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世界一賢い鳥、カラスの科学
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世界一賢い鳥、カラスの科学

ジョンマーズラフ, トニーエンジェル【著】, 東郷えりか【訳】

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世界一賢い鳥、カラスの科学

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2013/09/13
JAN 9784309252889

世界一賢い鳥、カラスの科学

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商品レビュー

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2020/08/25

カラスのいちばん凄いところはとりあえず試してみるところ 脳内伝達物質や受容体、シナプスの関わりを書いてあって説得力がある ドーパミン:精神集中、報酬を求める動機を増やす 予測通りならドーパミンレベルは現状維持 期待を超えるとドーパミン放出は増える 失敗するとドーパミンは減り...

カラスのいちばん凄いところはとりあえず試してみるところ 脳内伝達物質や受容体、シナプスの関わりを書いてあって説得力がある ドーパミン:精神集中、報酬を求める動機を増やす 予測通りならドーパミンレベルは現状維持 期待を超えるとドーパミン放出は増える 失敗するとドーパミンは減り、継続使用とする意欲も下がる 側坐核のドーパミンが不足している動物な余計な努力を惜しみ安直な方法で質の劣る報酬を得ている 遊びの時の高揚感はオピオイドが側坐核のシナプスに結合することで生じる セロトニン低レベル、ドパミン、エンドルフィン、ノルエピネフリンで高揚する。動機づけ、報酬を与え、遊びを生み出す 鳥の脳は人間の脳と同じように新皮質みたいなのと線条体とかある。 海馬や扁桃体も共通している。鳥の海馬は表層にある。カラスは体の大きさに対して脳がでかい。 前脳が大きく、視床との間にループがあるので意識的な思考や感情を持つことができると考えられる。これは鳥類と哺乳類のみ。 鳥の肺は人のように膨らむ肺でなくて、わりと固定化された肺の先にさらに袋がある。 吸気→後胸気嚢(肺のように膨らむ)→呼気→前方の肺→前胸気嚢→外へ 気管が二本に別れるところに鳴管がある。2つの気管支それぞれに唇のような働きをする筋肉がついてる 鳥類の聴覚は回復しやすい(有毛細胞が再生する) カラス 餌を得ようとする意欲高く、考える とりあえず試して見て自分の行動の結果から学ぶ ワタリガラスは貯食する

Posted by ブクログ

2018/10/28

【由来】 ・honzで。しかも東郷えりか訳というのにも興味をひかれた。 【期待したもの】 ・ 【要約】 ・ 【ノート】 ・

Posted by ブクログ

2018/10/28

"鳥も哺乳類と同じように脳みそを進化させて今日まで歩んできた。 中でもカラスはとても賢い鳥だということが、本書を読むとよくわかる。 以下抜粋 「カラス類は、自己認識、洞察、復讐、道具使用、頭の中でのタイムトラベル、欺き、仲間殺し、言語、遊び、計算された命知らずの行為、社...

"鳥も哺乳類と同じように脳みそを進化させて今日まで歩んできた。 中でもカラスはとても賢い鳥だということが、本書を読むとよくわかる。 以下抜粋 「カラス類は、自己認識、洞察、復讐、道具使用、頭の中でのタイムトラベル、欺き、仲間殺し、言語、遊び、計算された命知らずの行為、社会的学習、伝統といった、従来は人間だけに特有のものとされてきた特徴を備えている。人間とカラスは異なっているが、それも程度の問題だ。」 一番印象にの残ったものは、2006年2月にアメリカ、ワシントン大学での実験。 教授と学生が協力して、7羽のカラスを捕まえて、プラスチック製と金属製の足環をはめ、数分後に放している。その際に顔に特徴のあるお面をかぶって、カラスが顔を覚えているのかを確認している。中でもひときわ特徴のある「原始人のマスク(原文ママ)」をカラスは覚えたし、危険な存在と認識し、仲間のカラスにも伝えているというのだ。 この実験をする前・・・1羽のカラスも原始人のマスクの人間には無反応だった。 二日後・・・原始人のマスクで外に出ると、31羽のカラスと遭遇、うち3羽のカラスから威嚇を受ける。さらにそのうち1羽は足環をしていなかった。捕獲する行為を見ていたカラスかもしれない。 三年半後・・・2009年8月、大学内を原始人のマスクで歩くと38羽のカラスに遭遇し、13羽(2/3)のカラスが威嚇した。他の種類の鳥も威嚇してきた。 四年後・・・16羽のカラスに遭遇、威嚇してきたのは7羽。 五年後・・・2011年2月、大学内を例のマスクで歩くと37羽のカラスに遭遇、28羽が威嚇してきた。 この実験はとても興味深い。 本書での分析も軽く紹介しておくと、 威嚇するカラスは 1.実際につかまった経験のある個体(足環のあるカラス) 2.捕まえる現場を見ていた個体 3.ひなは親鳥から学ぶ 4.仲間から人間を学ぶ できれば、敵に回すのではなく、仲良く共存したいものである。"

Posted by ブクログ

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