身体はトラウマを記録する の商品レビュー
とても分厚い本だけれども、これはよかった。 どこもかしこも勉強になった。 脳神経的に、トラウマを負った状態、フラッシュバックが起きているときの脳の状態について、詳しく、ありとあらゆる角度から検討されており、回復への道のりも様々書かれている。 (もちろん一朝一夕ではないが) リズ...
とても分厚い本だけれども、これはよかった。 どこもかしこも勉強になった。 脳神経的に、トラウマを負った状態、フラッシュバックが起きているときの脳の状態について、詳しく、ありとあらゆる角度から検討されており、回復への道のりも様々書かれている。 (もちろん一朝一夕ではないが) リズム運動、演劇、歌、ダンス、などなど、体と心、両方にアプローチできるものを通して体と心を統合させていくことが大事というのには驚いた。 トラウマにより、脳の深いところのシステムが変化してしまっているから、体と心、両方に刺激を与えつつ自分の体と心はここだよ、これだよ、大丈夫だよ、今はここだよと、もう一度教えてあげていくイメージ。 今が感じられることで、過去を振り返られる 今が安心とわかることで、過去を過去として終える。 それでも脳の根幹のシステムを変えていかない限り、別のトリガーがやってくる だからこそ、そこをどう変えていくかというのが様々書かれている トークセラピーと薬物療法についても触れられており、EMDR(急速眼球運動)についてはとても興味深かった。 もちろん、自分にあったトラウマ専門医やトラウマに精通した心理士に実際どう出会えるのか、や、費用、重い腰、本人の状況、モチベーションなどなど様々解決すべき問題は山積みかもしれないが、アプローチのヒント、希望にはなるのではないか。 どうして言葉が出にくいのか、トリガーとはどういうことか、 心のケアをする人は一度読んで損はないのではないだろうか。
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前半よりつまらないが後半良いという書評を目にしたので、前半うーん、、と思いながらなんとか読んでたけど、後半も無理だった。私にはピンと来ないというか、で?結局どうするのがいいの?という部分が、え?ヨガとかマインドフルネスとか、そりゃそうでしょうね。。って感じでした。期待しすぎちゃってたのかもしれないけど。 なんか結局セラピストのとこ行かなければいけないのかしら?とか思ってしまった。
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●2025年7月23日、図書館で借りてる「人生の勝者は捨てている」を読んでて、125ページに「Mind Body Medicine」という本が紹介されてたので、Google検索で「mind body medicine 本」と調べたら、この日本語の本の商品ページがヒットしたから、つ...
●2025年7月23日、図書館で借りてる「人生の勝者は捨てている」を読んでて、125ページに「Mind Body Medicine」という本が紹介されてたので、Google検索で「mind body medicine 本」と調べたら、この日本語の本の商品ページがヒットしたから、ついでにチェック。評価が高い。
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トラウマは身体に記憶されるのか、目に見えないオーラやチャクラ等に記憶されるのかわかりませんが、自分は瞑想やヒーリングによってトラウマが潜在意識から吹き出して来るような経験をしたので、トラウマの存在は肯定派です。 癒される鍵は「今ここ」にあるので、どんな辛い過去があっても立ち直れ...
トラウマは身体に記憶されるのか、目に見えないオーラやチャクラ等に記憶されるのかわかりませんが、自分は瞑想やヒーリングによってトラウマが潜在意識から吹き出して来るような経験をしたので、トラウマの存在は肯定派です。 癒される鍵は「今ここ」にあるので、どんな辛い過去があっても立ち直れると確信しています。
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メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1836176623185596545?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw
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米国ブルックラインのトラウマセンター設立者であり、ボストン大学医学部精神科教授のベッセル・ヴァン・デア・コーク著。 トラウマについて向き合った著者の30年間を凝縮した一冊です。 恐らく、ずぶの素人である私が解説できるのはここまでで、これ以降は私の個人的な意見でしかありません。...
