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闇に香る嘘 講談社文庫
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闇に香る嘘 講談社文庫

下村敦史(著者)

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闇に香る嘘 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2016/08/10
JAN 9784062934824

闇に香る嘘

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商品レビュー

4

185件のお客様レビュー

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2026/02/25

絶対映像化できない面白さ。 失明した人物の抱える恐怖や不安が細やかに描写されており、暗闇の中で生きることの緊張感や孤独がひしひしと伝わってきた。 特に後半、これまでの布石が一気にひっくり返る展開には鳥肌。。。 ミステリーとしての完成度の高さはもちろん、社会問題への切り込み、...

絶対映像化できない面白さ。 失明した人物の抱える恐怖や不安が細やかに描写されており、暗闇の中で生きることの緊張感や孤独がひしひしと伝わってきた。 特に後半、これまでの布石が一気にひっくり返る展開には鳥肌。。。 ミステリーとしての完成度の高さはもちろん、社会問題への切り込み、そして家族愛の描写まで、どの要素も見事に描かれていて引き込まれた。

Posted by ブクログ

2026/02/08

中国残留孤児問題を軸に、家族と血のつながりを描いたミステリー。 全盲の主人公は、腎臓移植を必要とする孫を救うため検査を受けるが適合せず、27年ぶりに帰国した中国残留孤児の兄に提供を頼む。しかし兄は検査すら拒み、その態度に小さな違和感が生まれていく。 兄の帰国時、主人公はすでに視...

中国残留孤児問題を軸に、家族と血のつながりを描いたミステリー。 全盲の主人公は、腎臓移植を必要とする孫を救うため検査を受けるが適合せず、27年ぶりに帰国した中国残留孤児の兄に提供を頼む。しかし兄は検査すら拒み、その態度に小さな違和感が生まれていく。 兄の帰国時、主人公はすでに視力を失っており、その顔を確認していない。兄は本当に兄なのか。 見えないからこそ、声や言葉、空気の揺らぎから真実を探ろうとする過程が静かな緊張感を生む。疑いはやがて、家族の過去や母の死へとつながっていく。 満州からの避難行の描写は胸に迫り、中国では「日本人」、日本では「中国人」とされる残留孤児の孤独が丁寧に描かれる。 重い歴史を背景にしながらも語り口は穏やかで、終盤の反転する展開には深い納得とあたたかな余韻が残った。家族とは何か、血の絆とは何かを静かに考えさせられる一冊。

Posted by ブクログ

2026/02/07
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※このレビューにはネタバレを含みます

 中国で生まれた全盲かつ高齢の主人公が、中国残留孤児であったが数十年前に帰国した兄が、実の兄かどうか疑念を解消するミステリー。  主人公が全盲であるからこそ、そして物語の起点が幼少期(主人公は中国で幼少期を過ごしていたが、短い期間)で記憶が曖昧だからこそハラハラさせられる物語の展開。しかし、最後にはロジックの通ったネタバラシだけでなく、当初疑っていた兄や娘、孫、母の温かみを知ることになり心温まる。  読んでよかった。

Posted by ブクログ