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人質の朗読会 中公文庫
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人質の朗読会 中公文庫

小川洋子(著者)

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人質の朗読会 中公文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2014/02/22
JAN 9784122059122

人質の朗読会

¥440

商品レビュー

3.9

221件のお客様レビュー

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2024/11/27
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第一夜 杖 インテリアコーディネーター。五十三歳。女性。勤続三十年の長期休暇を利用して参加。 第二夜 やまびこビスケット 調理師専門学校製菓コース教授。六十一歳。女性。研修旅行のオプショナルツアーで参加。 第三夜 B談話室 作家。四十二歳。男性。連載小説のため取材旅行中。 第四夜 冬眠中のヤマネ 医科大学眼科学教室講師。三十四歳。男性。国際学会出席の帰路。 第五夜 コンソメスープ名人 精密機械工場経営者。四十九歳。男性。国際見本市参加の帰路。 第六夜 槍投げの青年 貿易会社事務員。五十九歳。女性。姪の結婚式出席のため旅行中。 第七夜 死んだおばあさん 主婦。四十五歳。女性。夫の赴任先からの帰途。 第八夜 花束 ツアーガイド。二十八歳。男性。勤務中。 第九夜 ハキリアリ 政府軍兵士。二十二歳。男性。Y・H氏の通訳により放送。

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2024/11/22

全員死んでしまうと分かっている人達の過去の思い出の朗読。 それぞれの他愛のない日常やちょっと変わった出来事が朗読されていく。 ちょっとしたことの風景がとても細やかに描かれていて、頭の中でとてもイメージしやすい文章でした。日常がこんなにも素敵なのだなと感じさせられる表現でした。 ...

全員死んでしまうと分かっている人達の過去の思い出の朗読。 それぞれの他愛のない日常やちょっと変わった出来事が朗読されていく。 ちょっとしたことの風景がとても細やかに描かれていて、頭の中でとてもイメージしやすい文章でした。日常がこんなにも素敵なのだなと感じさせられる表現でした。 印象に残っているのは、「コンソメスープ名人」で、料理の手順や煮立ったスープの様子などすごく素敵で、いい匂いがしてきそうな文章でした。 個人的には、それぞれの朗読が淡々と終わってしまうのが寂しい感じで物足りなかったです。

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2024/11/16

数年前に一万円選書で選んでいただいた本 やっと読めた 地球の裏側のとある小さな村で人質になった8人の日本人 犯人の仕掛けたダイナマイトの爆発により死亡。。 既に亡くなった人質達が語ったそれぞれの過去。。 どのお話もよかった もしわたしが語るとしたらと考えても なにも出てこ...

数年前に一万円選書で選んでいただいた本 やっと読めた 地球の裏側のとある小さな村で人質になった8人の日本人 犯人の仕掛けたダイナマイトの爆発により死亡。。 既に亡くなった人質達が語ったそれぞれの過去。。 どのお話もよかった もしわたしが語るとしたらと考えても なにも出てこない笑

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