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室町無頼
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室町無頼

垣根涼介(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2016/08/20
JAN 9784104750061

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商品レビュー

4.1

81件のお客様レビュー

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2025/07/13

室町時代の中期はどうも暗いイメージがある。 特に、応仁の乱直前は、飢饉や疫病が蔓延、庶民は困窮、幕府は腐敗し、民衆の不満が高まり、史上初めての土民蜂起が発生し混沌とした時代。 もしも、この時代に生まれていたらと想像もしたくない。 この本は、そんな厳しい時代を生きる才歳ら無頼の者...

室町時代の中期はどうも暗いイメージがある。 特に、応仁の乱直前は、飢饉や疫病が蔓延、庶民は困窮、幕府は腐敗し、民衆の不満が高まり、史上初めての土民蜂起が発生し混沌とした時代。 もしも、この時代に生まれていたらと想像もしたくない。 この本は、そんな厳しい時代を生きる才歳ら無頼の者たちの姿を描いた歴史小説。 恵まれない環境に生を受けた才蔵。たった一つの取柄である棒術の技を極め、小説の終盤、幕府に対する徳政一揆で戦う場面は実にカッコいい。 人はどんな過酷な環境であっても、憂えず、己を鍛え、磨くこといより乗り越えてゆくことができるということなのだろうか。 悪党の一面もあるが、幕府より市中警護を任される道賢の言葉「そもそも善悪など、見る側の都合によって決まる。」この言葉は深いね。 一揆について見てみると、幕府は善、一揆を起こす側は悪。なんだろうけど、もし仮に、一揆側が勝ち幕府が転覆したらどうなる。たちまち立場は逆転することになる。 相国寺の大塔。その高さは約110メートル。京都タワーが約130メートルなので、その木造建築物の途方もない巨大さを誇る。 1399年の建立。当時の室町幕府の威信を感じるが、現存していないので実感がない。 道賢の死から2年後の1470年に落雷によりあっけなく焼失した。室町幕府の衰弱ぶりを象徴するような事象だ。 少し前のことだが、呉座勇一先生の『応仁の乱』(中公新書)がベストセラーになったことを思い出した。 何だ、室町時代、意外に人気あるじゃん。

Posted by ブクログ

2025/05/22

プライムビデオで流れてきた映画が面白そうだったので読んでみた。 聞いたことのない登場人物二人も、実在した人間だったらしい。応仁の乱以前の、腐敗し切った室町時代の京都で、政府を転覆するべく画策する男たちとその関わり。 上手いんだけど、なんかいまいち肌触りが良くない。「無頼」とい...

プライムビデオで流れてきた映画が面白そうだったので読んでみた。 聞いたことのない登場人物二人も、実在した人間だったらしい。応仁の乱以前の、腐敗し切った室町時代の京都で、政府を転覆するべく画策する男たちとその関わり。 上手いんだけど、なんかいまいち肌触りが良くない。「無頼」というが言う程でもなく、全然現代人が無頼を演じてる感。変に人間の思いを書こうとする部分はウザく、特に女子との関わりは全く不要であったと思う。ついでに、渾身の武術の修行シーンは、話の展開の中で余計だった。修行は必要だが、細かく書く必要はなかったのではないか。 肝心の事件を起こすのがもう分厚い本のほんの後半であって、著者としてはここを描きたかったのではなく、語りたかったのは「無頼」な生き方なんだろうと思うのだが、隆慶一郎氏の一連の「傾奇者」がどうしても頭の隅に浮かんでしまって、物足りない。 エンタメに振り切るでもなく、なんだか中途半端な一冊だと思う。

Posted by ブクログ

2025/04/03

4人を個々に描く事で飽きさせない、厚いけどすぐ読み切ってしまいました。才蔵も道賢も兵衛も芳王子も全て優越付けられないキャラの良さで読み終えた時の余韻と満足感はかなり大きかった

Posted by ブクログ