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養老孟司の幸福論 まち、ときどき森 中公文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2015/07/01 |
| JAN | 9784122061408 |
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養老孟司の幸福論
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商品レビュー
3.8
13件のお客様レビュー
(2021/5/4読了) 人は山・森へ(時々は)帰れ、という話。氏のいう「脳化」への警鐘である。 もとは「庭は手入れをするもんだ」という本だったらしいが、なぜこうも「バフラっ」としたタイトルにしたのかな。
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「二人称(親しい人)の死にしか意味はない。」 「自分の命は二人称(親しい人)のためにある。」 ・一人称の死はもう手遅れ。もういないので自分自身には関係がない。三人称の死は無関係。悲しいと思うかも知れないが生活には直接影響しない。親や子、配偶者、親友など親しい二人称の死だけが唯一意...
「二人称(親しい人)の死にしか意味はない。」 「自分の命は二人称(親しい人)のためにある。」 ・一人称の死はもう手遅れ。もういないので自分自身には関係がない。三人称の死は無関係。悲しいと思うかも知れないが生活には直接影響しない。親や子、配偶者、親友など親しい二人称の死だけが唯一意味を持つ。逆に言えば人生は二人称のためにある。命は自分のものじゃないから自殺はいけない。二人称の人たちを悲しませないために生きる。夜と霧のフランクルも"人生の意味は自分の中にはない"と言っている。 ・昔の集落には二人称を増やす効果もあった。義理人情で暑苦しいなどの背反はあったがお互いに支え合うという意味があった。戦争中のお国や天皇陛下の為に戦いますというのも実際には自分の子や家族のために身を投げていた。 ・キリスト教は神が二人称の役割をしているのかもしれない。神様に与えてもらった命を勝手に無駄にしてはいけない。 「人事の世界と花鳥風月の世界を持つと良い。」 ・いじめの体験談に関する本を読むと、そこには人間関係の話しか出てこない事に気付いた。自分を取り巻く環境が人事に尽きていて自然が全く出てこない。周りの人間関係に押し潰されて逃げ場を無くしてしまっている。本来世界は人間関係で作られる人事の世界と人間の意思とは無関係に動いている花鳥風月の世界が存在する。昔から人間はこの人事の世界と花鳥風月の世界の両方を行き来して生きてきた。どちらがいいということはなく、どちらも良い時と悪い時があるので、一方が悪い時にもう一方の世界に救いを求められるようバランスをとって生きていく必要がある。今は都市化が進み人事の世界が支配し過ぎている。花鳥風月の世界が排除され過ぎている。
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※このレビューにはネタバレを含みます
自然と人がどう生きてきて、これからどうした方がいいのか、豊かさやエネルギーについて書かれている。 養老先生の恩師の言葉「教養とは人の心がわかる心」が印象に残った。
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