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眠る盃 新装版 講談社文庫
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眠る盃 新装版 講談社文庫

向田邦子(著者)

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眠る盃 新装版 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2016/01/15
JAN 9784062932950

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商品レビュー

4.3

23件のお客様レビュー

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2024/05/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読みやすくて面白くてあっという間に読めてしまった。向田邦子さんの文章は無理なく親しみやすい印象があって好みだ。 愛情深い人だなと感じるのはやはり動物に対する描写のせいかな。湿っぽくないギリギリのところで感情を表すのがうまい。 昭和ってこういう時代だったのだと伝わってくる。時代が変わっても人間は変わっていないと感じる部分もあり、それが温かい。 芸術の話や食レポだって面白いし、二年間住んだだけという鹿児島の思い出なんかは何年分の厚みがあるか。読めばみんな好きになってしまうんじゃないかな。

Posted by ブクログ

2024/05/05

面白すぎて、ページをめくる手が止められませんでした。 自分が生まれる前と後の昭和の時代を、鮮やかに、コミカルに、時に厳しく、たくさん見せて下さる── それはもう本当に向田さんと同じ時に同じ場所から「見てきた」気がするのです。 図書館で借りたので、古い初版本ならではの、黄ばんだ紙や...

面白すぎて、ページをめくる手が止められませんでした。 自分が生まれる前と後の昭和の時代を、鮮やかに、コミカルに、時に厳しく、たくさん見せて下さる── それはもう本当に向田さんと同じ時に同じ場所から「見てきた」気がするのです。 図書館で借りたので、古い初版本ならではの、黄ばんだ紙や、壊れそうな背表紙、長い間書庫にあったという匂いがなおさら、懐かしいような、未知のような世界に誘ってくれました。 短いいくつもの章から成り立っている随筆集です。 松浦弥太郎のエッセイであらすじを読んだ時に涙が溢れ、実際に全容を読んでまた泣けた(何度でも泣ける)「字のない葉書」、三浦しをんの「舟を編む」で言葉の大海ならぬ辞書の沼にハマっている私に深く響いた「国語辞典」、いつの時代の女性もそうだな~「パックの心理学」、驚きの連続「中野のライオン」「新宿のライオン」、そして飼い猫とのエピソードも皮肉と愛情にあふれ、読み手を和ませてくれますよ。

Posted by ブクログ

2023/02/02

『父の詫び状』に続くエッセイ集。涙を誘うような話、ビックリするような逸話、観察眼に感心するような話など、様々な文章が綴られている。

Posted by ブクログ

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