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刀伊入寇 藤原隆家の闘い 実業之日本社文庫
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刀伊入寇 藤原隆家の闘い 実業之日本社文庫

葉室麟(著者)

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刀伊入寇 藤原隆家の闘い 実業之日本社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 実業之日本社
発売年月日 2014/04/04
JAN 9784408551678

刀伊入寇 藤原隆家の闘い

¥220

商品レビュー

3.7

26件のお客様レビュー

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2023/10/29

叔父藤原道長との政争を経て太宰府に赴いた隆家。 そこに異民族刀伊が襲来する。 戦いは最後だけで、生い立ちから詳しく。 道長花山院、一条天皇から紫式部、清少納言等平安オールスター登場。 「神々もご覧あれ、われこの国の雅を守るために戦わん」

Posted by ブクログ

2023/08/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この雅な平安文学サロンの時代を舞台にして、戦の物語が書けるとはやはり葉室麟さんは素晴らしい作家ですね。 中宮定子から始まったともいえる煌びやかな王朝文化。彼女の弟であった伊周と隆家はそれに奢り、没落へ。 そして道長が政の頂点に立ったと思われたのだが、密かに日本は契丹国の民に狙われていた。 ひたすら己の地位を考えて動く道長と、安倍晴明にあなたが動かなくては国が亡ぶと言われ生きてきた隆家。 日本は島国で海外からの侵略は第二次世界大戦の時だけ。ですが、この前の白村江の戦いや元寇との戦いも経験しています。 侵略されなかったのは運がよかっただけ、そう考えると、狭い国の中の事だけを考えるのはなんて愚かなんだろうと思わせてくれる一冊でした。 特にグローバルな現代では自国民もそうですが、難民や移民ということも考えなくてはならない。だって子供生まれない国だから。 その辺りを政治家にこの本を読ませて、ちっぽけな権力よりも大きな国益を考えてほしいと思ったことは秘密です(笑)

Posted by ブクログ

2022/06/27

平安時代に海を渡って戦いを挑んで来た刀伊(とい)に、藤原隆家(道長の親戚)が太宰府で待ち受け、激しい闘いがあったなんて知らなかった〜。 実際にあった話を、小説だから隆家の性格とか戦い好きの貴族として面白く描いています。 終盤に起こる事件の刀伊入寇までが長くて、若い頃の隆家、伊周、...

平安時代に海を渡って戦いを挑んで来た刀伊(とい)に、藤原隆家(道長の親戚)が太宰府で待ち受け、激しい闘いがあったなんて知らなかった〜。 実際にあった話を、小説だから隆家の性格とか戦い好きの貴族として面白く描いています。 終盤に起こる事件の刀伊入寇までが長くて、若い頃の隆家、伊周、道長、花山院の因縁など説明的だけどわかりやすい。 平安時代の、清少納言、紫式部、安倍晴明などオールスターキャストがちょっと盛り上げてくれる。 船での戦いとかちょっと好き。

Posted by ブクログ

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