1,800円以上の注文で送料無料

QED 伊勢の曙光 の商品レビュー

4

18件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    4

  3. 3つ

    5

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2026/01/23

小説なのか、謎解きなのか――その問いから読者を離さない。 物語は伊勢神宮と古文献を足場に進む。アマテラスを巡る謎は事件の装いを借りつつ、信仰の来歴へと視線を導く。 推理が深まるほど、確かな史実と後世の解釈が交錯し、私たちの「知っているつもり」は揺さぶられる。 結末で明かされるのは...

小説なのか、謎解きなのか――その問いから読者を離さない。 物語は伊勢神宮と古文献を足場に進む。アマテラスを巡る謎は事件の装いを借りつつ、信仰の来歴へと視線を導く。 推理が深まるほど、確かな史実と後世の解釈が交錯し、私たちの「知っているつもり」は揺さぶられる。 結末で明かされるのは犯人以上に問いの重さだ。物語として読むか、謎解きとして読むか。その選択自体が曙光の中で試されている。

Posted byブクログ

2025/09/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

諏訪の謎もわかりにくかったけど、この伊勢の謎も相当にわかりにくい。 あくまでも小説であるので、すべてを信じるわけにはいかないのだが、その線引きができる知識を私は持たない。 でも、そのうえで言っちゃうと、大きな驚きがこの作品にはあった。 『天照』と『天照大神』の違いなどは、なるほどなーと思ったし、伊勢神宮とほかの神社との違いの多さについても、実際何かあるんだろうなあと思った。 まず、伊勢神宮が今の地に置かれたのが、持統天皇(女性天皇であることが大事)の時代であったということ。 そして、天皇家の祖神である天照大神が祀られた伊勢神宮を初めて参拝した天皇は、明治天皇であったということ。 古典文学を読むと、古来より天皇は伊勢に行幸していたような気がしているんだけど、伊勢神宮には立ち寄っていないというのだ。 祖神だというのに? では、江戸時代の庶民のお楽しみだったお伊勢参りってどういうこと?っていうと、所詮江戸時代の天皇家は庶民に影響を及ぼすことがなくて、でもお題目としては「お伊勢様」というのは絶大で、美味しい食べ物があって、遊郭があって、高級な白粉と堕胎薬(どちらも原料は水銀)があって、男女ともに現実生活においてありがたい場所だったのだろう。 明治まで一度も天皇が訪れていないということは、明確な理由が天皇家には極秘裏に存在していたはず。 それを、あえて靖国神社創建の年に天皇を伊勢に行かせたというのは、政府の思惑・政府からの強要があったと思われる。 全く長州のやつらはさあ、孝明天皇を毒殺(噂)しただけでは飽き足らず、天皇家の禁忌を蔑ろにするにもほどがある。 だから、明治神宮の建てられ方も、神様を祀るというものではなく、怨霊を封じ込める形式のものなんだって。 元勲と言われた人たちに騙された、と怒ってらしたからね、明治天皇。 私が今回うなずいたセリフはそれとは全く関係はない。 「俺はその、何でもかんでも他人から『もらおう』って根性が気にくわねえな。パワーだとか、愛だとか、勇気だとかをよ。そんなのは、自分で作り出すもんだ」 全くそう。 古来より、「人事を尽くして天命を待つ」と言うではないの。 まず、人事を尽くせよって思うわ。

Posted byブクログ

2022/11/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

失くしてしまったと思っていたが、引っ越しにより奇跡的に見つかった本。 桑原崇と棚旗奈々。 最後は、伊勢神宮、天照大御神の謎に挑む。 伊勢神宮にも、色々と謎があるんだな。 殺人事件も勃発するなか、崇と奈々の身にも魔の手が忍び寄る。 崇による、QED宣言がなされたときの開放感はたまらない。

Posted byブクログ

2020/06/28

やっと、最後のQEDを読破しました 歴史考察は流石です 時々、強引なところもありますが(笑) 作中、いくつか謎を残しての完結となりましたが、新シリーズを期待させます 新シリーズを待っています!

