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科学の本一○○冊 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2024/11/12

科学史・科学哲学に興味がある。山本義隆の本を読んだのがきっかけだ。東大闘争の目的の一つは近代科学批判であった。山本義隆の科学史の著作もその延長にある。 では、科学史・科学哲学の大家である村上陽一郎はどんな本を読んできたのか。またどんな本を紹介するのか。それを知りたいと思い、本書を...

科学史・科学哲学に興味がある。山本義隆の本を読んだのがきっかけだ。東大闘争の目的の一つは近代科学批判であった。山本義隆の科学史の著作もその延長にある。 では、科学史・科学哲学の大家である村上陽一郎はどんな本を読んできたのか。またどんな本を紹介するのか。それを知りたいと思い、本書を読んだ。 100冊の本を一冊につき2ページで紹介しているが、それを読むだけでも勉強になる。読み終わった頃には紹介されていた本の中から20冊も買っていた。 村上陽一郎は1936年生まれの88歳。師である大森荘蔵は1921年生まれで、村上より15歳年上。1997年に75歳で亡くなった。

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2019/01/02

著者の専門である科学史の本がほとんどだが、関心を持ったものはあった。しかし、掲載が著者名順なのは読みにくい。それぞれの本が書かれた年代順に並べてくれれば流れがわかりやすくなるし、本文中に登場する他の本の参照もしやすかったと思う。科学史の研究者には訳のないことだと思うのだが。 1...

著者の専門である科学史の本がほとんどだが、関心を持ったものはあった。しかし、掲載が著者名順なのは読みにくい。それぞれの本が書かれた年代順に並べてくれれば流れがわかりやすくなるし、本文中に登場する他の本の参照もしやすかったと思う。科学史の研究者には訳のないことだと思うのだが。 12世紀には、レコンキスタによって、イベリア半島のほぼ北半分がイスラム圏の支配を排してキリスト教圏に組み入れられた。その地域の中心的都市であったトレドには、多くのアラビア語の文献が残されたため、翻訳学校が作られてラテン語に翻訳された。同様の翻訳活動はシチリアのパレルモでも行われた。この時期に、学問の中心となる大学がボローニャ、パリ、オクスフォード、ケンブリッジに誕生した。 「十二世紀ルネサンス」C.H.ハスキンズ キリスト教では、神が被造世界を治めることを人間に命じており、それを根拠に人間が自然を支配することを進めてきたことが、近代科学・技術文明を作り上げた。したがって、キリスト教が自然破壊、環境破壊の元凶である。 「機械と神―生態学的危機の歴史的根源」リン・ホワイト 神の被造世界にある秩序は、神の設計の合理性であり、それを探求することは神の本質の一部を与えられた人間にとって、最も重要な行為であるとキリスト教徒は考えていた。この点は、ニュートン、ガリレオ、ケプラー、コペルニクスなどが等しく共有していた。 17世紀にイギリスの自然哲学者たちの多くが清教徒であり、資本主義とプロテスタントの関係を論じたウェーバー・テーゼにつながる。 「科学社会学の歩み」マートン・キング 永らくヨーロッパの学問の世界を支配してきたスコラ学は、キリスト教と古代ギリシャ哲学の融合によってつくられた。17世紀になって、ベーコン、デカルト、ニュートン等によって、新しい哲学への道が拓かれたが、基本的にキリスト教信仰を基礎にしていた。18世紀の啓蒙主義は、人間の思考をキリスト教の枠組みから解放しようとして、哲学の基礎は解体された。19世紀に、哲学は個別科学へ分化し、自然を扱う学問と人間の事績を扱う学問に分かれた。 「文化科学と自然科学」リッケルト

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2018/10/09

「科学史」の本が中心でしたので、ちょっと難しい本が多かったかな。思いの外みすず書房の本が多くてびっくりしました。

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2018/01/02

科学の本と言うより、科学史の本を紹介しているような気もする。 一通り目を通してみたが、途中で眠くなったので、分からない単語を調べるにとどめる。

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2016/12/08

科学史家・科学哲学者である著者が一般書を中心に選んだ,国も時代も様々な100冊の本!「科学の本」と銘打っているのに,なぜ聖書や小説が含まれているのでしょうか。本の紹介という形式ながら,自ずと「科学」について考えさせられます。

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2016/05/05

科学の本を読んでいないと思い、なにから手をつけようかと思って見つけた。見開き2ページ、一部が4ページで紹介されている。 読みたい本が関連図書含めて100冊以上みつかったのは嬉しい悲鳴。 著者の作品で「逆遠近法」という言葉が使われている。科学が進化するものと捉えて過去のものを愚...

科学の本を読んでいないと思い、なにから手をつけようかと思って見つけた。見開き2ページ、一部が4ページで紹介されている。 読みたい本が関連図書含めて100冊以上みつかったのは嬉しい悲鳴。 著者の作品で「逆遠近法」という言葉が使われている。科学が進化するものと捉えて過去のものを愚かであったり、未来の礎と捉えることへの異論である。過去の研究もその時代の現在と捉えてみる。 科学の理論にのみ依るものと、観測可能な現象に重きをおくこと。科学者にも両方の立場がある。

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2016/04/29

本書では著者が専門とする科学史関係の選書を紹介している。あたかも講義の中で参考文献を示すときのような語り口調と感じる人も多いだろう。丁寧で品のある文体、ところどころで散りばめられる格調高い語句は、村上先生ならではといえる。既読のものもあるが、数冊を早速図書館で借りたり、積読中の棚...

本書では著者が専門とする科学史関係の選書を紹介している。あたかも講義の中で参考文献を示すときのような語り口調と感じる人も多いだろう。丁寧で品のある文体、ところどころで散りばめられる格調高い語句は、村上先生ならではといえる。既読のものもあるが、数冊を早速図書館で借りたり、積読中の棚から近々に読む本に整理したりした。中山茂が訳したクーンの『科学革命の構造』について、一部に誤訳があることが指摘できるのは村上先生くらいだろう。

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2016/03/21

著者が選んだ古今東西の科学本。自然科学・工学etc。 ちょっと変わったところでは、聖書・古事記・漱石の三四郎など。自著が5冊入っているのは、著者なんだから当然?

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2015/12/29

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