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ソラリス の商品レビュー

4

145件のお客様レビュー

  1. 5つ

    41

  2. 4つ

    52

  3. 3つ

    33

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    1

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2026/04/18

架空の星ソラリスの風景描写がしつこく、現実離れしているので読んでいて疲れた。 正直な話、よくわかりませんでした。

Posted byブクログ

2026/04/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

想像以上にハードSFでした。 軽い気持ちで読むと置いていかれるので、少し読みづらさもあるので「読むぞ!」って気持ちで読まないといけないですね。 冒頭は薄暗い雰囲気のなか何が起きるのかホラーテイストですか、中盤からはハードSFとラブロマンスも交えながら哲学的なテーマへと移る。 今までの未知の存在とのコンタクトとは異なり楽しめました。惑星ソラリスの描写も想像しながら読むのがワクワクして楽しかったです。

Posted byブクログ

2026/04/04

惑星ソラリスに辿り着いた主人公。 そこからずっとソラリスが舞台、いわばワンシチュエーション。 不気味な終始気配が漂っていて、海の存在がより不気味さを増している。 海は味方なのか敵なのか、はたまた、こちらの存在にすら気づいていないのか。 思ったよりも叙情的で、ラストも読み手に委...

惑星ソラリスに辿り着いた主人公。 そこからずっとソラリスが舞台、いわばワンシチュエーション。 不気味な終始気配が漂っていて、海の存在がより不気味さを増している。 海は味方なのか敵なのか、はたまた、こちらの存在にすら気づいていないのか。 思ったよりも叙情的で、ラストも読み手に委ねるような、多角的な作品だった。

Posted byブクログ

2026/04/01

私たちが無意識のうちに刷り込まれているファーストコンタクトへのステレオタイプに一喝を入れてくれるような作品。本の中でも言及されているが、私たちはしばしば人間中心主義的、人間形態主義的にものを考えてしまう。だが実際にはそういった形での相互理解はそもそも不可能なのかもしれない。そのこ...

私たちが無意識のうちに刷り込まれているファーストコンタクトへのステレオタイプに一喝を入れてくれるような作品。本の中でも言及されているが、私たちはしばしば人間中心主義的、人間形態主義的にものを考えてしまう。だが実際にはそういった形での相互理解はそもそも不可能なのかもしれない。そのことに気付かせてくれる。

Posted byブクログ

2026/03/22

意思を持った地球外生命体を「海」にしてしまうという大胆な設定が目を引くが、物語の中で繰り広げられるのは古典的なラブストーリーであり、ある種の幽霊譚であり、作中作『ソラリス研究の十年』における細かすぎるSF設定であったりと、読みどころは多い。 しかしオールタイム・ベストにも挙げられ...

意思を持った地球外生命体を「海」にしてしまうという大胆な設定が目を引くが、物語の中で繰り広げられるのは古典的なラブストーリーであり、ある種の幽霊譚であり、作中作『ソラリス研究の十年』における細かすぎるSF設定であったりと、読みどころは多い。 しかしオールタイム・ベストにも挙げられる本作に対して物申すのは気が引けるのだが、展開される様々なテーマ一つ一つが重厚すぎて、恐らく本書の最重要テーマであろう「理解を超えた知性とのコンタクト」の部分が霞んでしまった印象を受けた。かつて映画化された際は、ロマンスの部分をピックアップした作品になったようだけど、そりゃ原作者にしてみたら本意じゃないよなあと思う。 SF専門家やインテリ読者が本書を絶賛するのはよく分かるし、読みどころは多いと書いた一方で、市井の読者がSF部分の難解さを解読しながら読み進めるのは相当大変なんじゃないかなあ。余計なお世話かもしれないけど。

Posted byブクログ

2026/02/26

ファーストコンタクトものの名作と言われているので興味を持っていた。 序盤はSFというよりもホラー小説かと思うような描写があり、結構怖かった。 他にもラブロマンスだったり詳細なソラリス学に関する歴史も書かれていて、不思議な小説だった。 ただ全体としてはやっぱり面白かった。 異星...

ファーストコンタクトものの名作と言われているので興味を持っていた。 序盤はSFというよりもホラー小説かと思うような描写があり、結構怖かった。 他にもラブロマンスだったり詳細なソラリス学に関する歴史も書かれていて、不思議な小説だった。 ただ全体としてはやっぱり面白かった。 異星人とのコンタクトという問題に対して、相手が人間のように考えたり人間のようにコミュニケーションを取れるとは限らないというのは考えてみれば当たり前だった。 そうした主題ゆえに結末も読んでいる人間含めてスッキリする感じではないのですが、それも含めて名作だった。

Posted byブクログ

2026/02/21

始まりさえも覚えていないこの存在が経てきた、様々な経験や感情の一覧表だろうか?束の間の生を享けて解放された山々の願望と情熱、希望と苦悩の記述だろうか。数学が存在に、孤独と断念が豊穣に変容することだろうか。しかし、このすべては伝達不可能な知識なのだ。もしもそれを地球のいずれかの言語...

