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ソラリス ハヤカワ文庫SF
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ソラリス ハヤカワ文庫SF

スタニスワフ・レム(著者), 沼野充義(訳者)

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ソラリス ハヤカワ文庫SF

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2015/04/08
JAN 9784150120009

ソラリス

¥825

商品レビュー

4

142件のお客様レビュー

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2026/03/22

意思を持った地球外生命体を「海」にしてしまうという大胆な設定が目を引くが、物語の中で繰り広げられるのは古典的なラブストーリーであり、ある種の幽霊譚であり、作中作『ソラリス研究の十年』における細かすぎるSF設定であったりと、読みどころは多い。 しかしオールタイム・ベストにも挙げられ...

意思を持った地球外生命体を「海」にしてしまうという大胆な設定が目を引くが、物語の中で繰り広げられるのは古典的なラブストーリーであり、ある種の幽霊譚であり、作中作『ソラリス研究の十年』における細かすぎるSF設定であったりと、読みどころは多い。 しかしオールタイム・ベストにも挙げられる本作に対して物申すのは気が引けるのだが、展開される様々なテーマ一つ一つが重厚すぎて、恐らく本書の最重要テーマであろう「理解を超えた知性とのコンタクト」の部分が霞んでしまった印象を受けた。かつて映画化された際は、ロマンスの部分をピックアップした作品になったようだけど、そりゃ原作者にしてみたら本意じゃないよなあと思う。 SF専門家やインテリ読者が本書を絶賛するのはよく分かるし、読みどころは多いと書いた一方で、市井の読者がSF部分の難解さを解読しながら読み進めるのは相当大変なんじゃないかなあ。余計なお世話かもしれないけど。

Posted by ブクログ

2026/02/26

ファーストコンタクトものの名作と言われているので興味を持っていた。 序盤はSFというよりもホラー小説かと思うような描写があり、結構怖かった。 他にもラブロマンスだったり詳細なソラリス学に関する歴史も書かれていて、不思議な小説だった。 ただ全体としてはやっぱり面白かった。 異星...

ファーストコンタクトものの名作と言われているので興味を持っていた。 序盤はSFというよりもホラー小説かと思うような描写があり、結構怖かった。 他にもラブロマンスだったり詳細なソラリス学に関する歴史も書かれていて、不思議な小説だった。 ただ全体としてはやっぱり面白かった。 異星人とのコンタクトという問題に対して、相手が人間のように考えたり人間のようにコミュニケーションを取れるとは限らないというのは考えてみれば当たり前だった。 そうした主題ゆえに結末も読んでいる人間含めてスッキリする感じではないのですが、それも含めて名作だった。

Posted by ブクログ

2026/02/21

始まりさえも覚えていないこの存在が経てきた、様々な経験や感情の一覧表だろうか?束の間の生を享けて解放された山々の願望と情熱、希望と苦悩の記述だろうか。数学が存在に、孤独と断念が豊穣に変容することだろうか。しかし、このすべては伝達不可能な知識なのだ。もしもそれを地球のいずれかの言語...

始まりさえも覚えていないこの存在が経てきた、様々な経験や感情の一覧表だろうか?束の間の生を享けて解放された山々の願望と情熱、希望と苦悩の記述だろうか。数学が存在に、孤独と断念が豊穣に変容することだろうか。しかし、このすべては伝達不可能な知識なのだ。もしもそれを地球のいずれかの言語に翻訳しようとしても、価値と意味のあらゆる探索は無残な失敗に終わり、向こう側に残ったままだろう。しかし、結局のところ、『信者』たちが期待しているのは、そういった科学より詩学の名に相応しい新発見の数々ではないのだ。なぜならば、彼らは自分でもそれとは知らずに、〈啓示〉を待ち望んでいるのだから。それは人間自身の意味を説明してくれるような啓示なのだ!

Posted by ブクログ