Posted byブクログ

2019/04/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ最終巻に相応しい盛り上がりだった。 奈々がすごくヒロインしてる。 歴史蘊蓄以外はどうでもいい、が私のこのシリーズに対するスタンスだったのだが、いつの間にか主人公達に愛着が湧いていたようで、人間関係の動きにグッときた。 4人のゴールについては、前巻と今巻でかなりトリッキーに描写されていた。 しかし弥生先生まで活躍してるというのに、まったく出番のなかった沙織が不憫だ。 歴史の方だが、たまたま本書と同時進行で『伊勢神宮の謎を解く』(武澤秀一/ちくま新書)を読んでいるのだが、内容的にリンクしている部分が多い。もちろん、解釈が異なる部分もあるが。タタルの言ってることも強ち与太話(失礼)でもないのかもしれない。

Posted byブクログ

2015/10/19

三重県出身者としては思い入れのある場所なだけに、いつもよりも興味を持って読めたこと、外宮の重要度がかなり上がったこと、内宮が逆になんだかあの神聖さは気持ちだけのものなのか?とか色々思うところがありました。 途中でさらっと出ていた、猿田彦神社の話はどうなったんだろう。 いつも通...

三重県出身者としては思い入れのある場所なだけに、いつもよりも興味を持って読めたこと、外宮の重要度がかなり上がったこと、内宮が逆になんだかあの神聖さは気持ちだけのものなのか?とか色々思うところがありました。 途中でさらっと出ていた、猿田彦神社の話はどうなったんだろう。 いつも通りウンチクたくさんで、ついてくの大変だったけど、いつもよりは残った! 事件はまじ救いようがなかったなぁ。 何はともあれ、最後に2人がくっついたからそれだけで☆あげる!笑

Posted byブクログ

2015/09/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

天照大神は何者か。歴史を震撼させる騙りがそこにあった。日本の神様はもうほとんど怨霊じゃねぇかよ!  伊勢神宮に行くぞ!そう思いました。伊勢神宮から奈良県を経由して京都に行きたいですね。  歴史薀蓄としては面白かったけど、ミステリ小説としてはやはり…。なんというか、不器用。結局最後は吊り橋効果でゴールインかよ。きっと高田さんもタタルのように不器用で、ある事柄に偏執しているんだろうな。でもそれだから面白かったよ。  私も天照の存在には違和感を覚えていたんだよね。なんで神道って日本の祖先を祀っているのに、マイナーなんだろう。もっと騒がれないいんだろう。天皇陛下とか皇族の人が「天照大神が~」とか話題にすることもないし。なんだ、そういうことだったのかもな。と思いました。  歴史薀蓄の新たな気付きに驚く!しびれる!感動する!ようなことはもう無いくらいに慣れてしまったが、やっぱり面白かった。ニギハヤヒとか猿田彦がここに繋がってくるとはね。やはり紀伊半島はヤバい土地だわ。  もう慣れたけれど、見慣れない日本神話の神様の感じばっかの名前があって読むのつらい人も多いだろうなぁ。それもまた、歴史の秘密を隠すのに役立っているのかもしれないね。

Posted byブクログ

2014/12/03

相変わらず事件はもうそっちのけ。素晴らしい蘊蓄の連打はありがたいです。なるほど、天照は男かも、ですか。いつもいつも感心しては鎌倉なり伊勢なりにいくんですが、読んでるときは感心して、実際にいくと「考え過ぎだろ」と思えちゃいますね。なんでヘビが好きかね、古代人。

Posted byブクログ

2014/07/24

QEDシリーズ完結編。 正に完結編の名に恥じぬ素晴らしい作品でラストでした! おめでとう、二人ともおめでとう!…で、いいんですよね?!

Posted byブクログ

2014/04/30

212ページまで読んだ。最初の内は伊勢神宮のことが色々わかって興味深かったかが、いつの間にか読む気がしなくなった。一番の要因はるびがないと神様の名前がわからなくなり内容も何だか分からなくなってきたことだ。もう無理。

Posted byブクログ