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有限性の後で 偶然性の必然性についての試論
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 人文書院 |
| 発売年月日 | 2016/01/23 |
| JAN | 9784409030905 |

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商品レビュー
3.7
8件のお客様レビュー
メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1959978471721210357?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw
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哲学的な信仰は科学の濁流に竿を差すことができるのか。数学的事実に哲学的アプローチの焦点を合わせる提言をしつつ、私たちの〈思い込み〉の幻影を明らかにする。
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人間は、思考の外側に存在するものを認識できるのか。 物の存在は主観的に認識することはできるが物自体を客観的に認識することはできないとするカント哲学の出現以来、上記の問いに対する答えは限りなく「否」でした。すなわち物自体を志向することはできるが実際に思考することはできない。 本...
人間は、思考の外側に存在するものを認識できるのか。 物の存在は主観的に認識することはできるが物自体を客観的に認識することはできないとするカント哲学の出現以来、上記の問いに対する答えは限りなく「否」でした。すなわち物自体を志向することはできるが実際に思考することはできない。 本書の著者メイヤスーは、この近代哲学における「常識」を超越しようとします。すなわち、物自体を認識できると説きます。しかし、この結論に至るまでの哲学的な理路は、(少なくとも哲学に慣れ親しんでいない限り)かなり複雑です。 哲学にそれほど詳しくない私には、序章と終章がとても刺激的かつ啓発的でした。前者では、カント哲学に代表される主観に基づく相関主義が批判され、終章では人間の出現以前、あるいは消滅以降の世界を想定することで、これまでの人間中心主義では捉えきれない哲学を展開します。 訳者による解説によれば、本書は反論の余地も十分にあり、実際に反論も少なくないようです。しかし、それはそれだけ新たな思考を促すに値することが本書では述べられているということの証左でもあります。オンラインなどによってつながる時代において、何かしらのネットワークの外側を志向して思考しようする本書は、書かれている内容だけでなく、書こうとする姿勢のカッコよさが際立っています。個人的には、マルクス・ガブリエルなどによる新書よりずっとずっと楽しめました。
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