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母性 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2015/06/26 |
| JAN | 9784101267715 |
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母性
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母性
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商品レビュー
3.7
1252件のお客様レビュー
母と娘
2人の見方がまるで違っていたり…どちらかに傾くと真実が見えなくなる。 ちょっと苦手でした。
鹿内美保
母性を探し求める母娘。どう愛したら、愛が伝わるのか。「愛能う限り」の呪縛。逃れることとのまれることどちらが幸福なのか。苦しく、やるせない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
母と娘を巡る確執の話、という如何にもな湊氏作品。 自殺未遂の娘、その母親、そのまた母親(孫からしたら祖母)。祖母の無条件の愛のもとすくすく育った母親は、長じて結婚し「母親」になってからも「娘」のままで、彼女の目線は下ではなく上だった、みたいなのが筋。 更には母親の嫁ぎ先でその義母(孫からしたらそれも祖母)との確執もあり、ドロドロの母(義)娘のやり取りも、これまた湊氏ならでは。 ・・・ これに対し、新たな視点を授けてくれるのが、間宮氏の解説。 曰く、男性・父という類の失墜、女性・母という類の勝利、みたいな話。 辞書中の類語の多寡から始まり、本作中でも、如何に男性が事態に関わらなかったか、そのくせ権力だけ集中し、いざとなったら逃げるのか、という話。 まあこれ、自殺未遂の娘の父に代表されるのですがね。彼は、妻(つまり娘の母)と実の母(娘の祖母)との諍いには一切介入せず、知らんぷりを決めていました。挙句の果てに不倫をして駆け落ち、さらには出戻り。その理由がまた甘ちゃんでさ。あほちゃうか、お前と。 たかだか一人二人を帰納して全体を語るわけではないのですが、視点としてはそうも読めるなと感じた次第。 ・・・ ということで久々の湊作品でした。 母娘の確執というのも分かりますが、日本人(湊作品だけ?)は家族でもとにかく喋りませんよね。心の内訳を吐露しない。それは誤解も生じますよね。 うちは国際結婚でしたが、喋らないと伝わらないというので夫婦間では風通しは良かったです。ただ私と母は純日本ですね。私も向こうも喋らない。こちらも喋らない(伝える自信がない。伝えてる途中に相手の無理解にキレ始めてしまう)。妻にも呆れられます…。 コニュニケーション不全の禍根は私の代で絶やしていきたいですね。
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