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人質の朗読会 中公文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2014/02/22 |
| JAN | 9784122059122 |
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人質の朗読会
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人質の朗読会
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商品レビュー
3.9
274件のお客様レビュー
誰しも一つはある、人に話すほどではないけど大事に抱えているストーリーを教えてもらったような本。 子供の頃、母に叱られて家出をする!と大騒ぎして、母にお弁当としてゆで卵とハムとセロリなどをマヨネーズで会えたらサラダを持たせてもらって(喧嘩したのに?)、家の前の公園で泣きながら食べた...
誰しも一つはある、人に話すほどではないけど大事に抱えているストーリーを教えてもらったような本。 子供の頃、母に叱られて家出をする!と大騒ぎして、母にお弁当としてゆで卵とハムとセロリなどをマヨネーズで会えたらサラダを持たせてもらって(喧嘩したのに?)、家の前の公園で泣きながら食べたのを思い出した。
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遠い異国の地にて反政府ゲリラにより人質となった人々が、捕らえられている間に退屈な時間を潰すため、それぞれの過去にあった印象的な話を語り合う。犯人の動きを探るために仕掛けていた盗聴器に、その録音テープが残されており、数年後ラジオにて放送されることとなった。 その八人の人質と、実際に...
遠い異国の地にて反政府ゲリラにより人質となった人々が、捕らえられている間に退屈な時間を潰すため、それぞれの過去にあった印象的な話を語り合う。犯人の動きを探るために仕掛けていた盗聴器に、その録音テープが残されており、数年後ラジオにて放送されることとなった。 その八人の人質と、実際に盗聴を行っていた特殊部隊の兵士による9編のお話。 異国の地で捕らえられ、いつ日本に帰れるか分からない環境の彼らが語るお話なので、さぞや悲しいものかと思いきや、日常にどこかしらでありそうなエピソードが語られる。 子どものころに怪我をしたおじさんに会った話、若いころに住んでいた大家さんとの交流、公民館の談話室の話、謎のぬいぐるみを売るおじいさんの話、コンソメスープを作る隣人の話、槍を持って電車に乗り込んだ青年の話、死んだおばあちゃんに似ていると言われる話、バイト最終日に花束をもらう話。いずれも絶妙なエピソードで、解説の佐藤さんが書かれていたように、自分だったらどんな話を披露するだろうと真剣に考えてしまった。 彼らがこの世にもういないと分かっていて、読み進めないといけないので、どのエピソードも日常に沿ったものであることがより切なくなるし、彼らの過去の日々に、より愛しさを感じる。とても良い作品。
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物語は心の中の安全なところにある。生きる断片である。人は物語に生かされる。だれしも物語がある。 静かで深く深く潜っていくような読了感。
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