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ぼくのともだち 白水Uブックス184
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 白水社 |
| 発売年月日 | 2013/07/03 |
| JAN | 9784560071847 |
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ぼくのともだち
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商品レビュー
3.9
17件のお客様レビュー
図書館 タイトルと表紙の絵で借りた。手こずるかと思ったら驚きの速さで読み終わった。 ヴィクトール・バトン。異性として考えると、怖い。大勢のクラスメイトにするのと同様に「おはよう」とあいさつをしただけで私が彼を好きだと解釈したっぽい高校時代の男子生徒と、しょげていたから慰めの言葉を...
図書館 タイトルと表紙の絵で借りた。手こずるかと思ったら驚きの速さで読み終わった。 ヴィクトール・バトン。異性として考えると、怖い。大勢のクラスメイトにするのと同様に「おはよう」とあいさつをしただけで私が彼を好きだと解釈したっぽい高校時代の男子生徒と、しょげていたから慰めの言葉をかけただけで「モーションをかけてきた」としつこくしてきた男とか、何十年たっても嫌悪と恐怖を感じる男を思い出す。これが同性だったら、重すぎ。友だちがいなくて平気な自分だからそう感じるだけだろうか?「こんな男には注意!という例」としか読めなかった。
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- ネタバレ
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希望がない(結局ともだちをつくることはできない)話で終わってしまうが、主人公の滑稽な行動によるものなのか、読んだ後は暗い気持ちにはならなかった。独りよがりな想像力と行動が、独りから脱却できないのだが、孤独を感じている人には共感できる部分もある。
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「ぼく」は戦争で傷を負い、職もなく、年金で暮らしている。家族も彼女も、友達も、いない。孤独が僕を押し潰すというぼくは、毎日本当の友達を探してアクティブに街を散歩する。 けれど、彼は何とも残念な人で、自意識過剰でプライドも高く、女好き…。すぐ通りがかりの女の人を好きになったり、逆...
「ぼく」は戦争で傷を負い、職もなく、年金で暮らしている。家族も彼女も、友達も、いない。孤独が僕を押し潰すというぼくは、毎日本当の友達を探してアクティブに街を散歩する。 けれど、彼は何とも残念な人で、自意識過剰でプライドも高く、女好き…。すぐ通りがかりの女の人を好きになったり、逆にこの女の人はぼくのことを好きなんだ…なんて妄想し始める。 ストーカーまがいのことも軽くやってのける。 人の気を引くために、川沿いで今にも自殺しそうな演技までして、逆に他の人の自殺のお供をさせられそうになったり… 個人的にはかなり気持ち悪い人だと思った。だけど、多くの人の感想を読んでみると、彼のことを憎めない、とか、この本今までで一番好き、とか書いてある。うーん、私がシビア過ぎるんだろうか?? 何だかやることなす事、直ぐ変な方に行ってしまう「ぼく」。面白い人だなぁって笑っていいのかな?これってちょっと病的なんじゃ?なんて複雑な気持ちになったりもしてきて… ただ、こんな状態でも引きこもらず、失敗しても、あー僕は孤独だ、友達が欲しいと果敢に毎日外に出ていく主人公の逞しさは、かなりすごいと思う。 妙に気にかかる一冊でした。
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