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愛のようだ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | リトル・モア |
発売年月日 | 2015/11/01 |
JAN | 9784898154243 |
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商品レビュー
3.6
42件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ドライブと友人の彼女の進行していく病気のこと。 大人になってから車の免許取得と同時に車も買って、友人や仕事仲間とドライブに行くのが日常になった話。 友人の彼女は病気で、日に日に症状は悪くなっていくような気がする。 ただドライブしている風景ばかりの話。 40代50代の男性が読んだら世代的に楽しめるのかなあ。 時の経過と、亡くなった友人の彼女への追悼の気持ち。 大人の小説。最後になんだかツンとくる話。
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最近好きな作家、長嶋有さんの作品、猛スピードで母は、夕子ちゃんの近道、ルーティーンズに続き読了。 いやー、面白かった(´∀`) 超エモエモエモエモエモい作品でしたねー。 恋愛モノ…というのがあまり得意では無いんですが、本作は全然楽しんで読めました。 美し過ぎる物語(最近よく...
最近好きな作家、長嶋有さんの作品、猛スピードで母は、夕子ちゃんの近道、ルーティーンズに続き読了。 いやー、面白かった(´∀`) 超エモエモエモエモエモい作品でしたねー。 恋愛モノ…というのがあまり得意では無いんですが、本作は全然楽しんで読めました。 美し過ぎる物語(最近よくある、自分みたいなおじさんにはもう眩し過ぎて見れないやつ、「君の〇〇をたべたい」的な…)ではなく、「40歳のおじさんのカッコつけ過ぎてない恋愛物語」だからすんなり入って行けたのかなぁと(笑) 物語の大半が車の中での掛け合いでストーリーが展開して行くのですが、そのやり取りが本当にリアルで… 男旅とかこんな感じだよなぁ…とか、終始ニヤニヤしながら楽しんで読めました(笑) 琴美からの最後の贈り物、ここをどう解釈するのか… 個人的には「琴美も戸倉のこと好きだったんじゃないの?」と。 以前の二人のやり取り、「私のこと好きなのかな」、「愛してるかな?」を聞き返して安心するシーンとか、あとは伊勢神宮のお守りをあえて直接渡さなかったところとか… 主人公もそうだったように、琴美も自分の気持ちに後から気付いた、でも三人のこの関係性を崩したくはない、そこを鑑みてとった行動がこれだった。 そう考えると全ての辻褄が合うような気がしました、どうでしょうか… ここらへん、色んな方の感想も見てみたいなと思いました。 甘酸っぱくちょっと切ない読後感…でも前向きになれる、そんな素敵な物語。 やっぱりさすが長嶋有さん…良いお話でした…( ̄∇ ̄) ちなみに、作中に頻繁に懐かしあるあるネタが出てきます。 作家さんが年上なので、自分ではイマイチ分からない部分もあったのですが、同年代の方が読むともっとハート鷲掴みなのかもしれません(笑) <印象に残った言葉> ・琴美の手術は来週だ。(P21) ・私のこと好きなのかな(P50、琴美) ・このとき、いきなり生じた変な気持ちこそが、人を好きになった、恋に落ちたということだと気づくのに、俺はかなり時間がかかった。(P53) ・温泉街にこもって子供を育てるとは。平成も四半世紀過ぎた時代に、そんなに幸の薄いふるまいをする女がいるというのか。(P76) ・「そこにいない」美人を褒めてはいけないのだ(P148) ・女の胸はな、大きいか小さいかじゃない。もちろん、大きくても小さくてもいいわけでもない。「みせてくれるかどうか」だ!(P204、戸倉) ・万華鏡を分解して、中身にガッカリした、みたいなことをいうな。万華鏡はただ喜んで回すんだ、それでみえていたことだけが本当のことだよ(P206、戸倉) ・「愛のようだ」と永嶺は短くいった。(P210) <内容(「BOOK」データベースより)> 40歳にして自動車免許を取得した戸倉。友人の須崎と、その彼女琴美。退院したらどこかいこう――約束を果たすべく、彼らは車に乗り込んだ。車窓の風景は移ろい、音楽は次々流れ、会話は止まらない。各々胸中は違えど同じ車内、同じ方向に進んでいく。そして大切なものを失ったことに気づく瞬間が訪れ……。愛しさと哀しみを鮮明に描きだした恋愛小説。〈解説〉大塚真祐子
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アニメの部分が理解不能。丁度その世代だと分かるのか?中年の男がつるむって、経験ないので、よく分からない。でも、会話は、ありそうでもある。
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