1,800円以上の注文で送料無料

静かな雨
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍
  • 1221-04-07

静かな雨

宮下奈都(著者)

追加する に追加する

静かな雨

定価 ¥1,320

220 定価より1,100円(83%)おトク

獲得ポイント2P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品【送料無料】

店舗受取なら1点でも送料無料!

店着予定:12/14(日)~12/19(金)

店舗到着予定:12/14(日)~12/19(金)

店舗受取目安:12/14(日)~12/19(金)

店舗到着予定

12/14(日)~12/19

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

12/14(日)~12/19(金)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2016/12/12
JAN 9784163905716

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

12/14(日)~12/19(金)

静かな雨

¥220

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

3.6

141件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/11/17

記憶 羊と鋼の森が好きな小説なのに、宮下さんの本をあまり読んでいなかったので手に取りました。優しくて透明感と確からしさを感じる事ができる文章が好きです。この小説もまた好きになりました。 1日しか残らない記憶、そんな彼女を想う優しさ、大らかさ、、、良い言葉が浮かびません。。。心に残...

記憶 羊と鋼の森が好きな小説なのに、宮下さんの本をあまり読んでいなかったので手に取りました。優しくて透明感と確からしさを感じる事ができる文章が好きです。この小説もまた好きになりました。 1日しか残らない記憶、そんな彼女を想う優しさ、大らかさ、、、良い言葉が浮かびません。。。心に残る一冊でした。

Posted by ブクログ

2025/10/28

100ページちょっとの短い小説です。すぐに読めてしまいますが、ゆっくりじっくり読みたくなる内容でした。 立原正秋著「冬の旅」の主人公、行助(こうすけ)と同じ名前をつけられた行助(ゆきすけ)。父親が読み方を間違えて、ゆきすけとなりました。 そんな行助が出会ったのは、たい焼きやの...

100ページちょっとの短い小説です。すぐに読めてしまいますが、ゆっくりじっくり読みたくなる内容でした。 立原正秋著「冬の旅」の主人公、行助(こうすけ)と同じ名前をつけられた行助(ゆきすけ)。父親が読み方を間違えて、ゆきすけとなりました。 そんな行助が出会ったのは、たい焼きやのこのみさん。彼女の焼くたい焼きがとてもおいしそうなのが文章から伝わってきて、思わず食べたくなりました。 二人の穏やかな日々を壊したのは、事故。その後、行助は高次脳機能障害で記憶がもたなくなったこのみさんと暮らすようになります。眠ってしまうと、今日のことは明日には覚えていないというこのみさんのことを守ろうとする気持ちが、痛いほど伝わってきました。あきらめることは大事だと言ってたこのみさん。それなのに今の自分のことをあきらめてはいないことが伝わってきました。それはこのみさんが、「月が明るいのに雨が降っている」と言って泣き続ける場面です。明日にはもう覚えていられないことを彼女はちゃんとわかっているから、余計に悲しいんだと思いました。 そんなこのみさんのたい焼きには、人柄が溢れているのかもしれません。このみさんを受け入れようとする行助の家族の気持ちに、それを感じました。 そばに覚えてくれている行助がいて、毎日新しいこのみさんがいる。二人の世界が重なりあう時間がある幸せを、静かに感じられる小説でした。いつまでもこんな時間が続きますように、という思いでいっぱいになりました。

Posted by ブクログ

2025/07/31

鯛焼きが食べたくなる本。宮下奈都のデビュー作らしいと読み終わって知る。9年前の作品なのに、8月上旬の最高気温が32度だって? と、どうでもいいところで驚く。なんとなくエモさのあるワード、「たんぽぽコーヒー」。たんぽぽコーヒーって、昔のゲームボーイカラーで発売されたハム太郎のゲーム...

鯛焼きが食べたくなる本。宮下奈都のデビュー作らしいと読み終わって知る。9年前の作品なのに、8月上旬の最高気温が32度だって? と、どうでもいいところで驚く。なんとなくエモさのあるワード、「たんぽぽコーヒー」。たんぽぽコーヒーって、昔のゲームボーイカラーで発売されたハム太郎のゲームで知ったなあと思って調べたら、ゲームで出てくるのはたんぽぽ茶だった。

Posted by ブクログ