1,800円以上の注文で送料無料

人生をいじくり回してはいけない の商品レビュー

3.9

19件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    11

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2025/12/08

水木先生の1日のルーティンが最高です。 バナナは大事。 あまり難しく考えないで好きなことをするのが良いのでしょう。 ラバウルの空気感が懐かしいです。

Posted byブクログ

2025/12/02

◼️妖怪について 「妖怪や幽霊は見えるものでなく感じられるもの」 ・お化けが架空のものとは思っていない。昔の人が書いた妖怪の絵や絵巻、妖怪談義などを聞いても半分ぐらいはなぜこうなのか理解が出来た。小さい頃から日夜感じていたものが形になったに過ぎないと感じた。"あしまがり...

◼️妖怪について 「妖怪や幽霊は見えるものでなく感じられるもの」 ・お化けが架空のものとは思っていない。昔の人が書いた妖怪の絵や絵巻、妖怪談義などを聞いても半分ぐらいはなぜこうなのか理解が出来た。小さい頃から日夜感じていたものが形になったに過ぎないと感じた。"あしまがり"という綿のような妖怪は暗い夜道に足に絡みつく。暗い夜道を歩く時のなんとない恐怖で早足になり足がもつれそうになる。こういった得体の知れない事象や恐怖を感じた経験が妖怪として表現されていく。他の妖怪も何らかの恐怖体験の元がある。 ・妖怪の住処は闇夜。ロウソクや行灯しかなかった江戸時代は妖怪華やかなりし頃だったと思われる。パプアニューギニアもそうだった。電気がないから夜は真っ暗。夕闇が迫る時間に鳥や虫が一斉に鳴き出して夜の世界に入る。夜は闇に住む妖怪がロウソクのぼんやりとした灯りに照らされて人前に現れる。つまり光と闇の境界から多くの妖怪が生まれたのだろう。またロウソクや行灯の灯りはうっすらとしていて幻想的で想像力を掻き立てるし、人間を怯えさせやすい。電気の発達と共に妖怪は滅びたと思われる。電気で世の中が明るくなり過ぎた。昔は闇夜があったから未知のものがたくさんあった。行灯から蛍光灯になってから新しい妖怪は出てこなくなった。 ⇒養老先生もよく言われているが、現代人は人事の話ばかりで花鳥風月(つまり自然)に関心が向かなくなっているそう。また最近の怪談話を聞いても妖怪が出てくることはほとんどなく、大体が幽霊の話ばかりの印象。人間の世界だけでなく怪異の世界でも妖怪(自然)は追いやられて幽霊(人間)ばかりが目立つようになっているっぽい。 ◼️戦争について 「戦争体験」 ・オウムの群れを見てたら一団が全滅した話。自分だけ奇跡的に生き延びた。その後、現地の住民と仲良くなってこれまた奇跡的に生き延びれた。 ・"ラバウルの戦場でも命令は半分ぐらいに聞いておいて八分目の力で処理した。もっともまなじり決して戦ってるものは全体の一割もいたかどうか。" ⇒昔の戦争モノの話を見ると全員が団結して真面目に戦っていたような印象を受けるがこうやって個人の体験談を読むと案外程よく手を抜いていたことがわかる。実際はお国なんかよりも自分や自分の周りを大切にしている人の方が多かったのだろう。 ◼️幸福について 「99%のニンゲンは無能」 「成功より好きなことを追い求める」 ・成功するのは1%のニンゲン。優秀な人は放っておいても成功する。成功を欲しがるのは無能なヒト。憧れ過ぎて無駄な努力をしてもしょうがない。 ・誰に何を言われても好きでやりたいからどうしようもないという情熱がないと続けられない。成功は求めるがそれよりも描きたいという動機の方が強い。他人に下手だと言われようが向いてないとか言われようが好きで描き続けるもの。というより描き続けずにはいられない。その上で努力しても情熱があっても成功するとは限らない世界。成功しない可能性が明らかに高いことを考えると、本当にそれ自体が好きじゃないと続けられはしない。 ⇒結局、成功なんていうのは結果でしかない。道中を愉しめているかどうかが大事。道中の不幸を背負って無理に成功したとしても、道中で失ったものは埋まらないし、そもそも成功しないかもしれない。今を生きよう的な話にも近い。 「幸せなんて言葉はない方がいい」 ・戦時中パプアニューギニアのラバウルに派遣された。ラバウルではたびたび部隊を抜け出して現地の小さな部族と仲良くなった。彼らの暮らしは朝起きて主食のバナナを取りに行く、昼間は涼しい家の中で過ごす、客人が来れば心からもてなす、祭りの日にはみんなで歌い踊る、ただそれだけの生活。豪華な食事もないし、着飾る服もほとんどない。労働の義務や人生の目標などもないように見える。彼らに幸せという言葉はないが幸せの空気は充満している。親子の愛情や隣人への思いやりも生活に組み込まれている。幸せという言葉はなくともほのぼのとした幸福感はある。 ⇒別な仏教本にもあったが理想との比較は不幸しか生まない。他所と比較することのない小さな部族だからこそ、幸せという概念がなくても今を受け入れて幸せに暮らしていたのかも。

