探偵は女手ひとつ

深町秋生(著者)

• 販売会社／発売会社: 光文社
• 発売年月日: 2016/12/15
• JAN: 9784334911379

商品レビュー

2025/01/18

感想
ここまで山形弁丸出しの小説もすごいな。心得がない人は読みにくいかも。

市内でもこんなに訛ってる人いないような。

あらすじ
留美は地元の山形で警察を辞めて、探偵とは名ばかりの便利屋をやっている。

サクランボ窃盗犯探し、スーパーでの万引きGメンから亡くなった女子高生について、売春嬢を拉致するグループを調査、独居老人の調査から大麻栽培を突き止める、友人の逸平から頼まれたホストクラブで飛んだ女探し、ストーカー被害から依頼者を守る

2024/01/28

はじめは慣れない方言に読みにくさを感じたが、読み進めるうちに、方言だからこそリアリティが感じられことに気づき、すっかりのめり込んで読んでしまった。

2023/03/03

　とても面白い。発売当時、山形の小説家講座で深町さんにサインをいただいた本をようやく読んだ。山形は知人や友人がいて、行くたびにいいことがあって自分にとても暖かい。小説家講座は仙台と山形の両方に行っていて、どっちに行くにも山形を通る。そんな道中を思い出しながら読む。真冬は峠が厳しいの行ったことがないので、主人公の雪下ろしの様子は分からない。新潟も豪雪はあるので同じようなものだろう。

　主人公が元警官でヤクザに対してもヤンキーに対してもまったくひるむことがなく腹が座っていてかっこいい。スキルも高い。そんな女探偵が普段は何でも屋をやっており、漫画のアシスタントで雇いたい。