1,800円以上の注文で送料無料

地図と領土
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

地図と領土

ミシェル・ウエルベック(著者), 野崎歓(訳者)

追加する に追加する

地図と領土

定価 ¥2,970

1,210 定価より1,760円(59%)おトク

獲得ポイント11P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

11/29(金)~12/4(水)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2013/11/27
JAN 9784480832061

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

11/29(金)~12/4(水)

地図と領土

¥1,210

商品レビュー

4.2

34件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/03/12

背景がわからないため十分消化しきれていないが、作品の中に現代フランス社会が描き出されていて興味深い。日本と同様国内需要だけではたちゆかず、ロシア人、中国人などのインバウンドに頼らざるをえない経済、パリ郊外伝統的地域住民の閉鎖性が、国家権力の手先としての警察に対する敵意など、様々な...

背景がわからないため十分消化しきれていないが、作品の中に現代フランス社会が描き出されていて興味深い。日本と同様国内需要だけではたちゆかず、ロシア人、中国人などのインバウンドに頼らざるをえない経済、パリ郊外伝統的地域住民の閉鎖性が、国家権力の手先としての警察に対する敵意など、様々な形で登場人物の生活に影響を与えている。

Posted by ブクログ

2023/04/12

新鮮。他の小説であればそれひとつで物語になっていそうな成功,情熱的な恋,別れ,親の死,殺人などがすべて通過点として淡々と描かれている。作者自身が登場して惨たらしい死に方をするのも…意味深。自分を殺してみたかったのか?意外性を狙ったのか?ジェドの最後の作品とされているビデオ、文字で...

新鮮。他の小説であればそれひとつで物語になっていそうな成功,情熱的な恋,別れ,親の死,殺人などがすべて通過点として淡々と描かれている。作者自身が登場して惨たらしい死に方をするのも…意味深。自分を殺してみたかったのか?意外性を狙ったのか?ジェドの最後の作品とされているビデオ、文字で見るだけでもとてもとても興味深い。「世界」って結局そうなのかもしれない、人生ってこういうものなのかもしれない。アートにもっと触れて、その作品の背景というのを考えてみたくもなったし著者の作品ももっと読みたくなった。

Posted by ブクログ

2022/05/15

なかなか端的に評しづらいのは、本書の中の圧倒的な場面転換(Ⅲ部の冒頭)が小説全体の構成の中でうまく消化されていないように感じたからなのだが、本作が作者自身を含む作家やアーティスト、建築家等が抱えるどうしようもない孤独にかつてないほど肉薄しているのは間違いなさそうだ。 ただ、農業へ...

なかなか端的に評しづらいのは、本書の中の圧倒的な場面転換(Ⅲ部の冒頭)が小説全体の構成の中でうまく消化されていないように感じたからなのだが、本作が作者自身を含む作家やアーティスト、建築家等が抱えるどうしようもない孤独にかつてないほど肉薄しているのは間違いなさそうだ。 ただ、農業への回帰や植物の勝利がイメージされる最終盤はどうも唐突としか受け取れなかった。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品