1,800円以上の注文で送料無料

QED 伊勢の曙光 講談社文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-03-04

QED 伊勢の曙光 講談社文庫

高田崇史(著者)

追加する に追加する

QED 伊勢の曙光 講談社文庫

定価 ¥1,056

330 定価より726円(68%)おトク

獲得ポイント3P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2014/01/15
JAN 9784062777230

QED 伊勢の曙光

¥330

商品レビュー

4.1

17件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/09/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

諏訪の謎もわかりにくかったけど、この伊勢の謎も相当にわかりにくい。 あくまでも小説であるので、すべてを信じるわけにはいかないのだが、その線引きができる知識を私は持たない。 でも、そのうえで言っちゃうと、大きな驚きがこの作品にはあった。 『天照』と『天照大神』の違いなどは、なるほどなーと思ったし、伊勢神宮とほかの神社との違いの多さについても、実際何かあるんだろうなあと思った。 まず、伊勢神宮が今の地に置かれたのが、持統天皇(女性天皇であることが大事)の時代であったということ。 そして、天皇家の祖神である天照大神が祀られた伊勢神宮を初めて参拝した天皇は、明治天皇であったということ。 古典文学を読むと、古来より天皇は伊勢に行幸していたような気がしているんだけど、伊勢神宮には立ち寄っていないというのだ。 祖神だというのに? では、江戸時代の庶民のお楽しみだったお伊勢参りってどういうこと?っていうと、所詮江戸時代の天皇家は庶民に影響を及ぼすことがなくて、でもお題目としては「お伊勢様」というのは絶大で、美味しい食べ物があって、遊郭があって、高級な白粉と堕胎薬(どちらも原料は水銀)があって、男女ともに現実生活においてありがたい場所だったのだろう。 明治まで一度も天皇が訪れていないということは、明確な理由が天皇家には極秘裏に存在していたはず。 それを、あえて靖国神社創建の年に天皇を伊勢に行かせたというのは、政府の思惑・政府からの強要があったと思われる。 全く長州のやつらはさあ、孝明天皇を毒殺(噂)しただけでは飽き足らず、天皇家の禁忌を蔑ろにするにもほどがある。 だから、明治神宮の建てられ方も、神様を祀るというものではなく、怨霊を封じ込める形式のものなんだって。 元勲と言われた人たちに騙された、と怒ってらしたからね、明治天皇。 私が今回うなずいたセリフはそれとは全く関係はない。 「俺はその、何でもかんでも他人から『もらおう』って根性が気にくわねえな。パワーだとか、愛だとか、勇気だとかをよ。そんなのは、自分で作り出すもんだ」 全くそう。 古来より、「人事を尽くして天命を待つ」と言うではないの。 まず、人事を尽くせよって思うわ。

Posted by ブクログ

2022/11/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

失くしてしまったと思っていたが、引っ越しにより奇跡的に見つかった本。 桑原崇と棚旗奈々。 最後は、伊勢神宮、天照大御神の謎に挑む。 伊勢神宮にも、色々と謎があるんだな。 殺人事件も勃発するなか、崇と奈々の身にも魔の手が忍び寄る。 崇による、QED宣言がなされたときの開放感はたまらない。

Posted by ブクログ

2020/06/28

やっと、最後のQEDを読破しました 歴史考察は流石です 時々、強引なところもありますが(笑) 作中、いくつか謎を残しての完結となりましたが、新シリーズを期待させます 新シリーズを待っています!

Posted by ブクログ