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坂の途中の家
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2016/01/01 |
JAN | 9784022513458 |
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245件のお客様レビュー
被告人の水穂に感情移入する里沙子に感情移入してしまう私。育児したことないのにとても共感してしまいました。描写が上手くて本の世界がリアルに思い浮かぶ。角田光代の本を以前に読んだ時もそうだったけど、わからないのに「わかるわかる」って気にさせてきます。 さて、本書の主人公である里沙子...
被告人の水穂に感情移入する里沙子に感情移入してしまう私。育児したことないのにとても共感してしまいました。描写が上手くて本の世界がリアルに思い浮かぶ。角田光代の本を以前に読んだ時もそうだったけど、わからないのに「わかるわかる」って気にさせてきます。 さて、本書の主人公である里沙子は、裁判員裁判の裁判員に選ばれてしまう。補欠だけど。その刑事事件は母親が娘をお風呂に落として溺死させてしまうというもの。育児ノイローゼによる責任能力の有無や、夫や義母などの関係者の供述を聞く中で、里沙子は被告人の女にどうしても自分を重ねてしまう。 育児している人にも読んでほしいし、していない人にも読んでほしいです。どうやっても「伝わらないもの」が存在し、それによって追い込まれる人がいることがわかります。 それにしても「結婚すれば」「子供ができれば」「引っ越せば」相手が変わるだろう、という幻想。この幻想いろんなところで100万回くらい聞いたことある気がするけど、人は環境が変わったくらいで変わらないものですね。 「きみはおかしい」穏やかに妻を攻撃する夫。嫌いなら離婚すればいいのにそれをしないのはなぜか。そういう愛し方しか知らないから。 夫は裁判員という役目を通して自分の知らない世界に出ていく妻に、自分の不甲斐なさを改めて感じ不安になる。そしてそんな夫の攻撃に、決めることも考えることも放棄してきたことに気づく里沙子。溜飲が下がるラストでした。
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主人公の里沙子にすごくイライラさせられる小説だった。被告人の水穂に自分を重ね合わせるのは勝手だけど、ずっと他人に判断軸を任せていることに気づいてなくて終始イライラした。 仕事を辞めたり、母乳にこだわったり。旦那に言われたからとか義母に言われて…っていう他人きっかけの考え方が多すぎ...
主人公の里沙子にすごくイライラさせられる小説だった。被告人の水穂に自分を重ね合わせるのは勝手だけど、ずっと他人に判断軸を任せていることに気づいてなくて終始イライラした。 仕事を辞めたり、母乳にこだわったり。旦那に言われたからとか義母に言われて…っていう他人きっかけの考え方が多すぎる。旦那のご飯の用意などお世話を甲斐甲斐しくやってるから、旦那が何もしなくなるのに。そこに違和感を感じないなら、全部自分がやりたいことだからって思わないとと思った。 ただ、私が結婚も子育てもしてないからそう感じるのだろう。立場が違うから共感しなかった。
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3歳の女の子を持つ母親の里沙子は、乳幼児の虐待死事件の裁判員に選ばれる。自分は良い母親なのか、自分は本当に娘を愛してるのか。夫はなぜ自分のことをわかってくれないのか。裁判を通して、彼女は自分を見つめ続けていく。
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