Posted byブクログ

2025/02/03

戦争を体験した水木しげるさん 戦地で何度も死に際に会うが、その度に神様が水木さんを生かした奇跡的なエピソードに驚く 人生、色々あっていい 常識どおりの形にはまった人生ではなく、自分の人生を生きていきたいなと改めて思った 水木さんがいう、人生をいじくり回してはいけないという意味が...

戦争を体験した水木しげるさん 戦地で何度も死に際に会うが、その度に神様が水木さんを生かした奇跡的なエピソードに驚く 人生、色々あっていい 常識どおりの形にはまった人生ではなく、自分の人生を生きていきたいなと改めて思った 水木さんがいう、人生をいじくり回してはいけないという意味が体感としてわからない でも、実践して体当たりして感じて生きていきたい

Posted byブクログ

2025/01/15

まず、人生を「いじくり回す」という言葉が何だか面白い。 戦争を経験し、片腕を失い、激動の時代を生き抜いた人生の大先輩…さすがバイタリティーが違う。 子どもに「幸せに生きる術」を学校で教えたほうがいい(こんなニュアンス)という考えは、これも何だか好き。 もう少し肩の力抜いていいよ...

まず、人生を「いじくり回す」という言葉が何だか面白い。 戦争を経験し、片腕を失い、激動の時代を生き抜いた人生の大先輩…さすがバイタリティーが違う。 子どもに「幸せに生きる術」を学校で教えたほうがいい(こんなニュアンス)という考えは、これも何だか好き。 もう少し肩の力抜いていいよ、ってことなのかな?って思います。

Posted byブクログ

2025/01/07

成功を欲しがるのは、無能な ヒトなんですよ。優秀かヒトなら、放っておいても成功しますよ。 朝といっても昼だが目を覚ますとまず、小便をする(ボウコウに尿が溜まっているからである)。 それと前から探しているのですが小生とソックリの絵をかく新人をさがしています。時たま自信にあふれ...

成功を欲しがるのは、無能な ヒトなんですよ。優秀かヒトなら、放っておいても成功しますよ。 朝といっても昼だが目を覚ますとまず、小便をする(ボウコウに尿が溜まっているからである)。 それと前から探しているのですが小生とソックリの絵をかく新人をさがしています。時たま自信にあふれた顔をして、希望者が現れますが絵をみると、自殺したくなるようなモウレツに下手な絵なのです。そんなのはイケマセン、では又。

Posted byブクログ

2024/08/22

自分の努力以外にプラスアルファのなぞの力が作用しないとなさなかいきられるものではない 生き延びたというより生き延びさせられたという感じがしないでもない、生きたというよりいかされてきた まずは自分が好きなことはなにかを考えること、小さい頃に熱中したものを思い出す 何冊目の何にどんな...

