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紙つなげ!彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場 ハヤカワ文庫NF
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2017/02/10 |
| JAN | 9784150504861 |

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紙つなげ!彼らが本の紙を造っている
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商品レビュー
4.3
71件のお客様レビュー
東日本大震災に見舞われた日本製紙岩巻工場復興を取材したノンフィクション。本作は本の紙の質やインクを改良するために日々どのような工夫しているのか、また震災後の街で人々がどのような行動を取っているのかなど、人間ドラマが描かれている。
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大学時代バイトしていた書店を学校卒業と同時に辞めることになり、最後に社割でとんでもない量の本を買った。これはそのうちの1冊で、長いこと読まずに本棚で眠らせてしまっていたのだった。奥付を見ると文庫の初版は2017年2月。あのときの新刊を9年越しにようやく読んだ。 2011年3月1...
大学時代バイトしていた書店を学校卒業と同時に辞めることになり、最後に社割でとんでもない量の本を買った。これはそのうちの1冊で、長いこと読まずに本棚で眠らせてしまっていたのだった。奥付を見ると文庫の初版は2017年2月。あのときの新刊を9年越しにようやく読んだ。 2011年3月11日、そしてそのあとの混乱の日々は関東に暮らす高校生だった私もよく覚えている。帰宅しようと学校最寄りの駅で大きな揺れを感じ、友人と半泣きで学校へ戻ったこと。道中、友人のワンセグケータイで被災地を津波が襲う様子を見て言葉を失ったこと。 震災から1年が経った2012年3月11日、家で購読していた新聞には震災で亡くなった方の顔写真と名前、年齢が掲載されており、その中に自分と同い年の少年の写真を見つけて思わず声を上げて泣いたこともある。 当時高校生だった自分には、あのとき大人たちがどんな想いでどのように闘い会社や産業を守ってきたのか思い至らなかった。 社会人になり10年経つ今この本を読むと、未曾有の事態のなかで会社を守るということは単に利益、経済の話だけじゃないということがはっきりと分かる。社員一人ひとりの誇り、取引先や協力会社との信頼関係、生み出される商品やサービスを待つ人々、その企業のある地域に暮らす人たち… 自分は書店でバイトしていたほど本が好きな人間だ。でも本の命でもある紙が、東北で作られ印刷されていることなんて知りもしなかった。15年前の震災でその主要な工場が壊滅的な被害を受け、印刷・出版業界が危機的状況にあったことも。 私の知らないところで社員や関係の方々が覚悟と誇りを持ち、自分の仕事をして、ただひたすらに紙をつなぐために日々を生きてくださったこと。 読んでいる間は終始胸が熱く、関わられたお一人おひとりにお礼を言って周りたい気持ちになった。 この出来事をこうして本にして私たちに届けてくださった著書の佐々さん。亡くなられたのはご本人やご家族が1番無念だったのではないかと思うけれど、佐々さんには本を通してまだまだ私の知らないことを教えて欲しかった。 本書エピローグ、運転手菅原さんと佐々さんのやりとり。またお会いしましょう、次は楽しい話を…と言葉を交わされていて、それが叶っていたらいいなと思いながら読み終えた。
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忘れてはならない震災。 東日本大震災を経験した方にとっては思い出したくないような辛い経験だったと思います。 普段であれば想像出来ないような、普通に生きていても経験しないような事を日本製紙石巻工場の皆さんが「紙をつなぐ」ために、工場を再生するために、ひとつになって、普通は顔を背けて...
忘れてはならない震災。 東日本大震災を経験した方にとっては思い出したくないような辛い経験だったと思います。 普段であれば想像出来ないような、普通に生きていても経験しないような事を日本製紙石巻工場の皆さんが「紙をつなぐ」ために、工場を再生するために、ひとつになって、普通は顔を背けてしまうような現場に立ち向かう従業員の皆さんに感動しました。 これも倉田工場長のリーダーシップ、従業員の皆さんの機械を動かすという目標があるから出来た事だと思います。 地域の方々、野球部の葛藤などあらゆる方向から東日本大震災を忘れてはならない事だとつくづく思う1冊でした。
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