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身体はトラウマを記録する 脳・心・体のつながりと回復のための手法
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 紀伊國屋書店 |
発売年月日 | 2016/10/01 |
JAN | 9784314011402 |
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身体はトラウマを記録する
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商品レビュー
4.6
11件のお客様レビュー
メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1836176623185596545?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw
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米国ブルックラインのトラウマセンター設立者であり、ボストン大学医学部精神科教授のベッセル・ヴァン・デア・コーク著。 トラウマについて向き合った著者の30年間を凝縮した一冊です。 恐らく、ずぶの素人である私が解説できるのはここまでで、これ以降は私の個人的な意見でしかありません。...
米国ブルックラインのトラウマセンター設立者であり、ボストン大学医学部精神科教授のベッセル・ヴァン・デア・コーク著。 トラウマについて向き合った著者の30年間を凝縮した一冊です。 恐らく、ずぶの素人である私が解説できるのはここまでで、これ以降は私の個人的な意見でしかありません。 私は最近、トラウマ(とその療法)について調べていて、この本に出合いました。図書館で取り寄せたため、具体的な厚さなどは深く考えずに予約したのですが、取りに行ってビックリ。厚みは優に3cmを超えていました。682頁という大ボリュームです。 内容は、著者が体験してきたことを基に、アメリカの退役軍人の抱えるトラウマに始まり、家庭内暴力、児童虐待、性被害など様々なトラウマについての臨床風景、また、その際に用いられた療法について書かれています。 トラウマといっても軽いものから重たいものまで、人によって本当に色々だとは思うのですが、この本を読んでみて感じたこととしては、こういった知識や療法が一般に浸透して、「ちょっとこういう時に気分が悪くなる」とか「こういう場面で上手くいかなくなる」という軽い段階でも、カウンセリングや諸々の療法にたどり着くような仕組みが社会にあればいいのになと思いました。 日本では恐らくですが、こういった専門的なケアには結構なお金がかかり、精神科など専門機関に罹ることが大前提となっているため、(症状が)精神科を受診するほどのものではない人にとっては、ケアする機会のない社会だと感じます。 お金を払って専門的な心のケアをする、しかも重度でなくても「エステサロンに行く」くらいの気持ちで行ける場所があればいいのにと思いました(私が知らないだけなのかもしれませんが)。 この本で説明されている療法については、とても興味があるけれど、実際に私が受けることはできないんだろうな。自分にできることといったら、ヨガ、呼吸法、自由筆記法ぐらいでしょうか。トラウマケアを重点においた劇団なんて、聞いたことないですが日本に存在するのでしょうか? まだまだ調べなければならないことはたくさんありそうです。 それにしても、トラウマ関連書籍で述べられていることがひとつにまとまった!と思えるくらい、本書は網羅されていて素晴らしかったです。EMDRって何だろうと思っていました(し、怪しんでもいました)が、実績があって効果も高い方法だったんですね。 個人的なトラウマ冒険はまだまだ続きそうです。
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世間一般のトラウマと医学的なトラウマにはかなりの剥離があると感じた。トラウマ患者が見ているのは過去の記憶ではなく、まさに目の前で起こっている事だというのだ。自分が今までトラウマだと思っていた事はトラウマではなかったと思わされた。 治療としては、自分を客観視する事が最重要に思える。...
世間一般のトラウマと医学的なトラウマにはかなりの剥離があると感じた。トラウマ患者が見ているのは過去の記憶ではなく、まさに目の前で起こっている事だというのだ。自分が今までトラウマだと思っていた事はトラウマではなかったと思わされた。 治療としては、自分を客観視する事が最重要に思える。やはり衝撃的だったのはEMDRによる治療だ。これは本書で出てきてすぐに振り子の催眠術を調べてしまった。あとはヨーガだったり、演劇だったり。 健康な人では考えられないような世界だから、いかに社会全体で支援していくか。
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