始まりさえも覚えていないこの存在が経てきた、様々な経験や感情の一覧表だろうか?束の間の生を享けて解放された山々の願望と情熱、希望と苦悩の記述だろうか。数学が存在に、孤独と断念が豊穣に変容することだろうか。しかし、このすべては伝達不可能な知識なのだ。もしもそれを地球のいずれかの言語に翻訳しようとしても、価値と意味のあらゆる探索は無残な失敗に終わり、向こう側に残ったままだろう。しかし、結局のところ、『信者』たちが期待しているのは、そういった科学より詩学の名に相応しい新発見の数々ではないのだ。なぜならば、彼らは自分でもそれとは知らずに、〈啓示〉を待ち望んでいるのだから。それは人間自身の意味を説明してくれるような啓示なのだ!

Posted byブクログ

2026/02/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み終われた!途中途中で「よくわかんないな……この作品でわたしが何かを感じることってできるのかな……」という一抹の不安を抱えながらの読書だったけれど、最後の1文がとても印象的でよかった。 「それでも、残酷な奇跡の時代が過ぎ去ったわけではないという信念を、わたしは揺るぎなく持ち続けていたのだ。」 ケルヴィンはまだソラリスの海という未知から背を向けないことを選択したんだなぁ。 相互不理解という概念?が大好きなんだけど、今後もソラリスの海と意思疎通(コンタクト)をとることはできないかもしれないし、そもそも人間(地球人類)の型におさめて同形式でコンタクトをとろうというその思考そのものが傲慢なのかもしれないけれど、意味のあるなし関わらず、未知への拒絶ではなく蟻の歩みであろうと理解する努力を続けること、それそのものが素敵だなぁ。 人間同士であっても忘れてはいけないことだ……。 ケルヴィンは今後もソラリス学に精を出すんだろうか。出すんだろうな。 ソラリスという未知とその地で起こる現象を説明してるシーンでだいたい「………?^^」になってたけど、【ソラリスの唯一の住人と住人のやることは地球人類にはとうてい理解できない】という説得力はすごく感じた。 ところどころにはじめて見るラテン語のことわざ?みたいなのもあって調べるのも面白かった! 「ignoramus et ignorabimus」が未知への果てしなき挑戦を行うこの作品で引用されているのも面白い。 ケルヴィンとハリーの交流が淡々とした語り口から作者にそこまでの意図はないというか、舞台装置でしかないのだとはわかりつつも苦しかった。 ハリーが最終的に自分は"ソラリスの海が端末として作り出したハリーのコピー"でしかないことを知ってしまうことも、クリスのために(?)自らを滅ぼす決断をしたことも、帰ってくることはなかったことも苦しい。 ケルヴィンがハリーからハリーによく似た誰かとして"ハリー"を見ようとしている(とわたしはみえた)のも理解しあおうとする交流が好きだった。ただ、ケルヴィンは"ハリー"やスナウトにも指摘された通り、わかっている事実からは目を逸らして自分自身ですら騙しているので、"ハリー"と完全な交流というか交信?には至らなかったな……と思った。 "ハリー"のほうがよっぽどもうどこにもいきようがない現実を認めていたんだな……。 数年後とかにまた読みたいなあ。

Posted byブクログ

2026/02/17

惑星ソラリスの海へ 探索 実験と称してX線を照射してから 客人として登場するようになった 得体の知れないもの その現象は 人間の潜在意識の中に深く沈む何者かを具現化  実体化したもので 知性を持つソラリスの海から 未知なる人間へ向けての コンタクトのようでした その具現化したもの...

惑星ソラリスの海へ 探索 実験と称してX線を照射してから 客人として登場するようになった 得体の知れないもの その現象は 人間の潜在意識の中に深く沈む何者かを具現化  実体化したもので 知性を持つソラリスの海から 未知なる人間へ向けての コンタクトのようでした その具現化したものに 恐怖 混乱 懐かしさ 愛情を感じてしまう人間の弱さが浮き彫りになっていました ソラリスの海の精緻でダイナミックな情景描写には ただただ圧倒され続けた 人間の叡智が全く及ばない未知なる存在の ソラリスの海 それに対峙した時の 人間の奢り 愚かさ 生物としての限界を はっきりと見せつけられた気がしました それでも 最後は太刀打ちできない存在に対して なおも立ち向かっていこうとする人間の 矜持を感じとることができました

Posted byブクログ

2026/02/09

二度目の読了だが、やはりよくわからない。自分の理解力のなさなどはしっかりと前面に出しつつ、巨大な知性を持った海、その惑星・ソラリスの事が全くわからないのだ。 本作はある種の「神」あるいは「純粋な知性」との接触、なのではないか。 単純な話、人を小さな生物として考えた時、ソラリスは巨...

二度目の読了だが、やはりよくわからない。自分の理解力のなさなどはしっかりと前面に出しつつ、巨大な知性を持った海、その惑星・ソラリスの事が全くわからないのだ。 本作はある種の「神」あるいは「純粋な知性」との接触、なのではないか。 単純な話、人を小さな生物として考えた時、ソラリスは巨人になる。巨人の前に目にようやくとまるほどの小さな生物が現れたとしたら? その結末が本書のようなものになったとしても文句は言えない。

Posted byブクログ