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社会はなぜ左と右にわかれるのか 対立を超えるための道徳心理学
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 紀伊國屋書店出版部 |
| 発売年月日 | 2014/04/25 |
| JAN | 9784314011174 |
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社会はなぜ左と右にわかれるのか
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商品レビュー
4.2
34件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いや~面白かった。 日本においてリベラル/保守の対立はアメリカほど過激じゃないんだけど、「人はどのようにして思想を形成するのか」という点については政治だけに留まらない問題提起だと感じたね。 殆どの人は「正しい意見」を語っている。それぞれが「正しい意見」を語るのに、なぜこうも意見は食い違うのか? それは「正しさ」の基準と優先度に違いがあったというワケですね。リベラルは1~3を優先し、保守派はすべてを同じように扱う、と。 1.ケア/危害 2.自由/抑圧 3.公正/欺瞞 4.忠誠/背信 5.権威/転覆 6.神聖/堕落 特にこの6つのスイッチは(ゴキブリを見た時のように)衝動的に人に働きかけるため争いが起きやすい。『ファスト&スロー』で語られる「システム1」的な反応になってしまうのだな。 大事なのは、リベラル/保守派のどちらが正しい/優れているという話ではなく、何を正しいとし、何を重視するかは人によって異なるという点をキチンと理解する部分なのだな。 自分の考え/感性が唯一の優れたものではなく、多くの価値観の中の一つであると自制すること。ロドニー・キングが語るように「ここでしばらく生きていかなきゃならない」のであれば、互いの考えを尊重するのは無くしてはならない考えなのだろうね。
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息子へ) これもまた研修の課題図書。 お父さんの好みのタイトルから読んできたせいか、 課題図書のうち読み残っている本は、お父さんにとっては馴染みなく、かなりの難読書ばかりだ。 それでも、この本は、一応、読み切った。 タイトルにもあるように左派と右派についての解説が、 メイン...
息子へ) これもまた研修の課題図書。 お父さんの好みのタイトルから読んできたせいか、 課題図書のうち読み残っている本は、お父さんにとっては馴染みなく、かなりの難読書ばかりだ。 それでも、この本は、一応、読み切った。 タイトルにもあるように左派と右派についての解説が、 メインテーマのひとつだが、そもそも、左と右の概念がお父さんにはない。 あるときのフランス議会で、左側に座った党が、リベラル。右側に座った党が、保守。 このときの座った位置にちなんで、左と右とされている。 で、アメリカの2大政党が、 左ーリベラルー民主党ーオバマ 右ー保守ー共和党ートランプ と、関連付けられる。 ここまできて、既に、お父さんの頭は混乱。 じっくり考え抜いて、思い出して、やっと、これを関連づけられる。 さらに、左と右の思想。 左ーリベラルーケア・自由・公正 右ー保守ー忠誠・権威・神聖・愛国主義・ファシズム・保護貿易 などなど、紐づけられるようだ。 戦後の日本で育てられたお父さんには、その対立思想の枠組みが難しい。 左と右の区別はさておき、道徳心理学者の筆者からは、 興味深いことを教えてもらった。 各自の道徳に基づく思考は、まず、直観判断。その後、後付けで理屈を並べるということ。 「道徳は人を結びつけると同時に盲目にする」ということだ。そして、直観判断は、遺伝的・生得的なものに大きく形付けられるということ。 (*)学習による形付けられる道徳も否定されてはいない。 ちなみに、我々、人類は、 利己的な割合が、90% 利他的な割合が、10%。 人数の割合であると同時に、各自の中に存在する割合でもある。 これらを踏まえて筆者の結論は、 異なる道徳心をもつ人が存在することは当然であり、ここで異なる道徳心をもつ人を論破し、自己の主張を守ろうとするのではなく、異なる道徳についても誠実な関心を持つことが重要だ。と、本書を締めくくる。 この結論は、 研修で学んでいる、 対立軸となるAでもなくBでもない、そのジレンマを解決するCを目指す。という思考法に通じるものがあると感じた。 難しい本は難しい本なりに、全てを理解しようとできなくても、部分的にだけでも学ぶべきことを見つけ出す作業をすれば、読む価値はある。もう少し難読書にも挑戦しつづけよう。 お父さんの本の買い方) 大田区図書館 読め、もしくは、読むな)読みたければ読め 君が・・・歳のころに) 道徳とは?と疑問をもったときに。
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何故保守とリベラルは分断されて相互理解が難しいのか、道徳心理学と進化心理学の視点から読み解く書。学術書ではなく一般向けで読みやすい。 5年ほど前に一度読んだが、今読むとより実感が湧きやすい。 各々が重視する正義の基盤が違うという説明で、日本の政党の演説を見比べてみると参政党と立...
何故保守とリベラルは分断されて相互理解が難しいのか、道徳心理学と進化心理学の視点から読み解く書。学術書ではなく一般向けで読みやすい。 5年ほど前に一度読んだが、今読むとより実感が湧きやすい。 各々が重視する正義の基盤が違うという説明で、日本の政党の演説を見比べてみると参政党と立憲民主党がそれぞれ右派左派の説明通りになっていて面白い。
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