フードツーリズム論 食を活かした観光まちづくり

安田亘宏【著】

• 販売会社／発売会社: 古今書院
• 発売年月日: 2013/07/03
• JAN: 9784772271189

商品レビュー

2025/03/01

地域グルメが地域の起爆剤になりうると感じた。どんな地域にでもその地域の住民が愛してきた食事があるはずで、そこに独自性をどうやって見いだすかの問題なのだろう。でも、新興都市だと無理かな。
効果が出るとしたら、小規模な同業者がクラスターになっている状態だが、それってそこに行き着くまでが難しい。ビジネスチャンスがまずはないとクラスターなどできないし、ニワトリ卵で進まないので、自治体なりが先陣をきってなにかを仕掛けるしかない。
で、かつ住民に浸透してるものじゃないとダメで、住民が供給者であるとともにターゲットでもあるというのは目から鱗。

2016/01/05

目次：はじめに、序章、[第1部 フードツーリズム論]、第1章 フードツーリズムの研究と定義、第2章 フードツーリズムの歴史的展開、第3章 フードツーリズムの現状、第4章 フードツーリズムの類型、[第2部 フードツーリズムと観光まちづくり]、第5章 観光まちづくりとマーケティング、第6章 高級グルメツーリズム、第7章 庶民グルメツーリズム、…他、参考文献、おわりに、索引