米国ブルックラインのトラウマセンター設立者であり、ボストン大学医学部精神科教授のベッセル・ヴァン・デア・コーク著。 トラウマについて向き合った著者の30年間を凝縮した一冊です。 恐らく、ずぶの素人である私が解説できるのはここまでで、これ以降は私の個人的な意見でしかありません。 私は最近、トラウマ(とその療法)について調べていて、この本に出合いました。図書館で取り寄せたため、具体的な厚さなどは深く考えずに予約したのですが、取りに行ってビックリ。厚みは優に3cmを超えていました。682頁という大ボリュームです。 内容は、著者が体験してきたことを基に、アメリカの退役軍人の抱えるトラウマに始まり、家庭内暴力、児童虐待、性被害など様々なトラウマについての臨床風景、また、その際に用いられた療法について書かれています。 トラウマといっても軽いものから重たいものまで、人によって本当に色々だとは思うのですが、この本を読んでみて感じたこととしては、こういった知識や療法が一般に浸透して、「ちょっとこういう時に気分が悪くなる」とか「こういう場面で上手くいかなくなる」という軽い段階でも、カウンセリングや諸々の療法にたどり着くような仕組みが社会にあればいいのになと思いました。 日本では恐らくですが、こういった専門的なケアには結構なお金がかかり、精神科など専門機関に罹ることが大前提となっているため、(症状が)精神科を受診するほどのものではない人にとっては、ケアする機会のない社会だと感じます。 お金を払って専門的な心のケアをする、しかも重度でなくても「エステサロンに行く」くらいの気持ちで行ける場所があればいいのにと思いました(私が知らないだけなのかもしれませんが)。 この本で説明されている療法については、とても興味があるけれど、実際に私が受けることはできないんだろうな。自分にできることといったら、ヨガ、呼吸法、自由筆記法ぐらいでしょうか。トラウマケアを重点においた劇団なんて、聞いたことないですが日本に存在するのでしょうか? まだまだ調べなければならないことはたくさんありそうです。 それにしても、トラウマ関連書籍で述べられていることがひとつにまとまった!と思えるくらい、本書は網羅されていて素晴らしかったです。EMDRって何だろうと思っていました(し、怪しんでもいました)が、実績があって効果も高い方法だったんですね。 個人的なトラウマ冒険はまだまだ続きそうです。
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世間一般のトラウマと医学的なトラウマにはかなりの剥離があると感じた。トラウマ患者が見ているのは過去の記憶ではなく、まさに目の前で起こっている事だというのだ。自分が今までトラウマだと思っていた事はトラウマではなかったと思わされた。 治療としては、自分を客観視する事が最重要に思える。...
世間一般のトラウマと医学的なトラウマにはかなりの剥離があると感じた。トラウマ患者が見ているのは過去の記憶ではなく、まさに目の前で起こっている事だというのだ。自分が今までトラウマだと思っていた事はトラウマではなかったと思わされた。 治療としては、自分を客観視する事が最重要に思える。やはり衝撃的だったのはEMDRによる治療だ。これは本書で出てきてすぐに振り子の催眠術を調べてしまった。あとはヨーガだったり、演劇だったり。 健康な人では考えられないような世界だから、いかに社会全体で支援していくか。
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心と体の連動性とトラウマという個人的な過去の体験について、患者、医師、研究者により編み出された一冊。これからの時代に必要せ不可欠な名著と言われています。 ( オンラインコミュニティ「Book Bar for Leaders」内で紹介 https://www.bizmentor....
心と体の連動性とトラウマという個人的な過去の体験について、患者、医師、研究者により編み出された一冊。これからの時代に必要せ不可欠な名著と言われています。 ( オンラインコミュニティ「Book Bar for Leaders」内で紹介 https://www.bizmentor.jp/bookbar )
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ヨガをはじめて気持ちが楽になることがあり、心と身体について考えてみようと読んだ。 演劇とトラウマの関係、シェイクスピアインザコーツは元々知っていたが、文化の方向ではなく、心理学の方向から論じられているものは少ない。 ドイツのアウフブッフも有名。 患者に対して、愛と尊敬をもって...
ヨガをはじめて気持ちが楽になることがあり、心と身体について考えてみようと読んだ。 演劇とトラウマの関係、シェイクスピアインザコーツは元々知っていたが、文化の方向ではなく、心理学の方向から論じられているものは少ない。 ドイツのアウフブッフも有名。 患者に対して、愛と尊敬をもっているのが感じられる。恐ろしい体験から、生き延びるために、人はどれだけの創造性を発揮していくか。 優れたセラピストは、自分の自己に向き合うことを行っている。ヴァンデアコークもそう。その営みのなかで出会った治療法をひとつひとつ確かめていく感じ。 なんだかあまり整理できていない事も多い。 読み砕くのに、とても苦労をした。フラッシュバックもあった。ただ、試してみようと思うこともあった。自分の興味の理由も少しひもとけた。文化と心と身体。 痛みを持つ人の心と身体に向き合うことは、暴力に溢れるこの社会を変えうることにつながるような気もする。私はまず私を癒す
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教育、ネグレクト、虐待の問題がいかに社会にとって重要であるか思い知らされた。患者に対するリスペクトが垣間見え非常に素晴らしいセラピストなんだなと感じた。
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