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身体はトラウマを記録する 脳・心・体のつながりと回復のための手法
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身体はトラウマを記録する 脳・心・体のつながりと回復のための手法

ベッセル・ヴァン・デア・コーク(著者), 柴田裕之(訳者)

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身体はトラウマを記録する 脳・心・体のつながりと回復のための手法

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 紀伊國屋書店
発売年月日 2016/10/01
JAN 9784314011402

身体はトラウマを記録する

¥4,180

商品レビュー

4.2

16件のお客様レビュー

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2026/05/16

専門家ではないので分かりにくい部分はあったけど非常に勉強になった。口コミで書いている人もいたけど、読むだけでカウンセリングになるような良書だと思う。好奇心ではなく本気で読むべし。 学術的なだけではなくて、精神科医の筆者が常に患者によりそっている誠実さが感じられて、自然に涙が出るよ...

専門家ではないので分かりにくい部分はあったけど非常に勉強になった。口コミで書いている人もいたけど、読むだけでカウンセリングになるような良書だと思う。好奇心ではなく本気で読むべし。 学術的なだけではなくて、精神科医の筆者が常に患者によりそっている誠実さが感じられて、自然に涙が出るような時間だった。

Posted by ブクログ

2026/05/13

この本では、ベトナム戦争体験のようなトラウマ以上に、子ども時代の虐待や性的被害、ネグレクトが多く取り扱われている。 「トラウマ」と聞くと、大きな事故や事件に巻き込まれたものをイメージする。でも、例えば子ども時代に必要だった愛情や安心を感じられなかった、こういうトラウマもあるのだと...

この本では、ベトナム戦争体験のようなトラウマ以上に、子ども時代の虐待や性的被害、ネグレクトが多く取り扱われている。 「トラウマ」と聞くと、大きな事故や事件に巻き込まれたものをイメージする。でも、例えば子ども時代に必要だった愛情や安心を感じられなかった、こういうトラウマもあるのだと知った。 そのうえで、身体にアプローチする治療方法が紹介されていた。 例えば、EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法) ヨガ、セルフ、ストラクチャー、ニューロフィードバック、演劇。 カウンセリングと薬以外にも色々な治療があることに驚きと同時に、日本ではあんまり普及していないのはなぜだろうと不思議に思う。 最近は、ADHDや発達障害のように診断される子どもの数が増えている。こういう表に出ている症状の奥には実は、トラウマが隠れているのかも。 以下メモ ・トラウマは単に過去のある時点で起こった出来事ではなく、その体験によって心と脳に残された痕跡。トラウマは心と脳が知覚を管理する方法を根本から改変する。どう考えるか、何について考えるかだけでなく考える能力そのものまでも変える。 ・トラウマの精神的処理。情動の強さ、情動の前後関係の2が関わっている。トラウマによって時間の感覚が失われ、過去、現在、未来の感覚がなくなりトラウマに閉じ込められる。患者が現在にしっかりと根ざさなければ、セラピーの効果はない。 ・トラウマによって特定の脳領域の機能を停止する。それは、恐怖に伴ったり恐怖を特徴付けたりする、内臓で経験する感覚と情動を伝える領域。この領域は、自己認識、すなわち自分とは誰なのかという感覚の土台を作る場所でもある。彼らは、恐怖を遮断しようとして、生きて五と感じる能力まで弱めてしまう。 自らの内部と現実との関係が損なわれているので、自分が何を望んでいるのか、体内の感覚がはっきりしない。 ・トラウマを思い出す、語るだけでは不十分。肝心なのは自分が知っていることを自分に許すこと。そしてトラウマのときに感じていた感情について語る、認める。 ・EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法) 患者がトラウマに関連する記憶を心に思い浮かべながら、セラピストが左右に振る指を目で追う。脳の情報処理を促進する。トラウマが過去のものとして処理される。 ・ニューロフィードバック 脳波をリアルタイムでモニターし、その活動パターンを音や映像として本人にフィードバックすることで、脳の自己調整能力を高める訓練 患者の反応の幅を広げる。 ・演劇 自分とは異なる役割を演じることを通して、硬直した自己像から一時的に解放され、これまで考えもしなかった新たな自己の側面や可能性を身体で体験することができる。 演技とは、ある人物を装うことではなく、自分の中にその人物を見出すこと。 ・ヨガ 呼吸と感覚に意識を集中する。何を感じているかに気が付くだけで、情動調節がしやすくなる。 呼吸に意識を向けること、それは現在にいること。未来や過去に呼吸をすることはできない。 ・IFS(内的家族システム) 自分の中の、パーツを認める。何がそう感じているのか、パーツの背後にある目的(生き延びるために生み出した防衛的な慣習)に目を向ける。

Posted by ブクログ

2025/11/06

とても分厚い本だけれども、これはよかった。 どこもかしこも勉強になった。 脳神経的に、トラウマを負った状態、フラッシュバックが起きているときの脳の状態について、詳しく、ありとあらゆる角度から検討されており、回復への道のりも様々書かれている。 (もちろん一朝一夕ではないが) リズ...

とても分厚い本だけれども、これはよかった。 どこもかしこも勉強になった。 脳神経的に、トラウマを負った状態、フラッシュバックが起きているときの脳の状態について、詳しく、ありとあらゆる角度から検討されており、回復への道のりも様々書かれている。 (もちろん一朝一夕ではないが) リズム運動、演劇、歌、ダンス、などなど、体と心、両方にアプローチできるものを通して体と心を統合させていくことが大事というのには驚いた。 トラウマにより、脳の深いところのシステムが変化してしまっているから、体と心、両方に刺激を与えつつ自分の体と心はここだよ、これだよ、大丈夫だよ、今はここだよと、もう一度教えてあげていくイメージ。 今が感じられることで、過去を振り返られる 今が安心とわかることで、過去を過去として終える。 それでも脳の根幹のシステムを変えていかない限り、別のトリガーがやってくる だからこそ、そこをどう変えていくかというのが様々書かれている トークセラピーと薬物療法についても触れられており、EMDR(急速眼球運動)についてはとても興味深かった。 もちろん、自分にあったトラウマ専門医やトラウマに精通した心理士に実際どう出会えるのか、や、費用、重い腰、本人の状況、モチベーションなどなど様々解決すべき問題は山積みかもしれないが、アプローチのヒント、希望にはなるのではないか。 どうして言葉が出にくいのか、トリガーとはどういうことか、 心のケアをする人は一度読んで損はないのではないだろうか。

Posted by ブクログ

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