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科学の本一○○冊
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2015/12/01 |
JAN | 9784309253381 |
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科学の本一○○冊
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商品レビュー
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9件のお客様レビュー
科学史・科学哲学に興味がある。山本義隆の本を読んだのがきっかけだ。東大闘争の目的の一つは近代科学批判であった。山本義隆の科学史の著作もその延長にある。 では、科学史・科学哲学の大家である村上陽一郎はどんな本を読んできたのか。またどんな本を紹介するのか。それを知りたいと思い、本書を...
科学史・科学哲学に興味がある。山本義隆の本を読んだのがきっかけだ。東大闘争の目的の一つは近代科学批判であった。山本義隆の科学史の著作もその延長にある。 では、科学史・科学哲学の大家である村上陽一郎はどんな本を読んできたのか。またどんな本を紹介するのか。それを知りたいと思い、本書を読んだ。 100冊の本を一冊につき2ページで紹介しているが、それを読むだけでも勉強になる。読み終わった頃には紹介されていた本の中から20冊も買っていた。 村上陽一郎は1936年生まれの88歳。師である大森荘蔵は1921年生まれで、村上より15歳年上。1997年に75歳で亡くなった。
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著者の専門である科学史の本がほとんどだが、関心を持ったものはあった。しかし、掲載が著者名順なのは読みにくい。それぞれの本が書かれた年代順に並べてくれれば流れがわかりやすくなるし、本文中に登場する他の本の参照もしやすかったと思う。科学史の研究者には訳のないことだと思うのだが。 1...
著者の専門である科学史の本がほとんどだが、関心を持ったものはあった。しかし、掲載が著者名順なのは読みにくい。それぞれの本が書かれた年代順に並べてくれれば流れがわかりやすくなるし、本文中に登場する他の本の参照もしやすかったと思う。科学史の研究者には訳のないことだと思うのだが。 12世紀には、レコンキスタによって、イベリア半島のほぼ北半分がイスラム圏の支配を排してキリスト教圏に組み入れられた。その地域の中心的都市であったトレドには、多くのアラビア語の文献が残されたため、翻訳学校が作られてラテン語に翻訳された。同様の翻訳活動はシチリアのパレルモでも行われた。この時期に、学問の中心となる大学がボローニャ、パリ、オクスフォード、ケンブリッジに誕生した。 「十二世紀ルネサンス」C.H.ハスキンズ キリスト教では、神が被造世界を治めることを人間に命じており、それを根拠に人間が自然を支配することを進めてきたことが、近代科学・技術文明を作り上げた。したがって、キリスト教が自然破壊、環境破壊の元凶である。 「機械と神―生態学的危機の歴史的根源」リン・ホワイト 神の被造世界にある秩序は、神の設計の合理性であり、それを探求することは神の本質の一部を与えられた人間にとって、最も重要な行為であるとキリスト教徒は考えていた。この点は、ニュートン、ガリレオ、ケプラー、コペルニクスなどが等しく共有していた。 17世紀にイギリスの自然哲学者たちの多くが清教徒であり、資本主義とプロテスタントの関係を論じたウェーバー・テーゼにつながる。 「科学社会学の歩み」マートン・キング 永らくヨーロッパの学問の世界を支配してきたスコラ学は、キリスト教と古代ギリシャ哲学の融合によってつくられた。17世紀になって、ベーコン、デカルト、ニュートン等によって、新しい哲学への道が拓かれたが、基本的にキリスト教信仰を基礎にしていた。18世紀の啓蒙主義は、人間の思考をキリスト教の枠組みから解放しようとして、哲学の基礎は解体された。19世紀に、哲学は個別科学へ分化し、自然を扱う学問と人間の事績を扱う学問に分かれた。 「文化科学と自然科学」リッケルト
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「科学史」の本が中心でしたので、ちょっと難しい本が多かったかな。思いの外みすず書房の本が多くてびっくりしました。
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