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ソラリス ハヤカワ文庫SF
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ソラリス ハヤカワ文庫SF

スタニスワフ・レム(著者), 沼野充義(訳者)

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ソラリス ハヤカワ文庫SF

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2015/04/08
JAN 9784150120009

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商品レビュー

4

148件のお客様レビュー

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2026/05/15

ソラリス は単なる未知との遭遇を描いたSFではなく、人間の自己中心性や科学万能主義の限界を浮き彫りにする作品だった。 人類は宇宙進出の過程で未知の知性と出会うことを確信していた。しかしその知性は、「人間に似た存在」であり、意思疎通可能であるという前提がどこかにあった。 その考...

ソラリス は単なる未知との遭遇を描いたSFではなく、人間の自己中心性や科学万能主義の限界を浮き彫りにする作品だった。 人類は宇宙進出の過程で未知の知性と出会うことを確信していた。しかしその知性は、「人間に似た存在」であり、意思疎通可能であるという前提がどこかにあった。 その考えを根底から覆すのがソラリスの海である。海は何を考え、何を目的に活動しているのか全く分からない。人類は詳細な研究の末に「ソラリス学」という学問まで築き上げるが、そこで提示される理論はどれも決定打にならず、調べれば調べるほど理解から遠ざかっていくような皮肉がある。 さらに印象的だったのは、海が研究員たちの抑圧された無意識を“来訪者”として実体化させる設定だ。ここにはフロイト的心理学を感じた。 主人公に現れたのは、自分が原因で自殺した元妻だった。主人公は彼女を「本物の人間ではない」と理解しながらも、後悔や罪悪感から、彼女を本物であってほしいと願い続ける。その姿からは、人間が未知を理解する際にも、結局は自分の感情や願望を投影してしまうというテーマを感じた。 なお、ソラリスの海の形態的特徴に関する表現は私にとっては難解で分かりにくかったため、星4/5とした。

Posted by ブクログ

2026/05/02

SF小説傑作、やっと読む機会ができました。本書は海の惑星ソラリスを研究するために宇宙ステーションに派遣された心理学者を主人公として描かれた作品です。ネタバレになりますのでストーリー関連についてはコメントしませんが、これこそ「未知との遭遇」を描いた作品という印象を持ちました。人間が...

SF小説傑作、やっと読む機会ができました。本書は海の惑星ソラリスを研究するために宇宙ステーションに派遣された心理学者を主人公として描かれた作品です。ネタバレになりますのでストーリー関連についてはコメントしませんが、これこそ「未知との遭遇」を描いた作品という印象を持ちました。人間がどうやっても理解できない知性が存在しているのではないか、そしてそれは知性が高い、低いというスケールの問題ではありません。人間とは「違う」知性の存在です。これは現在大きなテーマである人工知能を考える際の視点にもなるでしょう。ソラリスという未知の存在、そしておそらく永久に?不可知の存在ではないか、というものに対峙した時に、人間はどうなってしまうのかを考えさせられました。個人的に思ったのは、人類は歴史上、未知、あるいは不可知のものに出くわした際に(つまり当時の科学水準や論理ではどうしても説明できないものに出会ったときに)、それをハンドリングするために、神あるいは宗教というものを生み出したのではないかということです。不安を崇敬に転換する処理とも言えるでしょう。

Posted by ブクログ

2026/04/23

面白かったけど好みじゃなかった!文章というか、構成というか、情報を読者に開示したり心情描写したりするタイミングが私に合わなさ過ぎた。

Posted by ブクログ

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