自分の努力以外にプラスアルファのなぞの力が作用しないとなさなかいきられるものではない 生き延びたというより生き延びさせられたという感じがしないでもない、生きたというよりいかされてきた まずは自分が好きなことはなにかを考えること、小さい頃に熱中したものを思い出す 何冊目の何にどんな景色があったということを覚えておく 内地に帰ると付録のような人生 感づかれないある布石がうたれていた あれまこれま 金になるものしかかかない 眠るがごとく死ぬ 水木さんは運の強いかたですね 水木さんはいきる勘を心得ていた 世間がどういうことを要求しているかということに勘が働いた 足元を惚れ、そこに泉もわく ゲーテが憲法 身を捨ててこそ浮かぶ瀬もある突撃力 突撃しないとだめなんだ、生か死ですよ、やっぱり 時代のせいなんかじゃなくて突撃力、だから仕事は馬力をかけてやれとは言わないけれど言われなくてもできるはずです やっぱり 努力しないと みずきさんはかなり下ですよ 飯も食わずに 寝ないで努力しているような感じで 努力したからね 努力してもやっぱり 成功するのは 1割くらい まずは自分が好きなことは何かを考えること やりたくないことは無理にやることはない 自分にできないことは他人に任せておけばいい 好きなことに情熱を注いで 人生を生き切ること うまくいく時もあればうまくいかない時もある そんな時にアタハタ と 騒がない方がいい 起きてしまった不幸はもうどうしようもない ならば 自然の流れに委ねてしまった方がいい 所詮人間の力ではどうしようもないこともあるのです

Posted byブクログ

2024/05/10

グイグイ読ませる文。さくらももこもそうだけど漫画家のエッセイっておもしろい。 前回読んだ幸福論の方で水木しげるの経歴を予習してたおかげで読みやすかったけど、同じ話を行ったり来たりで話が重複する。 蝶になった少女の話はあまりにもロマンティックで夢みたいな話。 努力は裏切るのか...

グイグイ読ませる文。さくらももこもそうだけど漫画家のエッセイっておもしろい。 前回読んだ幸福論の方で水木しげるの経歴を予習してたおかげで読みやすかったけど、同じ話を行ったり来たりで話が重複する。 蝶になった少女の話はあまりにもロマンティックで夢みたいな話。 努力は裏切るのかもしれないけど、裏切られてもまあいいかと思えるようなことができていたら幸せだなあと思う。あとは食事と睡眠と。 過酷な戦争を生き抜けるだけの体の丈夫さとどこでも自分節を展開できるメンタリティを持っていることが、水木しげるの成功を作ってきたのだと、人並み以下の体力とメンヘラ気質の凡人は羨ましく思う。 ただそんな私でもなんとか生きていける時代と環境に感謝。 あまりに怠けながら生きてきたので、これから数年は少し頑張って生きてみて、また楽しく怠けるための糧にしたいな、と思う。

Posted byブクログ

2023/02/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

(「オモコロ」というWebメディアで紹介されてて気になって読みました) 水木しげるといえば漫画というイメージでしたがとても興味深いエッセイでした。 水木しげる作品の放つ、不思議な魅力やパワーの理由がなんとなくわかる気がしました。 「無能のヒト」ー「幸福なんて、一%のアタマのいいヒトだけのものです。」 「『幸せ』なんて言葉はないほうがいい」 など身に染みました。 水木しげるイズムを全ては無理ですが、可能なところから取り入れていきたいものです。

Posted byブクログ

2022/08/17

氏のような壮絶な戦争体験をしたら、自分は生きているのではなく生かされていると強く感じるのも当然であろう。また、生かされてる時間は自分の好きなことに使うというのも、死と隣り合わせの経験をしたことで引き立ったのだと思う。 妖怪についての考え方だけでなく、著者の死生観、生き方がとてもよ...

氏のような壮絶な戦争体験をしたら、自分は生きているのではなく生かされていると強く感じるのも当然であろう。また、生かされてる時間は自分の好きなことに使うというのも、死と隣り合わせの経験をしたことで引き立ったのだと思う。 妖怪についての考え方だけでなく、著者の死生観、生き方がとてもよくわかる本。

Posted byブクログ

2022/08/15

ラバウルで片腕を失ったにも拘らず、あれだけ妖怪を描きまくってた人が 「幸福の問題は複雑怪奇である」 と言う 幸せなんて求めるな、と 家族に囲まれて穏やかに死ぬという、結果的に超幸せだった人が言うんだから、どんな言説より多分真理だ

Posted byブクログ