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人はみな妄想する ジャック・ラカンと鑑別診断の思想
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人はみな妄想する ジャック・ラカンと鑑別診断の思想

松本卓也(著者)

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人はみな妄想する ジャック・ラカンと鑑別診断の思想

定価 ¥3,520

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 青土社
発売年月日 2015/04/24
JAN 9784791768585

人はみな妄想する

¥2,475

商品レビュー

4.8

5件のお客様レビュー

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2022/05/13

鑑別診断という一本の軸を据えることで、雑な簡略化のない、しかしめちゃくちゃわかりやすく整理されたものとして、ラカンの理論の変遷を提示してくれる。ほんとうにすごい。

Posted by ブクログ

2021/05/19

ラカン入門として最適な本だと思う。 ラカンの用いるわかりにくい概念が「鑑別診断」という切り口を与えることにより非常に整理された形で頭に入ってくる。 ラカンを学び始める人はまずここからという一冊。

Posted by ブクログ

2018/12/14

精神病理学の専門家としての立場から、特に鑑別診断に焦点を当ててラカンを年代別に論じる。 フロイトとの対応も詳細に解説し、ラカンはフロイトをどのように受け継いだのかもわかりやすい。 また、ジャック=アラン・ミレールはじめ現代ラカン派の議論も適度に参照するとともに、ドゥルーズ=ガタリ...

精神病理学の専門家としての立場から、特に鑑別診断に焦点を当ててラカンを年代別に論じる。 フロイトとの対応も詳細に解説し、ラカンはフロイトをどのように受け継いだのかもわかりやすい。 また、ジャック=アラン・ミレールはじめ現代ラカン派の議論も適度に参照するとともに、ドゥルーズ=ガタリやデリダによる批判も検討している。 さらに加えて、DSMに代表される現代の精神医学の方法論への痛烈な批判がしばしば見られる。 本書の冒頭に書かれているように、ラカンは構造主義として、あるいはポストモダニストとしてしばしば批判の的にされるが、ラカンは常に自己の理論を刷新し続けており、どの批判もラカン理論の全貌を捉えられているとは言い難い。東浩紀『存在論的、郵便的』のいわゆる否定神学的ラカンは乗り越えられるし乗り越えられている。「結論」の末尾にもあるとおり、本書は「人はみな妄想する」時代の社会を見つめ直し続けるための前提を築いている。

Posted by ブクログ

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