 |
| JAN | 9784167908072 |

店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
3/29(日)~4/3(金)
- 書籍
- 文庫
男ともだち
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
男ともだち
¥330
在庫あり
商品レビュー
3.9
312件のお客様レビュー
男ともだち、女ともだち、と本人たちが嗜んでる分にはいいとおもうんだよ、こういうのって。倫理観的な問題で、常識的な問題で。友達って寝ないでしょ。友達って密に触れ合わないでしょ。自分に大事なひと(恋人)がいるならば、そもそも大事な人のためにも会わないでおこうという気遣いがうまれるわけ...
男ともだち、女ともだち、と本人たちが嗜んでる分にはいいとおもうんだよ、こういうのって。倫理観的な問題で、常識的な問題で。友達って寝ないでしょ。友達って密に触れ合わないでしょ。自分に大事なひと(恋人)がいるならば、そもそも大事な人のためにも会わないでおこうという気遣いがうまれるわけで。まわりのひとからの視線が交わって、色が加えられてしまうのは致し方ないことだし、それに文句をいうならばじゃあほんとうに健全な付き合い方なのでしょうね!!!!!みせられるのでしょうね!!!!!などと。自分の大事な人にハセオみたいなひとがいたら、やだよ。わたしはぜったいやだ。
Posted by 
〈孤独だ、と感じるほど、純度の高いものを描ける。足りないものがあるときほど、自分の理想がくっきりと見える〉 不思議な気持ちになった。 この本の登場人物全員が屑だとは不思議と感じなかった。 でも、どこかでみんな退屈な日常を諦めて生きているような、そんな寂しい大人な感じがした。 そ...
〈孤独だ、と感じるほど、純度の高いものを描ける。足りないものがあるときほど、自分の理想がくっきりと見える〉 不思議な気持ちになった。 この本の登場人物全員が屑だとは不思議と感じなかった。 でも、どこかでみんな退屈な日常を諦めて生きているような、そんな寂しい大人な感じがした。 そんな中、主人公とハセオは、自分が守りたい「信念」のようなものを強く持っているのではないかと感じられた。ハセオにとって、主人公:神名は、大事な存在であるのと同様に、神名にとって、創作活動だけは、人生切っても切り離せないものである。まあ、ハセオはそこまで考えているかは不明だが、少なくとも二人は相性がよく、お互いになくてはならない存在なのだ、と思う。 ハセオは、神名の作品の誰よりもファンなのではないかと考える。 主人公の目線から本を読み進めていく中で、芸術家の頭の中ってこんな感じなのかなーって思った。あり大抵のことでも、気づけないのが「普通」の人で、些細なことでも敏感に気づけるのが「芸術家」なのではないか、と。 自分の中に空いた穴を埋めるために、そしてその穴に気が付くために、たくさん恋愛をして傷ついて、そして創作意欲が沸いていく…という。 こんな人もいるよねーって、思わされた。 確かにこういう人の恋人って気の毒だけど、でももしこういう芸術家タイプと付き合ってしまったら、どこかであきらめがつくというか。どこかで、この人と自分はもう一緒にいられないって気づくんじゃないかって。だから、相手に対して執着とか、憎しみとか、あんまり抱かずに別れられるんじゃないかって思う。むしろ、最初から、そういう人だってわかった上で、付き合っているんだろうけど。 そして、主人公みたいな女の人の方が、何からも囚われていないようで自由に見えるし、軽そうで男からも好かれるのかな、とは思う。 決してセックスを持ち込まないのも、二人の間を恋愛という月並みな関係に落とし込むことで、いつか終わってしまうのを避けるためだ。彼自身、もとより女性に不自由していないのだから、この世に唯一である存在を欲望の対象にする必要だない。寝たくないわけでも、寝たいくせにねないのでもなく、ただシンプルに、寝る必要がないのだ。(解説より) 正直、この本がどうしてこんなに評価が高いのかはよくわからない。 でもなんか、わかる気がする。切なくて、もどかしくて、尊い。不思議な読書体験だった。 今はたとえよくわからなくても、読む価値があったと思う。読んでみてよかった。
Posted by 
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「男女の友情は成立するのか」という問いに、ひとつの答えを見た気がした。 葵は、恋人の彰人と同棲しながら、セフレの真司との関係を断つ気はない。 そして葵には、ハセオという“男ともだち”がいる。 友情と呼ぶには深すぎる。けれど体の繋がりはない。 そんな関係だ。 この二人は一度もセックスをしない。 それなのに、言葉のやり取りや、性的ではない触れ合い、濃密な心理描写によって、セックス以上の深い繋がりを見せてくる。 それが、とてつもなくエロい。 セックス描写だけがエロではないことを思い知らされる。 誰とでも寝る葵も、女遊びに罪悪感のないハセオも貞操観念に関してはかなりのクズだ。 けれど、その危うさやダークな魅力、匂い立つような色気に惹かれてしまう。 唯一まともに見えて、実は相当に狡い。 そんな葵の恋人 • 彰人の心情もよくわかるから、読んでいて苦しい。 結局、誰に共感しても苦しいのだ。 もしこの物語に嫌悪を覚えるなら、きっと誰にも共感できない。 変愛に正論を持ち、生き方に自信のある人にとっては、かなり胸糞の悪い物語かもしれない。 そのくらい極端で、だからこそ面白い。 どのベクトルにも振り切れない、不器用な葵の人間くささがいい。 クズでありながら、完全なクズにもなりきれず、イラストレーターとしての自己を模索し苦しみ続ける。 その姿は脆く、ハラハラする。 そんな葵にとって、“男ともだち”という言葉でしか表せないハセオの存在は、痛いくらいにあたたかい。 救いなのか。 いや、もっと生々しい。 もっと、ぎゅうっと繋がっているような感覚だ。 物語の終盤、葵がハセオへの想いを語る。 その描写の美しさ。 そして葵は強くなっていく。 ただ溜め息がこぼれ、ほんの少しだけ口角が上がった。
Posted by 