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室町無頼 の商品レビュー

4.1

69件のお客様レビュー

  1. 5つ

    23

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2024/06/05

骨皮 道賢って本名で、本当にいた人ですよ。すごい名前!名前だけで、荒くれ無頼。垣根先生の南米ものの匂いもぷんぷん。色気たっぷりの男たちのファンタジーのよう。

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2024/04/08

面白い時代劇、ただし江戸時代じゃなくて、室町時代っていうのが味噌。応仁の乱直前の京の混乱時代を舞台にしたもので、オリジナリティに富んでいる。

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2024/02/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

とても読みやすい文体で、 あっという間に読み終えました。 最初の人物説明が長いな~と思いましたが 才蔵の修行のシーンは、中々に面白く 師匠がスターウォーズのヨーダに思えてきました。 戦いの場面は、読んでいてとても辛かった。 何故、人は戦うのか殺し合うのか、何のために死ぬのか いつも、そんな疑問が沸き上がるのだけれど、 その時代の人々が、命を燃やし尽くした生き方だった。 そんなことが、ふと心に浮かびあがりました。 師匠は、分からぬことは分からぬままで生きてゆくことだとありました。安易な答えに引きずられないように、考え続けていこうと思います。

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2024/02/01

ふやけ切る組織 世の苦しみを知らず貪り食う幕府、宮内を転覆させようと二人の元武士が首魁となり掻き乱す一揆を起こす、一方はその阻止する軍団となる。先陣を司る無頼の人材を先見し、育て数万人の百姓らの不満と苦言を一揆にぶつけ戦う。結局、武力に勝る侍軍団には刃が立たないがその動機付けと行...

ふやけ切る組織 世の苦しみを知らず貪り食う幕府、宮内を転覆させようと二人の元武士が首魁となり掻き乱す一揆を起こす、一方はその阻止する軍団となる。先陣を司る無頼の人材を先見し、育て数万人の百姓らの不満と苦言を一揆にぶつけ戦う。結局、武力に勝る侍軍団には刃が立たないがその動機付けと行動には感服する。今の日本の国民には酷い税金を取り立て自分たちには裏金等を仕組み、金と権力を持つ腐った政治家を見るのは正に室町幕府末期の武士と宮中人に映るのは「いざという時に尻込みし、性根がふやけ切っている」に似ている。

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2024/01/10

室町時代を背景にした歴史小説を読んだのは初めてだと思う。足利幕府も最後の頃、農村では飢饉が続き、京都の街には飢えた流れ者や浪人があふれ荒廃していた時代。主人公は、流れ者として京都にやってきた少年。最初は棒手振りをしていたのが、気がつくと棒を武器として用心棒をしていたという少年。こ...

室町時代を背景にした歴史小説を読んだのは初めてだと思う。足利幕府も最後の頃、農村では飢饉が続き、京都の街には飢えた流れ者や浪人があふれ荒廃していた時代。主人公は、流れ者として京都にやってきた少年。最初は棒手振りをしていたのが、気がつくと棒を武器として用心棒をしていたという少年。この少年の成長物語なのだが、魅力的な登場人物がたくさん登場する。荒っぽい戦いの場面が続くのだが、先が気になって、どんどん読み進めてしまう。面白かった。

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2022/07/20

正直、歴史モノとして物足りないかなぁ。 具体的には、歴史モノには作家の入れ込みが蘊蓄開陳という形でしばしば表出するものですが、この作品はそれが弱い。 おそらくは史料の読み込みがまだまだ足りず、その結果、重厚さが不足している、物語が単層になったのだろうと推察します。 当方如きが失礼...

正直、歴史モノとして物足りないかなぁ。 具体的には、歴史モノには作家の入れ込みが蘊蓄開陳という形でしばしば表出するものですが、この作品はそれが弱い。 おそらくは史料の読み込みがまだまだ足りず、その結果、重厚さが不足している、物語が単層になったのだろうと推察します。 当方如きが失礼な指摘ではございますが、歴史モノに期待するのって史実をベースにした上での作家の構想力ですし。

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2022/05/14

おもしろかった! 時代を変えるには、人と人を繋ぎ、最初の波をおこしていく、蓮田兵衛のような人物が必須なんだろうな。 さて、今の世では?

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2020/07/21

これは面白いですよ。 ダ・ヴィンチで紹介されていたので、ついうっかり読んでしまった。 戦国時代の物は数多く書かれ、読んでもいますが室町時代ってなると数が少なく、「応仁の乱」の言葉は受験勉強で知っている程度。  この「室町無頼」は当時の時代背景をしっかり描いています。なぜ「応仁...

これは面白いですよ。 ダ・ヴィンチで紹介されていたので、ついうっかり読んでしまった。 戦国時代の物は数多く書かれ、読んでもいますが室町時代ってなると数が少なく、「応仁の乱」の言葉は受験勉強で知っている程度。  この「室町無頼」は当時の時代背景をしっかり描いています。なぜ「応仁の乱」が起こったのかも分かります。  且つ、貧しく生まれた者が修行を経て強くなる、ヒーロー要素も入っている。  そして予想外に、哲学的?道徳的?な部分が私にはビリビリ来た。生とは、死とは、宗教とは、妙にストンと納得できてしまった。 垣根さんの著書も、もっと読んでみたいです。

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2020/03/02

応仁の乱前夜という渋い時代が舞台。 エンターテイメント性に溢れ、映像としても楽しめそうな作品。 しかし、遊女と浪人の組み合わせは、ロマンがあるなぁ。

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2020/02/29

http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2017/01/post-086c.html

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