- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 文庫
- 1225-01-02
紙の月 ハルキ文庫
定価 ¥649
220円 定価より429円(66%)おトク
獲得ポイント2P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品【送料無料】
店舗到着予定:4/5(日)~4/10(金)
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
4/5(日)~4/10(金)
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
| 発売年月日 | 2014/09/01 |
| JAN | 9784758438452 |

店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
4/5(日)~4/10(金)
- 書籍
- 文庫
紙の月
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
紙の月
¥220
在庫あり
商品レビュー
3.8
671件のお客様レビュー
銀行から一億円を横領した話し。主人公の梨花は顧客の孫である大学生の光太に恋をする。綺麗でいたい、特別な時間を過ごしたいと、願いを叶えるために、顧客のお金に手を付ける。最初は出来心だったが、沼のようにハマっていく。やめることが出来ない怖さやリアルを感じた。
Posted by 
言わずと知れた名作。 角田光代さんがどこにスポットを当ててこの物語を描かれるのか、見てみたかった。 やはり凄いと思った。 繊細な心理描写もさることながら、だけど。 これまで真面目に生きてきた梨花が、一線を超える場面が、はっきりとどこ、と言えない部分が。 「後で戻すから一旦借りる...
言わずと知れた名作。 角田光代さんがどこにスポットを当ててこの物語を描かれるのか、見てみたかった。 やはり凄いと思った。 繊細な心理描写もさることながら、だけど。 これまで真面目に生きてきた梨花が、一線を超える場面が、はっきりとどこ、と言えない部分が。 「後で戻すから一旦借りる」これ、自分も家庭内でした事が無かったっけ。 それから、夫婦の会話で感じる違和感、好きな人に満たされてると感じた時の「万能感」、またこの言葉やらのチョイスが凄いんですが、その漲るような力も、分かる気がする。 それに、光太にも梨花にも、誰かを陥れてやろうとか、明確な悪意はなくて。だからこそ、反省もせずエスカレートしていくんだけど…気持ちを理解できなくもない。 梨花の過去を知っている友人たちが思い描く梨花の姿が、それを肉付けしていく。梨花まではいかないまでも、お金に翻弄されて、確実に大切なものを失っていく人が多く描かれる。 読み終えてからも、色々と考えさせられる作品です。
Posted by 
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
お金と、心に満たされなさを持つ人の話だった。 主人公の梨花。ちょっとぼーっとしていて、何事も深く考えなくて、見たくないものは見ようとしない。そうして暮らしているうちに、日常の物足りなさや、退屈さを埋めるためにお金を使うようになる。始めは化粧品や、服。ちょっとお高めのデパートの惣菜。 少しずつ、少しずつエスカレートしていって、顧客のお金を拝借して、借金をして、その借金を補填するためにまた新たなお金を、かき集めて。そのうち贅沢が手放せなくなって、夢のような時間のために、現実で帳尻を合わせるよう奔走して。 自分の欲のために、自分の都合のいいように解釈して、見たくないものは見ないで、深く考えないで、ずーっと薄暗い悪意を抱えながら、言い訳してさらにお金を使っていく。 一瞬、すごくいい気持ちになるけど、続けているうちに金銭感覚が麻痺して、札束や金額の数字がただのかたまりになって、時間が分からなくなって、愛しているはずの恋人の話が全然耳に入っていなくて、生きている実感みたいなものが薄れていく。どこかぼんやり、地に足つかず宙ぶらりんのまま夢の中のように生きている。そしてその満たされなさを、また他人のお金で埋める。 光太くんが少しずつ、少ーしずつ心が移り変わっていくのを、光太視点で描かずに分からせるところがすごく上手だなと思った。 お金との距離感と、人との距離感。家族でも、恋人でも、親子でも、友達でも、銀行員と顧客でも。適切でないと一気にバランスが失われていく。 本当、少しずつ、少しずつ堕ちていくところや、心が変わっていくのが、じんわりと流れ込んでくるように伝わってきて、心地よく読み進められた。少しずつ、少しずつが、見事だった。 苦しいだろうな、とも思うけど、アホだな、とも思った。あと、もうとっくの昔から取り返しつかないのに、もうやめなよ、それ以上は…ヒリヒリしながら読んでいくのも楽しかった。 梨花と、生き方が違いすぎて感情移入はなし。なんで大事なことから目を逸らし続けられるの。感覚が鈍い感じがして、想像力がなくて。満たされなさを持つ人の、浅はかで弱いところが見えた。こうしてどんどん堕ちていく人、いるんだろうなって、それで大きな罪犯してしまうのかなって、想像できた。
Posted by 