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聖者の凶数 警視庁殺人分析班 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2016/01/15 |
JAN | 9784062932943 |
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商品レビュー
3.9
30件のお客様レビュー
警視庁殺人分析班シリーズ第5弾。 本作はミステリー要素が強く、犯人やその動機などはとても興味深く描かれている。ホームレスに対する差別や臓器移植の問題といった社会問題にもそれなりに触れている。 ミステリー要素が強い反面、塔子が命の危機に晒されるようなピンチに陥ることはない。過去シリ...
警視庁殺人分析班シリーズ第5弾。 本作はミステリー要素が強く、犯人やその動機などはとても興味深く描かれている。ホームレスに対する差別や臓器移植の問題といった社会問題にもそれなりに触れている。 ミステリー要素が強い反面、塔子が命の危機に晒されるようなピンチに陥ることはない。過去シリーズではそういうシーンを全てハラハラして読んだだけに、塔子には申し訳ないが、その点は少し物足りなく感じた。 このシリーズは塔子の成長記録という側面があるが、彼女はどういう警察官になるべきかと悩みはじめる。それも成長の証だ。恋バナも進展するのやらしないのやら。まだまだこの先のシリーズが楽しみだ。
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シリーズ第5弾。 女性刑事である如月塔子は背も小さくて頼りなさもある見習い刑事だが、視点は鋭いものがある。 今回の連続殺人事件の遺体に残された数字の謎にいち早く気付いたのも塔子だった。 ただ、捜査の中では女性であることで弱さを指摘されたり、見下したりされることも多々ある。 それに...
シリーズ第5弾。 女性刑事である如月塔子は背も小さくて頼りなさもある見習い刑事だが、視点は鋭いものがある。 今回の連続殺人事件の遺体に残された数字の謎にいち早く気付いたのも塔子だった。 ただ、捜査の中では女性であることで弱さを指摘されたり、見下したりされることも多々ある。 それに悩む塔子の葛藤もまた、この作品の見処かもしれない。 2024.5.4
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
警視庁捜査一課十一係シリーズ第5弾。 顔のない死体がホームレスによって発見され、そこから連続殺人が幕をあげる。 薬品による遺体を焼く残酷な手口。 体には謎の数字。 舌や指を切り取り、持ち去る意味とは。 今までのシリーズから 絶対に登場人物に犯人がいるはずなのに、最後の最後まで真相は読めなかった。 そりゃ、読めないわー。な展開。 医者も怪しい、消防関係者も怪しい。読めば読むほどみんな怪しく見えてきて 完全に作者の思うツボ。 シリーズの中で上位に入る面白さだった。 今のとこ順位はシリーズ番号5.4.1.3.2の順かなー。 個人的な意見だけど。
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