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ふるさと銀河線 軌道春秋 双葉文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 双葉社 |
| 発売年月日 | 2013/11/15 |
| JAN | 9784575516302 |

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ふるさと銀河線
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商品レビュー
3.9
205件のお客様レビュー
髙田郁読み尽くしキャンペーン中なので、これも読んだけど時代が現代で物足りぬ…そしてちょっと辛い… 辛いついでに聞いとくなまし。 ただの愚痴だからすっ飛ばしておくんなまし。 只今図書館におりまして。 正傳13巻が図書館に配送されるのを待ちつつこの本を読んでた訳ですよ。 私がよく行...
髙田郁読み尽くしキャンペーン中なので、これも読んだけど時代が現代で物足りぬ…そしてちょっと辛い… 辛いついでに聞いとくなまし。 ただの愚痴だからすっ飛ばしておくんなまし。 只今図書館におりまして。 正傳13巻が図書館に配送されるのを待ちつつこの本を読んでた訳ですよ。 私がよく行く図書館は一般書も児童書も中庭挟んでワンフロアになってまして。 すると突然爺さんの怒声が児童書コーナーの方から。 ビックリして見てみると、小さい子連れてるお母さんがその爺さんに怒鳴られてる。 私ビックリして、図書館職員さんに助けを求めたの。 でもいつまで経ってもおさまらない怒声。 嫌になって私、そのお母さん助けてきた! お子さんと一緒に図書館出るまで付き添った! お母さん泣いちゃうし。 話聞いたら引っ越してきて初めてこの図書館に来たんだそうな。 なんて運の悪い… あんな人初めて見たからめげずにまた来てねと別れたけど…また来てくれるといいな。 嫌な思い出の場所にならないといいな。 私めちゃくちゃ気が弱くてですね。 正直今もまだ心臓ドキドキしてるし足も震えてる。 でも児童書コーナーで大声出して怒ってる爺さんの方が場違いで迷惑。 私頑張ったんだよぉ(;ω;) 本も読み終えちゃったし、もう一回貸し出しカウンター行って帰ろ。 なんかもう今日は色々疲れちゃった。
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「ふるさと」は、いい。昔の自分が残っている。 高田郁さん、カオルさんと読むんですね。友人と同じ名前なのでイクさんと読んでいた。 「みをつくし料理帳1」の「八朔の月」だけを読んだ。 シリーズのたった一冊だけ読んだだけなのにとても面白かったので、そのあとも気になるのは柔らかく引き込...
「ふるさと」は、いい。昔の自分が残っている。 高田郁さん、カオルさんと読むんですね。友人と同じ名前なのでイクさんと読んでいた。 「みをつくし料理帳1」の「八朔の月」だけを読んだ。 シリーズのたった一冊だけ読んだだけなのにとても面白かったので、そのあとも気になるのは柔らかく引き込まれるようなストーリーのせいかななどと思っていた。 この本を買って帰って読み始めたらとうとう夜中過ぎまでかかってしまった。 読み終わっても感動してしまって、もう一度拾い読みまでした。 田舎があるので故郷という言葉に弱い。その上この短編集の表題になっている北の故郷は、風景も美しく、兄弟愛も主人公の郷土愛の深さも胸にせまってきた、どの作品も短いけれど、日ごろ溜まった様々なものが流れ落ちるようだった。 お弁当ふたつ 退職した夫とそれを察した妻が、いつものようにお弁当を持って出かけていく夫を、そっと追いかけて駅のベンチで一緒に食べる話。 車窓家族 信号停止する電車から見えるアパートに、夜中でも電気が消えない部屋がある。そこに住んでいる老夫婦の生活が電車の窓からよく見える。乗客の中に二人をいつも気にかけている人たちがいた。人のふれあいが暖かい。 ムシヤシナイ 長く絶縁している息子のところから孫がふらっと来た。おじいさんは駅のホームで立ち食いそばの店をしている。外から半身を見せているが入ってこない孫には、何か鬱屈したものがあるらしい。そのうち少し手伝ってくれたりするようになる。家に連れて帰って少し暮らしているうちに、孫はなにか吹っ切れたような優しい顔をして帰っていった。 ふるさと銀河線 めったに通らない電車だったが、育った風景の中にいつもあった、過疎化していく故郷を出て行く決心がつかなかった。兄が背中を押してくれるまでは。秀作。 返信 15年前になくなった筆不精の息子が旅先から出した一枚の手紙がある。老夫婦は息子の跡を訪ねる旅をする。旅の宿で、夫婦ははじめて返信を書いた。 雨を聴く午後 線路脇の古いアパート。前に住んでいた部屋が気になって電車の中から見ていると、ベランダに一足の真っ白く洗ったソックスがいつも干してある、住んでいるのはどんな人なのだろう。彼は前に作っていた合鍵で入ってみる。留守の部屋に入ると少しだけ気配が残っている。「ダイジョウブ」と話すインコもいる。ある日テーブルに書きかけの手紙があった。 あなたへの伝言 ここも線路脇の古いアパート。住んでいる女は別居中の夫に手紙を書いている。断酒もして仕事も続けていると。その日履いたソックスを、白く白く洗い上げて夫の通勤電車から見える所に干す。元気です、ダイジョウブ。 晩夏光 アルツハイマーの予感がしてノートをつけ始めた。正常な自分と壊れていく自分に向き合わなくてはならない。 幸福が遠すぎたら 同級生三人が嵐山で再会する。大学を卒業して16年経った、それぞれの人生がしみしみと感動を呼ぶ。 積読山を見ながら、こういう本をもっと読みたいと思いながら、この山を崩すのはそうもいかないなと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
日常の一コマを鮮やかにすくい取り、人間の弱さや優しさを浮き上がらせた連作短編小説ですが、安定の熟練技。 本書は、筆者がまだ川富士立夏というペンネームで漫画原作(シナリオ)を書いていた頃の漫画「軌道春秋」が元ネタで、読者からの小説化熱望を受けて書かれたもの。2013年の初版から2020年時点には20刷という人気ぶり。 それぞれが独立した連作ですが、別の作品の登場人物がたまに別作品で顔を出すところは醍醐味でもあり見逃せません。 個人的には、「雨を聴く午後」に心を奪われました。 【一棟の古いアパートは、昭和半ばの建築で、木造モルタル2階建て、風呂なし、トイレ共同】は、その名を共栄荘という。 田舎から上京し、東京の大学に通うため中野坂上駅(または東中野駅)から歩いて15分のところに砂場荘という小説と同じ仕様の共同アパート(また一階には硬貨を入れる呼び出しピンク電話が一つなので、2階の住人宛には電話を取った人がわざわざ階段を上がって知らせに行く、さらに共同玄関には部屋別の鍵の掛からない靴箱という時代感)を借りて新生活を始めた私の個人的体験と重なるため、懐かしさと甘酸っぱさを感じながら読み進められた1作でした。
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