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フォルトゥナの瞳 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2015/11/01 |
JAN | 9784101201917 |
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商品レビュー
3.5
227件のお客様レビュー
人の死が予見できてしまうという能力を身に着けてしまった、まじめで目立たない若者が主人公。設定や展開はやや説明的なところが気になって、どのみにファンタジーなのだから、細かい説明はくどいように思われるところもあった。ストーリーも何となく予見できてしまうし、このように感動してください...
人の死が予見できてしまうという能力を身に着けてしまった、まじめで目立たない若者が主人公。設定や展開はやや説明的なところが気になって、どのみにファンタジーなのだから、細かい説明はくどいように思われるところもあった。ストーリーも何となく予見できてしまうし、このように感動してくださいと押し付けられてしまっているようなところも、私はあまり好きではなかった。読みやすいし、人気があって映画されたというのはわからなくもないが。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
もちろん面白かったけど、期待してた分抜けては無かったかなぁ、上から目線みたいで申し訳ないけど。 中盤以降のやめようか、やっぱりやろうかみたいな心理描写は、もちろんリアルでそうなんだろうけど、なかなか先に進まない感じに、少々イラつきもして。最後のオチもなんとなく予想していたので、ああやっぱりか、みたいな。。 映画化されているんだよね、これ。一人称の独白的な小説の表現をどうやって映像化したんだろうか?と、そこにはとても興味を持ちました。 うーん、ハッピーエンドにはならないよねぇ。。無念。
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1. 人生の短さについて P255より抜粋 「俺だってそうだが、人間というのは自分がいつ死ぬかがわからない。まあ、末期ガンにでもなれば別だがな。しかし、もし自分の人生が三十歳で終わるとわかっていたなら、誰でもまるで違った生き方をするだろう。だが、幸か不幸か、終わりがいつ来るかはわ...
1. 人生の短さについて P255より抜粋 「俺だってそうだが、人間というのは自分がいつ死ぬかがわからない。まあ、末期ガンにでもなれば別だがな。しかし、もし自分の人生が三十歳で終わるとわかっていたなら、誰でもまるで違った生き方をするだろう。だが、幸か不幸か、終わりがいつ来るかはわからない。で、たいていの奴が水で薄めたみたいな生き方をしている。やりたいことや夢は誰でも持っているが、本気でそれに向かって進む奴は少ない。なぜかと言えば、自分には時間がたっぷりあると信じているからだ。何の根拠もなく、な」 2-1. 【主人公】初恋の初々しい描写の懐かしさ 初恋の初々しい描写に自分自身の過去と似ているものを感じ、懐かしさを感じた。自信のなさから、相手の好意的な発言もただのお世辞だよと片付けたり、振られるのが怖くて一歩踏み出せなかったり、それでも頭から離れなくてわんちゃん?って思ってしまう。意中の女性を射止めた時の喜び、自分は幸せ者だと。 2-2. 【俺】①性や恋愛にある程度の自信がついたが根本の自信がなくただの見栄張りカッコつけになっている。②性欲にまみれて本当の愛が分からなくなってきている? ①この本を読んでから自分を客観的に見て、ある程度恋愛に関して自信がついてきてしまっているから、なんかツンとかっこつけている感じがするが、根本の自信はなく、振られたり拒まれたりするのを極端に恐れている。なんかダサいし自分らしくないなと思ってしまった。確かに恋愛において「余裕感」を演出するのは大事だけど、なんかそれはちょっと違くないって思う。すごいただの「見栄張り」。 ②性欲と恋愛がごっちゃになって、今後、本当の愛し愛されはできなくなるのではと思った。初恋のような情熱さはもう今後得られないだろう。ある程度冷めた恋愛を今後していくことになる。それは当たり前だしみんなそうだろう。 3-1. 【主人公】自分に期待しないから、欲がなく、熱中できること。 主人公のような幼少期に両親と兄弟を亡くした身だからかもしれないが、自分には「何の可能性も秘めていないと」思っているように感じる。だから特に欲がなく、例えば、仕事で扱う高級車を見ても「こんな車が欲しい」「こんな車で横に女を乗せて走りたい」なんて欲がない。 何か自分の人生に対して「諦め」のようなものがあるから、他者を羨ましがることがなくなるから、世の中たくさんの選択肢がある中で自分のした選択に劣等感を感じて他の選択肢に目移りすることがない。だから軸がブレることがなく目の前の仕事に集中できる。 対して自分は、一度きりの人生失敗したくないし、自分にすごく期待をしている。俺ならできると。ただそのプレッシャー押しつぶされることが多い 3-2. 【俺】その上で今の自分は自分に対して過度に期待しており、欲にまみれ、その結果、短期的な快楽的な欲求を満たす選択ばかりを選んでしまっている現状。 4. 性的なシーンで主人公の男目線で感じることの描写が上手い。 「膨らんだ胸」「白く柔らかい肌」とか。主人公の初体験シーンというのもあり、その「初めての時だけに感じられる世界が変わったんじゃないかっていうくらいの衝撃的出来事」に懐かしさを感じた。まあ、今でもセックスは少ないから毎回新鮮な気持ちで臨めているなとも思う。
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