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幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教えⅡ
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幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教えⅡ

岸見一郎(著者), 古賀史健(著者)

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幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教えⅡ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ダイヤモンド社
発売年月日 2016/02/01
JAN 9784478066119

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幸せになる勇気

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商品レビュー

4.2

842件のお客様レビュー

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2026/03/12

「ありのまま」を認める勇気。アドラー心理学と『成瀬は都を駆け抜ける』に学ぶ、自立と尊敬の形 はじめに アドラー心理学の決定版ともいえる『幸せになる勇気』を読み終えました。前作『嫌われる勇気』で語られた衝撃的な教えが、より実践的な「教育」や「愛」というテーマで掘り下げられており、...

「ありのまま」を認める勇気。アドラー心理学と『成瀬は都を駆け抜ける』に学ぶ、自立と尊敬の形 はじめに アドラー心理学の決定版ともいえる『幸せになる勇気』を読み終えました。前作『嫌われる勇気』で語られた衝撃的な教えが、より実践的な「教育」や「愛」というテーマで掘り下げられており、多くの気づきがありました。 特に心に残ったのは、対人関係における**「尊敬」**の定義です。 教育のゴールは「自立」である 本書では、教育の目的は一貫して「自立」であると説かれています。 親や教師が子どもの課題に介入し、操作しようとすることは、相手の自立を阻む行為に他なりません。 • 子どもの課題に介入しない • 自立を促すことが真の教育 このシンプルながらも難しい実践の根底にあるのが、エーリッヒ・フロムの言葉を引用して説明される「尊敬」の概念でした。 「尊敬とは、その人のありのままの姿を認め、唯一無二の存在であることを認めることである」 相手を変えようとせず、価値観を押し付けず、ただありのままを見る。その姿勢こそが相手にとっての「勇気づけ」となり、自立へと向かわせる力になるのだと感じました。 「成瀬」という生き方とアドラーの教え この一節を読んでいるとき、ふと思い出した物語があります。宮島未奈さんの『成瀬は都を駆け抜ける』の一シーンです。 主人公の成瀬は、周囲から見れば少し風変わりな女の子。ある時、担任教師から「家庭でも注意するように」と諭された成瀬の母親は、こう言い放ちました。 「そういう子なんで」 この言葉には、成瀬を矯正しようとする意図も、世間の物差しに当てはめようとする否定もありません。母が成瀬の「唯一無二の姿」を丸ごと受け入れた瞬間でした。成瀬はこの言葉を聞いて、「自分はそのままでいいんだ」と確信したといいます。 アドラー心理学では、人を褒めることも、叱ることも「ジャッジ(評価)」であるとして否定します。対人関係は、上下の評価ではなく、横のつながりである「尊敬と愛」で成立すべきだと。 この母親の態度は、まさにアドラーの言う「尊敬」そのものではないでしょうか。成瀬が誰に媚びることなく、自分自身の人生を突き進んでいけるのは、この「尊敬」による勇気づけがあったからこそだと腑に落ちました。 憧れは「自分」を捨ててしまうこと また、本書では「憧れ」についても鋭い指摘がありました。 誰かになりたいという憧れは、実は相手の真の姿を見ておらず、従属や恐怖、あるいは作り上げられた虚像を崇めているに過ぎない。 大切なのは、誰かのようになることではなく、自分の価値観を押し付けることでもなく、ただ目の前の人を、そして自分自身を「ありのまま」見つめること。 おわりに 成瀬あかりというキャラクターは、まさにアドラー心理学を体現したような存在だと思えてなりません。彼女の突き抜けた自立心の裏には、彼女を「そういう子」として認めた周囲の尊敬があったのだと。 「ありのままを認める」という大きな勇気を持って、私もこれからの人間関係に向き合っていきたい。そう強く思わされる一冊でした。

Posted by ブクログ

2026/03/06

前作の『嫌われる勇気』が地図となる一冊なら、本書はコンパスであるとのこと。 なるほど。地図は定期的に見返したくなるものだったが、このコンパスはどうだろう。なんかちょっとしっくりこないところもあった。 でも、おかげでちょっと冷静にもなれた。 どう使うかがアドラー

Posted by ブクログ

2026/02/28

前作に続き、読ませていただきました。 この読みやすい会話ベースでの青年と哲人の掛け合いが大好きです。もう続編は出ないのでしょうか 非常に勉強になった掛け合いは問題行動を起こす子供にとっての教師の意味について。学校での限られた時間しか交流しない教師よりも、出生時から関わる親に教育...

前作に続き、読ませていただきました。 この読みやすい会話ベースでの青年と哲人の掛け合いが大好きです。もう続編は出ないのでしょうか 非常に勉強になった掛け合いは問題行動を起こす子供にとっての教師の意味について。学校での限られた時間しか交流しない教師よりも、出生時から関わる親に教育の責任があると主張する青年。確かにそうだと感じた。ただ、どう足掻こうと家庭に介入できない教師が子供に与える影響の小ささを嘆くのは意味がなく、子供が家庭と学校で同じ行動をとっているとは限らない。哲人は、他ならぬ教師の前で問題行動を起こすことを選んだ子供に対して、尊敬を持って居場所を示さなければならないと言う。これは対人関係に帰着するアドラー心理学の特徴が出た、思考の仕方として勉強になりました。 「ありのままの自分を受け入れることがでにず、絶え間なき不安に晒されているからこそ、自分にしか関心が向かない」 また、ひどく共感できたのが、「『愛される技術』から『愛する技術』へ」。散々欲しがっていたカメラを手に入れた途端に燃え尽きてしまう例え。個人的にも服を買った経験などを思い出しました。こういった獲得/所有/征服をゴールとした恋愛は、物欲と同じである。この説明で、高嶺の花子さんへの止まらない想いにも一区切りがつけれそうな気がしました。神格化した愛、動物的な愛ではなく人間的な愛を育むべし。 読めば読むほど、その時の人生ステージに必要な教訓が得られると感じた本でした。また読みに戻ります

Posted by ブクログ