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人生をいじくり回してはいけない ちくま文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2015/02/01 |
| JAN | 9784480432490 |
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人生をいじくり回してはいけない
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商品レビュー
3.9
19件のお客様レビュー
水木先生の1日のルーティンが最高です。 バナナは大事。 あまり難しく考えないで好きなことをするのが良いのでしょう。 ラバウルの空気感が懐かしいです。
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◼️妖怪について 「妖怪や幽霊は見えるものでなく感じられるもの」 ・お化けが架空のものとは思っていない。昔の人が書いた妖怪の絵や絵巻、妖怪談義などを聞いても半分ぐらいはなぜこうなのか理解が出来た。小さい頃から日夜感じていたものが形になったに過ぎないと感じた。"あしまがり...
◼️妖怪について 「妖怪や幽霊は見えるものでなく感じられるもの」 ・お化けが架空のものとは思っていない。昔の人が書いた妖怪の絵や絵巻、妖怪談義などを聞いても半分ぐらいはなぜこうなのか理解が出来た。小さい頃から日夜感じていたものが形になったに過ぎないと感じた。"あしまがり"という綿のような妖怪は暗い夜道に足に絡みつく。暗い夜道を歩く時のなんとない恐怖で早足になり足がもつれそうになる。こういった得体の知れない事象や恐怖を感じた経験が妖怪として表現されていく。他の妖怪も何らかの恐怖体験の元がある。 ・妖怪の住処は闇夜。ロウソクや行灯しかなかった江戸時代は妖怪華やかなりし頃だったと思われる。パプアニューギニアもそうだった。電気がないから夜は真っ暗。夕闇が迫る時間に鳥や虫が一斉に鳴き出して夜の世界に入る。夜は闇に住む妖怪がロウソクのぼんやりとした灯りに照らされて人前に現れる。つまり光と闇の境界から多くの妖怪が生まれたのだろう。またロウソクや行灯の灯りはうっすらとしていて幻想的で想像力を掻き立てるし、人間を怯えさせやすい。電気の発達と共に妖怪は滅びたと思われる。電気で世の中が明るくなり過ぎた。昔は闇夜があったから未知のものがたくさんあった。行灯から蛍光灯になってから新しい妖怪は出てこなくなった。 ⇒養老先生もよく言われているが、現代人は人事の話ばかりで花鳥風月(つまり自然)に関心が向かなくなっているそう。また最近の怪談話を聞いても妖怪が出てくることはほとんどなく、大体が幽霊の話ばかりの印象。人間の世界だけでなく怪異の世界でも妖怪(自然)は追いやられて幽霊(人間)ばかりが目立つようになっているっぽい。 ◼️戦争について 「戦争体験」 ・オウムの群れを見てたら一団が全滅した話。自分だけ奇跡的に生き延びた。その後、現地の住民と仲良くなってこれまた奇跡的に生き延びれた。 ・"ラバウルの戦場でも命令は半分ぐらいに聞いておいて八分目の力で処理した。もっともまなじり決して戦ってるものは全体の一割もいたかどうか。" ⇒昔の戦争モノの話を見ると全員が団結して真面目に戦っていたような印象を受けるがこうやって個人の体験談を読むと案外程よく手を抜いていたことがわかる。実際はお国なんかよりも自分や自分の周りを大切にしている人の方が多かったのだろう。 ◼️幸福について 「99%のニンゲンは無能」 「成功より好きなことを追い求める」 ・成功するのは1%のニンゲン。優秀な人は放っておいても成功する。成功を欲しがるのは無能なヒト。憧れ過ぎて無駄な努力をしてもしょうがない。 ・誰に何を言われても好きでやりたいからどうしようもないという情熱がないと続けられない。成功は求めるがそれよりも描きたいという動機の方が強い。他人に下手だと言われようが向いてないとか言われようが好きで描き続けるもの。というより描き続けずにはいられない。その上で努力しても情熱があっても成功するとは限らない世界。成功しない可能性が明らかに高いことを考えると、本当にそれ自体が好きじゃないと続けられはしない。 ⇒結局、成功なんていうのは結果でしかない。道中を愉しめているかどうかが大事。道中の不幸を背負って無理に成功したとしても、道中で失ったものは埋まらないし、そもそも成功しないかもしれない。今を生きよう的な話にも近い。 「幸せなんて言葉はない方がいい」 ・戦時中パプアニューギニアのラバウルに派遣された。ラバウルではたびたび部隊を抜け出して現地の小さな部族と仲良くなった。彼らの暮らしは朝起きて主食のバナナを取りに行く、昼間は涼しい家の中で過ごす、客人が来れば心からもてなす、祭りの日にはみんなで歌い踊る、ただそれだけの生活。豪華な食事もないし、着飾る服もほとんどない。労働の義務や人生の目標などもないように見える。彼らに幸せという言葉はないが幸せの空気は充満している。親子の愛情や隣人への思いやりも生活に組み込まれている。幸せという言葉はなくともほのぼのとした幸福感はある。 ⇒別な仏教本にもあったが理想との比較は不幸しか生まない。他所と比較することのない小さな部族だからこそ、幸せという概念がなくても今を受け入れて幸せに暮らしていたのかも。
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戦争を体験した水木しげるさん 戦地で何度も死に際に会うが、その度に神様が水木さんを生かした奇跡的なエピソードに驚く 人生、色々あっていい 常識どおりの形にはまった人生ではなく、自分の人生を生きていきたいなと改めて思った 水木さんがいう、人生をいじくり回してはいけないという意味が...
戦争を体験した水木しげるさん 戦地で何度も死に際に会うが、その度に神様が水木さんを生かした奇跡的なエピソードに驚く 人生、色々あっていい 常識どおりの形にはまった人生ではなく、自分の人生を生きていきたいなと改めて思った 水木さんがいう、人生をいじくり回してはいけないという意味が体感としてわからない でも、実践して体当たりして感じて生きていきたい
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