なぎさ

山本文緒【著】

• 販売会社／発売会社: KADOKAWA
• 発売年月日: 2013/10/19
• JAN: 9784041105788

商品レビュー

2025/11/10

登場人物の心情が丁寧に書いてあって好きです。家族も他人も巻き込みながらじゃないと生きていけないよなぁ。気付かされる言葉がたくさんあった。なにかに迷ったとき、悩んだときに読み直したい一冊。

2025/11/01

冬乃、川崎くん、最後の方でモリ目線で描かれていました。冬乃・菫姉妹の両親って一体どんな人?と読み進めました。具体的に描かれずにふわっと流していくのかー?と思っていたが、冬乃が佐々井くんと長野のご両親に会いに行って納得。毒親か、キツイな。この両親に育てられて人の痛みがわかる人に成長できるなんて本人達の努力だね。人との出会いも大切にしてる。冬乃が佐々井くんとケンカして仕事をしながら色々考えをめぐらしている場面が日常生活でもあるよ〜と共感しました。

2025/10/14

生きていれば否が応でも変化は起きる、それに対してそんなに過敏にならなくてもいいんだよと優しく教えてくれる本でした。
周りの変化の中で、自分の感情、受けとり方を変えればもっともっと生きやすくなる。それは悪いことではない。